インテルがルカクに愛想を尽かす…チェルシーとの交渉中止、撤退を決断
2023.07.16 12:20 Sun
インテルがベルギー代表FWロメル・ルカク(30)の獲得を諦めたようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』など複数メディアが伝えた。
ルカクは2019年8月にマンチェスター・ユナイテッドからインテルへと完全移籍。エースとして2シーズンプレーし、セリエAでのスクデットを獲得。しかし、その活躍もあって古巣のチェルシーが2021年8月に完全移籍で獲得していた。
ただ、チェルシー復帰後はインテル時代の輝きを全く出せず、2022年7月にレンタル移籍で加入。2022-23シーズンはセリエA25試合で10ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)8試合で3ゴールを記録。コッパ・イタリアでは4試合で1ゴールを記録し、優勝に貢献していた。
インテルはルカクをチームに留めるため、チェルシーに対して完全移籍での獲得を打診。一方で、ルカクはユベントスからのオファーに関心を示しており、移籍に傾いていると報じられた。
国内のライバルチームに関心を寄せるルカクに対し、インテルは憤りを感じたとのこと。交渉の場をルカク本人が拒否したともされており、インテルはチェルシーと行っていた獲得交渉に関して撤退することを決定したようだ。
ユベントスはセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチを売却したく、パリ・サンジェルマン(PSG)が関心を寄せている状況。7000万ユーロ(約109億2000万円)とも言われる移籍金を利用し、ルカクをチェルシーから獲得したい意向がある。インテルの弱体化という点を考えても、ユベントスにとっては大きな補強となりそうだ。
なお、ルカクは一旦はチェルシーのトレーニングに参加。アメリカツアーにも移籍が決まらなければ帯同する予定とのことだ。
ルカクは2019年8月にマンチェスター・ユナイテッドからインテルへと完全移籍。エースとして2シーズンプレーし、セリエAでのスクデットを獲得。しかし、その活躍もあって古巣のチェルシーが2021年8月に完全移籍で獲得していた。
ただ、チェルシー復帰後はインテル時代の輝きを全く出せず、2022年7月にレンタル移籍で加入。2022-23シーズンはセリエA25試合で10ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)8試合で3ゴールを記録。コッパ・イタリアでは4試合で1ゴールを記録し、優勝に貢献していた。
国内のライバルチームに関心を寄せるルカクに対し、インテルは憤りを感じたとのこと。交渉の場をルカク本人が拒否したともされており、インテルはチェルシーと行っていた獲得交渉に関して撤退することを決定したようだ。
今夏各クラブはストライカー確保に動いており、ルカクはその移籍のカギを握っているとも言われている。
ユベントスはセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチを売却したく、パリ・サンジェルマン(PSG)が関心を寄せている状況。7000万ユーロ(約109億2000万円)とも言われる移籍金を利用し、ルカクをチェルシーから獲得したい意向がある。インテルの弱体化という点を考えても、ユベントスにとっては大きな補強となりそうだ。
なお、ルカクは一旦はチェルシーのトレーニングに参加。アメリカツアーにも移籍が決まらなければ帯同する予定とのことだ。
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