女子も大学から欧州の名門へ、女子CL出場のスウェーデンの名門・ローゼンゴードに東洋大学FW門脇真依が加入! 2年契約で背番号「16」に決定

2023.08.04 21:22 Fri
Getty Images
スウェーデンのローゼンゴードは4日、東洋大学女子サッカー部のFW門脇真依(22)の加入を発表した。契約期間は2025年夏までの2年間。背番号は「16」に決定した。

兵庫県出身の門脇は、地元の八千代少年サッカークラブに所属。その後、JFAアカデミー福島に入団。東洋大学へと進学した。
2017年にはU-16日本女子代表に選出されたこともあり、スピードとスプリント能力に長け、158cmとFWとしては小柄ながらそのテクニックで翻弄するスタイルが特徴だ。

東洋大学ではすぐにレギュラーを掴むと、2022年度の第31回全日本大学女子サッカー選手権大会では山梨学院大学を相手に1-0で勝利し、創部10年目で大学の初優勝に貢献。門脇は4試合に出場し3得点を記録していた。
また、今年3月の「DENSO CUP SOCCER」では、全日本大学女子選抜として全韓國大学女子選抜と対戦し4-1で勝利。90分を終えて1-1のタイスコアだったが、門脇は60分から出場すると延長前半に2ゴールを奪い、勝利に貢献していた。

門脇は大学卒業を待たずに渡欧することに。クラブのスポーツ・ディレクター(SD)を務め、かつてはローゼンゴードやスウェーデン女子代表として活躍し、スウェーデン女子代表として214試合に出場しているテレーズ・シェグラン氏も称賛の言葉を送っている。

「マイはエキサイティングな選手で、私たちにとてもフィットする資質を備えています。彼女はテクニカルで、スマートで、自信に満ちていて、私たちのチームにいるFWとは異なるプレースタイルを持っています」

大きな期待を寄せられている門脇はクラブを通じて「ローゼンゴードでプレーできることを楽しみにしています。クラブの成功に貢献できるようにベストを尽くします」とコメントしている。

ローゼンゴードはスウェーデンの名門クラブ。マルメを本拠地とし、かつてはマルメFFダム、LdB FCマルメの名前で活動していた。

スウェーデン女子1部のダームアルスヴェンスカンに所属しており、これまで12回の優勝。2021年、2022年と現在連覇中。かつては、ブラジル女子代表のレジェンドであるFWマルタも所属したことがある。

2023-24シーズンの女子チャンピオンズリーグには予選2回戦から出場することに。勝ち上がれば、本大会に出場することとなる。

なお、男子も明治大学のU-22日本代表FW佐藤恵允が今夏ブレーメンに加入することが決定。男女の大学生がいきなりヨーロッパでチャレンジすることとなった。

1 2

門脇真依の関連記事

スウェーデンのBKヘッケンFFは19日、なでしこジャパンのDF北川ひかる(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2026年末まで。背番号は「8」となり、クラブ史上初の日本人選手として迎えられる。 初の海外移籍となる北川はクラブを通じてコメントしている。 「ダームアルスヴェンスカンで常に 2024.08.19 18:15 Mon
FCローゼンゴードのなでしこジャパンMF谷川萌々子が止まらない。 ローゼンゴードは21日、ダーム・アルスヴェンスカン(スウェーデン女子1部)第2節で、クリスティアンスタッドとのアウェイ戦に臨み、3-1で勝利を収めた。 谷川は[3-4-2-1]のボランチで、門脇真依はワントップでそれぞれ先発フル出場し、谷川が 2024.04.22 20:10 Mon
ローゼンゴードのなでしこジャパンMF谷川萌々子とFW門脇真依が、開幕戦の勝利に貢献した。 13日から14日にかけて開幕節が行われたダーム・アルスヴェンスカン(スウェーデン女子1部)。ローゼンゴードはホームにヴィットショーを迎え、5-0と大勝した。 谷川は中盤でフル出場し、門脇は最前線で先発して65分までプレ 2024.04.15 16:10 Mon
ピッチが雪に覆われ、試合開催が危ぶまれているようだ。 女子スウェーデンカップの準決勝、ピーテオIF vs FCローゼンゴードは日本時間23:00、現地時間の15:00キックオフを予定している。 だが、試合会場のLFアリーナはあいにくの天気で、ピッチには朝の段階で相当の積雪が。ピーテオはクラブのインスタグラム 2024.03.30 21:15 Sat
ローゼンゴードのなでしこジャパンMF谷川萌々子とFW門脇真依の2人が、ともに大勝に貢献した。 23日に行われた女子スウェーデンカップ、グループ2のグループステージ最終節でIFKヨーテボリと対戦したローゼンゴードは、13-0と大差を付けての勝利を収めた。 グループステージを突破できるのはグループ首位のみ。第2 2024.03.24 21:15 Sun

記事をさがす

門脇真依の人気記事ランキング

1

日本人選手は苦しいグループ分けに、熊谷紗希&南萌華のローマは熊谷の古巣バイエルンやPSGと同居…門脇真依のローゼンゴードは女王バルセロナと同組に【UWCL】

欧州サッカー連盟(UEFA)は20日、UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)の組み合わせ抽選会を行った。 18日に予選第2ラウンドが終了。ストレートインの4チームに、予選を通過した12チームが加わり、16チームで本大会が行われる。 男子のチャンピンズリーグとは異なり、予選ラウンドが非常に厳しい戦いになることで、選手や監督から不満の声も。第2ラウンドではマンチェスター・ユナイテッドとパリ・サンジェルマン(PSG)が対戦するなどしていた。 日本人選手所属クラブでは、なでしこジャパンDF熊谷紗希とDF南萌華が所属するローマ、日本人FW門脇真依が所属するローゼンゴード(スウェーデン)が予選を勝ち上がり本大会に出場した。 ドローの結果、門脇の所属するローゼンゴードは昨年の女王であるバルセロナとグループAで同居。ベンフィカや4どの優勝を誇るフランクフルトと強豪チームと同居することとなった。 また、熊谷と南のローマはグループCに入り、バイエルン、PSG、アヤックスとこちらも厳しいグループに入ることとなった。熊谷にとっては古巣・バイエルンとの対戦が決定した。 また、グループBはリヨン、スラビア・プラハ、ザンクト・ペルテン、SKブランに決定。初代女子バロンドーラーのノルウェー代表FWアーダ・ヘーゲルベルグ(リヨン)と姉のMFアンドリーネ・ヘーゲルベルグ(ブラン)の姉妹対決にも注目が集まる。 また、グループDはチェルシー、レアル・マドリー、ヘッケン、パリFCとなり、チェルシー、マドリーの強豪と、予選でアーセナルとヴォルフスブルクという実力者を下したパリFCの対決にも注目が集まる。 グループステージは11月14日から2024年1月31日まで開催される。 ◆グループA バルセロナ(スペイン) ローゼンゴード(スウェーデン)/門脇真依 ベンフィカ(ポルトガル) フランクフルト(ドイツ) ◆グループB リヨン(フランス) スラビア・プラハ(チェコ) ザンクト・ペルテン(オーストリア) SKブラン(ノルウェー) ◆グループC バイエルン(ドイツ) パリ・サンジェルマン(フランス) ローマ(イタリア)/熊谷紗希、南萌華 アヤックス(オランダ) ◆グループD チェルシー(イングランド) レアル・マドリー(スペイン) ヘッケン(スウェーデン) パリFC(フランス) <span class="paragraph-title">【動画】予選で激突したPSGvsユナイテッド ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="qJrQKFyMGnw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.20 23:50 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly