スパーズがフリー獲得狙うソロモンと口頭合意! 来月に慈善試合予定される中でシャフタールと遺恨も…
2023.07.03 07:00 Mon
トッテナムが、シャフタールのイスラエル代表FWマノー・ソロモン(23)の獲得に向けて個人間合意を取り付けたようだ。
ソロモンは2019年に母国マッカビ・ペタティクバからシャフタールに完全移籍で加入。以降は前線の主力として活躍してきたが、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響によって2022-23シーズンはフルアムに1年間のレンタル加入。公式戦24試合5ゴールの活躍を見せていた。
シャフタールと2024年まで契約を残すソロモンは、今夏ウクライナのクラブに復帰することが既定路線だが、同選手はイングランド残留を希望。
そして、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、予てより移籍の可能性が報じられたトッテナムは選手サイドと口頭合意。今週にもメディカルチェックを実施する準備も進めているという。
なお、国際サッカー連盟(FIFA)は、前述の軍事侵攻後に「選手の地位と移籍に関する規則」を改訂。この規制変更により、ロシアかウクライナのどちらかの国で雇用されている外国籍選手が同地域を離れることを希望した場合、一方的に契約を停止することが可能に。
シャフタールを筆頭にウクライナとロシアのクラブは前述のFIFAの決定を不服として控訴を行ったものの、スポーツ仲裁裁判所(CAS)はFIFAの決定を支持。現在はスイス連邦裁判所への上訴、欧州委員会にも控訴している。
また、シャフタールでCEO(最高経営責任者)を務めるセルゲイ・パルキン氏は先月の『ESPN』のインタビューで、仮にトッテナムがソロモンをフリートランスファーで獲得に動いた場合、法的措置を講じると牽制していた。
トッテナムとシャフタールは8月6日にトッテナム・ホットスパースタジアムでウクライナの人道危機を支援するためのチャリティーマッチ開催を発表しており、ソロモンの去就は同試合に向けた懸念材料となりそうだ。
ソロモンは2019年に母国マッカビ・ペタティクバからシャフタールに完全移籍で加入。以降は前線の主力として活躍してきたが、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響によって2022-23シーズンはフルアムに1年間のレンタル加入。公式戦24試合5ゴールの活躍を見せていた。
シャフタールと2024年まで契約を残すソロモンは、今夏ウクライナのクラブに復帰することが既定路線だが、同選手はイングランド残留を希望。
なお、国際サッカー連盟(FIFA)は、前述の軍事侵攻後に「選手の地位と移籍に関する規則」を改訂。この規制変更により、ロシアかウクライナのどちらかの国で雇用されている外国籍選手が同地域を離れることを希望した場合、一方的に契約を停止することが可能に。
FIFAは先日にこの特例措置を2024年夏まで延長することを発表しており、ソロモンが移籍を希望した場合、獲得を狙うクラブは実質フリートランスファーでの獲得が可能となる。
シャフタールを筆頭にウクライナとロシアのクラブは前述のFIFAの決定を不服として控訴を行ったものの、スポーツ仲裁裁判所(CAS)はFIFAの決定を支持。現在はスイス連邦裁判所への上訴、欧州委員会にも控訴している。
また、シャフタールでCEO(最高経営責任者)を務めるセルゲイ・パルキン氏は先月の『ESPN』のインタビューで、仮にトッテナムがソロモンをフリートランスファーで獲得に動いた場合、法的措置を講じると牽制していた。
トッテナムとシャフタールは8月6日にトッテナム・ホットスパースタジアムでウクライナの人道危機を支援するためのチャリティーマッチ開催を発表しており、ソロモンの去就は同試合に向けた懸念材料となりそうだ。
マノー・ソロモンの関連記事
シャフタールの関連記事
|
マノー・ソロモンの人気記事ランキング
1
「言葉で表すことはできない」リーズを優勝に導いたソロモンが優勝を喜ぶ…レンタルの身ながら「とにかくリーズを愛している」
