チェルシー、アブラモビッチ前体制下でのFFP違反で和解金1000万ユーロ支払いで合意

2023.07.29 13:35 Sat
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チェルシーが、アブラモビッチ前体制下でのファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反に対する和解金として1000万ユーロ(約15億5000万円)を支払うことに応じた。
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チェルシーは、昨年5月にトッド・ベーリー氏と『クリアレイク・キャピタル』によるクラブ買収前に発生した「過去の取引に関する」不完全な財務報告を巡り、欧州サッカー連盟(UEFA)に1000万ユーロの和解金支払いで合意に達した。チェルシーはデューデリジェンスプロセス中に前ロマン・アブラモビッチ体制下での幾つかの財務上の問題を発見し、2022年5月にクラブの買収が完了した後、この問題をUEFAに報告。和解金額に関しては、UEFAクラブ財務管理団体による分析を経て合意された。
この違反は2012年から2019年の間に発生し、クラブ財務管理機関第一院は、クラブが不完全な財務情報を提出した結果、UEFAクラブライセンスとFFP規定に違反したと結論づけた。

そして、チェルシーは今回の和解金支払い合意を受け、以下の声明を発表している。
「チェルシーFCのオーナーグループは、2022年5月30日にクラブの買収を完了しました。買収完了前の徹底的なデューデリジェンスプロセス中に、オーナーグループは、クラブの以前の所有権時代の過去の取引に関する財務報告が不完全である可能性があることに気づきました。チェルシーは買収完了直後にこれらの件をUEFAに自己報告しました」

「チェルシーはUEFAによるこれらの問題の調査に全面的に協力し支援しており、UEFAクラブ財務管理委員会による分析を経て、クラブはUEFAと和解合意を締結しました。その和解に基づき、クラブは金銭的拠出金を支払うことになっています。定額支払いとしてUEFAに1000万ユーロを支払うことになります」

「規制当局への完全な遵守と透明性というクラブオーナーグループの中核原則に従い、UEFAへの積極的な情報開示と報告された問題を完全に解決する和解によってこの訴訟が終結したことに感謝しています」

「この件について検討していただいたUEFAへの感謝の気持ちを記録に残したいと思います。チェルシーはUEFAとの関係を非常に大切にしており、今後数年間でその関係を築いていくことを楽しみにしています」

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サマンサ・カーの人種差別発言巡る法廷闘争が長引く様相…検察側の書類提出が遅れ未だに裁判始まらず

オーストラリア女子代表FWサマンサ・カーの法廷闘争が長引きそうだ。豪『news.com.au』が伝えている。 現在の女子サッカー界を象徴する1人、“サム・カー”。世界的ストライカーにしてイングランド最強チェルシーの絶対的エースであり、昨年はケガを抱えながらも臨んだ自国開催の女子ワールドカップ(W杯)で抜群の存在感を放った。 そんなサム・カー、1月にヒザ前十字じん帯(ACL)損傷の重傷を負い、2月のパリ五輪アジア最終予選を欠場。オーストラリア女子代表は格下ウズベキスタンとの対戦だったことにも助けられ、精神的支柱を欠いても難なく本大会行きを決めた。 しかしその一方、サム・カー自身は昨年1月にロンドンで警察官に対する人種差別発言があったとして起訴されたことが今年3月に明るみに。本人と弁護団は発言の一部を認めつつ、人種差別的な意図を含んだ部分を否定する。 つまり裁判は汚名を晴らすための法廷闘争、ということに。ただ、起訴を叩きつけたイギリス・クラウン検察庁(CPS)の必要書類提出が遅れており、現状裁判が始められず。 豪『シドニー・モーニング・ヘラルド』によると、CPSはサム・カーによる人種差別発言があったとする街中の監視カメラ映像など「重要証拠」を最終的に収集できなかったとされ、被害を訴えた警察官の陳述書も未だ手元にないという。 主張をまとめたCPSの必要書類は、遅くとも4月23日までに裁判所へ提出する必要があり、これはサム・カーにとって汚名を晴らすための法廷闘争が長引くことを表すもの。 オーストラリア国内でも大きな関心ごととなっている本件。無罪を勝ち取ることが国民から望まれているのは至極当然だが、それはさておき、このままサム・カーが代表キャプテンにとどまることには、同国スポーツ界を中心に否定的な見解が目立つ。 国技クリケットの元代表選手であるミッチェル・ジョンソン氏は「カーは多くの少年少女たちから尊敬されているキャプテン。そんな彼女がキャプテンであり続けることは、それ自体がひどいメッセージ。子供たちに、自分の行動には責任を持たなければならないことを示す機会だ」とする。 これに対し、オーストラリア女子代表GKでウェストハム所属のマッケンジー・アーノルドは「彼女から腕章を剥奪? そんな議論は一切ないし、今後も起こるとは到底思えない」と反論。同世代で共にロンドンで活躍する主将を守っている。 サム・カー側が本件で一部の発言を認めているだけに、そのパーソナリティに対する疑問符も湧き上がっている格好だ。 2024.04.13 20:05 Sat
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チェルシーで停滞する21歳カサデイ…1月獲得を念頭にユベントスが交渉中か

ユベントスがU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(21)を巡り、チェルシーとの非公式交渉をしているという。 トリノ本社の『トゥット・スポルト』によると、ユーベはイタリア代表MFニコロ・ファジョーリ(23)を来年1月の移籍市場で手放す場合に備え、チェルシーのカサデイを獲得候補に。 インテル産のカサデイは22年夏にチェルシーへ移籍も、加入1年目の後半戦および2年目の昨季1年間、通算1年半にわたってレンタル放出。チェルシー復帰の今季はプレミアリーグ出場がなく、出番はECLかEFLカップに限られる。 現在、ユベントス、モンツァ、ビジャレアル、レアル・ベティス、セビージャがカサデイの1月獲得を検討しているとのこと。 ユベントスはセンターバック、センターフォワードが1月の「優先事項」。カサデイの優先順位は低いが、チェルシー側の要求額が高くないと踏んでいるそうで、クラブ間の関係性を保つ上でも、やり取りをしているようだ。 2024.11.22 18:40 Fri

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