【ラ・リーガ第2節プレビュー】開幕連勝懸けたベティスとアトレティコの強豪対決! バルサは仮暮らしの本拠地初陣
2023.08.18 18:30 Fri
先週末に開幕を迎えた今シーズンのラ・リーガ。開幕節では王者バルセロナが昨シーズン同様にゴールレスドローでのスタートとなった中、レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーはいずれも白星発進。また、レアル・ソシエダは1-1のドロー発進となった。
第2節の注目カードは、共に白星スタートを飾ったベティスとアトレティコによる強豪対決だ。
ベティスはビジャレアルのホームに乗り込んだ開幕節を2-1で勝利。強豪対決に相応しい一進一退の攻防が続いた中、新10番アジョセ・ペレスのゴールで前半半ばに先制に成功。その後はセットプレーで同点に追いつかれたが、後半アディショナルタイムに途中出場のFWウィリアン・ジョゼのゴールで勝ち越し、劇的な開幕戦勝利となった。MFイスコやMFロカなど新戦力もまずまずのパフォーマンスを見せており、良い滑り出しとなった。
対するアトレティコは昨季セグンダ王者グラナダとのホーム開幕戦を3-1で勝利した。主将MFコケの負傷交代という嫌な形でのスタートとなったが、前半終了間際にFWモラタのゴールで先制。その後、後半にミス絡みから同点に追いつかれたが、後半半ばにFWデパイがエリア外からゴール右上隅の完璧なコースにミドルシュートを突き刺すスーペルゴラッソで勝ち越し。その後、試合終了間際にMFマルコス・ジョレンテのゴールでダメを押し、苦しみながらもホーム開幕戦を白星で飾った。プレシーズンからの良い流れを継続しており、自身を持って敵地へ乗り込めるはずだ。
王者のバルセロナは、仮暮らしの本拠地エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスの初陣でカディス相手に今季初白星を狙う。開幕節のヘタフェ戦ではラフプレーを辞さない対戦相手のハードなプレーに手を焼き、前半に暴力行為を働いたFWハフィーニャが退場するアクシデントに見舞われた。その後、後半に相手も退場者を出して数的同数を取り戻したが、最後までゴールをこじ開けることはできず。
レアル・マドリーは開幕節のアスレティック・ビルバオ戦に続くアウェイゲームでアルメリアと対戦する。難所サン・マメスに乗り込んだ開幕戦では前半半ばに新11番ロドリゴのゴールで先制に成功すると、直後にMFベリンガムがデビュー戦ゴールを記録。後半は百戦錬磨のベテランをピッチに送り込み、巧みなゲームコントロールで試合をクローズ。敵地で2-0の快勝スタートを飾った。ただ、同試合では開幕直前に負傷した守護神クルトワに続き、ディフェンスリーダーのDFミリトンが左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負って長期離脱が決定。クルトワの穴埋め補強としてチェルシーの正GKケパを緊急補強したが、今後に向けて守備面に大きな不安を抱える形に。
アルメリア戦ではデビューが見込まれるケパを中心とする守備陣のパフォーマンスに注目が集まると共に、開幕戦ではやや存在感を欠いた新7番ヴィニシウスの爆発に期待したい。
MF久保建英を擁するレアル・ソシエダは、ラファエル・ベニテス率いる新生セルタを相手に今季初白星を目指す。ジローナとの開幕戦ではエースの久保が2シーズン連続開幕戦ゴールを記録するも、ジローナにワンチャンスから同点ゴールを奪われ、ホームで1-1のドロースタートとなった。[4-3-3]の右ウイングでの起用となった久保はゴールを含め攻撃を牽引する好パフォーマンスを見せたが、チームは引退したMFダビド・シルバに加え、MFメリーノ不在の中盤の構成力や、ビジャレアルに旅立ったFWセルロート不在による前線の物足りなさも見受けられ、セルタ戦ではその部分の修正・改善が求められる。
一方、新体制初勝利を目指すセルタではナポリ行きが有力視されるMFガブリ・ベイガやエースFWアスパスのパフォーマンスがカギを握る。
その他ではいずれも黒星スタートとなったグラナダ、ラス・パルマス、アラベスの昇格組3クラブ、今夏共に積極補強を敢行したマジョルカとビジャレアルの一戦に注目したい。
《ラ・リーガ第2節》
▽8/18(金)
《26:30》
マジョルカ vs ビジャレアル
《29:00》
バレンシア vs ラス・パルマス
▽8/19(土)
《24:00》
レアル・ソシエダ vs セルタ
《26:30》
アルメリア vs レアル・マドリー
《28:30》
オサスナ vsアスレティック・ビルバオ
▽8/20(日)
《26:00》
ジローナ vs ヘタフェ
《26:30》
バルセロナ vs カディス
《28:30》
ベティス vs アトレティコ・マドリー
▽8/21(月)
《26:00》
アラベス vs セビージャ
《28:30》
グラナダ vs ラージョ
第2節の注目カードは、共に白星スタートを飾ったベティスとアトレティコによる強豪対決だ。
ベティスはビジャレアルのホームに乗り込んだ開幕節を2-1で勝利。強豪対決に相応しい一進一退の攻防が続いた中、新10番アジョセ・ペレスのゴールで前半半ばに先制に成功。その後はセットプレーで同点に追いつかれたが、後半アディショナルタイムに途中出場のFWウィリアン・ジョゼのゴールで勝ち越し、劇的な開幕戦勝利となった。MFイスコやMFロカなど新戦力もまずまずのパフォーマンスを見せており、良い滑り出しとなった。
王者のバルセロナは、仮暮らしの本拠地エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスの初陣でカディス相手に今季初白星を狙う。開幕節のヘタフェ戦ではラフプレーを辞さない対戦相手のハードなプレーに手を焼き、前半に暴力行為を働いたFWハフィーニャが退場するアクシデントに見舞われた。その後、後半に相手も退場者を出して数的同数を取り戻したが、最後までゴールをこじ開けることはできず。
ヘタフェのラフプレーを許容したレフェリングの問題もあったが、パスの出し手やゲームメーカーを外してアタッカータイプを続けて投入したチャビ監督の微妙な采配もあって勝ち切れないという課題も出た開幕戦となった。開幕白星発進のカディスとの一戦ではヘタフェ戦を含め、昨季から課題に挙がる引いて自陣にブロックを敷く相手の攻略が勝利にカギを握る。
レアル・マドリーは開幕節のアスレティック・ビルバオ戦に続くアウェイゲームでアルメリアと対戦する。難所サン・マメスに乗り込んだ開幕戦では前半半ばに新11番ロドリゴのゴールで先制に成功すると、直後にMFベリンガムがデビュー戦ゴールを記録。後半は百戦錬磨のベテランをピッチに送り込み、巧みなゲームコントロールで試合をクローズ。敵地で2-0の快勝スタートを飾った。ただ、同試合では開幕直前に負傷した守護神クルトワに続き、ディフェンスリーダーのDFミリトンが左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負って長期離脱が決定。クルトワの穴埋め補強としてチェルシーの正GKケパを緊急補強したが、今後に向けて守備面に大きな不安を抱える形に。
アルメリア戦ではデビューが見込まれるケパを中心とする守備陣のパフォーマンスに注目が集まると共に、開幕戦ではやや存在感を欠いた新7番ヴィニシウスの爆発に期待したい。
MF久保建英を擁するレアル・ソシエダは、ラファエル・ベニテス率いる新生セルタを相手に今季初白星を目指す。ジローナとの開幕戦ではエースの久保が2シーズン連続開幕戦ゴールを記録するも、ジローナにワンチャンスから同点ゴールを奪われ、ホームで1-1のドロースタートとなった。[4-3-3]の右ウイングでの起用となった久保はゴールを含め攻撃を牽引する好パフォーマンスを見せたが、チームは引退したMFダビド・シルバに加え、MFメリーノ不在の中盤の構成力や、ビジャレアルに旅立ったFWセルロート不在による前線の物足りなさも見受けられ、セルタ戦ではその部分の修正・改善が求められる。
一方、新体制初勝利を目指すセルタではナポリ行きが有力視されるMFガブリ・ベイガやエースFWアスパスのパフォーマンスがカギを握る。
その他ではいずれも黒星スタートとなったグラナダ、ラス・パルマス、アラベスの昇格組3クラブ、今夏共に積極補強を敢行したマジョルカとビジャレアルの一戦に注目したい。
《ラ・リーガ第2節》
▽8/18(金)
《26:30》
マジョルカ vs ビジャレアル
《29:00》
バレンシア vs ラス・パルマス
▽8/19(土)
《24:00》
レアル・ソシエダ vs セルタ
《26:30》
アルメリア vs レアル・マドリー
《28:30》
オサスナ vsアスレティック・ビルバオ
▽8/20(日)
《26:00》
ジローナ vs ヘタフェ
《26:30》
バルセロナ vs カディス
《28:30》
ベティス vs アトレティコ・マドリー
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