リーズ・ユナイテッドを優勝に導いたイスラエル代表MFマノー・ソロモンが喜びを語った。 3日、リーズはチャンピオンシップ(イングランド2部)最終節で降格圏のプリマス・アーガイルと対戦した。 2位のバーンリーと勝ち点97で並んで迎えた最終節。勝てば優勝、引き分け以下ならば優勝を奪われてしまう可能性もある中で、試合はプリマスに先制を許してしまう。 しかし、後半にウィルフレッド・ニョントが同点ゴールを記録。しかし、プリマスの堅い守備の前になかなか2点目が奪えない。 一方のバーンリーはミルウォールを相手にしっかりとリードを奪っており、リーズは逆転しなければ優勝がなくなる状況に。すると後半アディショナルタイム、ソロモンが自ら仕掛けてシュート。これが決まり、1-2で勝利して勝ち点を100とし、見事に優勝を果たした。 ソロモンは試合後にイギリス『BBC Radio』で喜びを語り、今は祝福したいと語った。 「今の気持ちを言葉で表すことはできない。決勝点を決めて、優勝を勝ち取れたなんて、夢が叶ったようなものだ。シーズンを通して、このトロフィーを獲得し、首位でシーズンを終えるに相応しいチームであることを示してきた。本当に嬉しい」 「バーンリーで何が起こっているのか、そしてゴールを決めなければならないことは、全員がわかっていた。今日の出来事を受け止めるには数日かかるだろうけど、今はただ祝いたい」 「パートナー、そしてクラブのスタッフと一緒に祝いたい。僕たちはこの優勝に値する。今シーズンに集中してきた。2、3日後に話し合い、状況を確認する。僕は将来のことは分からないけど、とにかくリーズを愛しているんだ」 ソロモンはトッテナムからのレンタル移籍で加入。チャンピオンシップでは39試合に出場し10ゴール12アシストを記録していた。 <span class="paragraph-title">【動画】リーズの奇跡、ソロモンが後半ATに劇的逆転ゴールで優勝決定</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="H-RjhPYWPXI";var video_start = 272;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.04 14:15 Sunシャフタールの人気記事ランキング
1
ビッグクラブから熱視線受けるシャフタールの新たな至宝/ヘオルヒー・スダコフ(ウクライナ代表)【ユーロ2024】
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ウクライナ代表</span> 出場回数:4大会連続4回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループC・3位 監督:セルゲイ・レブロフ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFヘオルヒー・スダコフ(シャフタール・ドネツク) 2002年2月3日(22歳) 今大会でのブレイク候補最有力のシャフタールの新たな至宝。前回大会のベスト8を超える、さらなる躍進が期待されるウクライナ。ラ・リーガ得点王に輝いたドフビク、ツィガンコフのジローナコンビに、エースのムドリク、ジンチェンコ、守護神ルニンにディフェンスリーダーのザバルニーと注目選手に事欠かないが、近い将来のビッグクラブ行きが見込まれる若き司令塔により注目が集まるところだ。 メタリスト・ハルキウ、シャフタール・ドネツクの下部組織でプレーし、シャフタールでプロキャリアをスタートしたスダコフは両利きのプレーメーカー。18歳でファーストチームデビューを飾ると、ここまで公式戦100試合以上に出場し、20ゴール18アシストの数字を残す。 インサイドハーフやセントラルMFを主戦場に、ボールをピックアップしながら細かいタッチを駆使したドリブル、正確なパスで攻撃のテンポを司り、アタッキングサードでは創造性溢れるプレーでチャンスを創出し、自らゴールを陥れることもできる8番、10番の仕事を得意とする。 今夏の移籍市場では親友ムドリクの在籍するチェルシーを始めプレミアリーグ、セリエAの複数クラブから関心を集めている中、今大会の活躍によってステップアップを果たせるか。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月17日(月) 《22:00》 【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表 ▽6月21日(金) 《22:00》 【E】スロバキア代表 vs ウクライナ代表 ▽6月26日(水) 《25:00》 【E】ウクライナ代表 vs ベルギー代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ヘオリー・ブスチャン(ディナモ・キーウ) 12.アナトリー・トルビン(ベンフィカ/ポルトガル) 23.アンドリー・ルニン(レアル・マドリー/スペイン) DF 2.エフィム・コノプリア(シャフタール・ドネツク) 3.オレクサンドル・スヴァトク(ドニプロ-1) 4.マクシム・タロフイエロフ(LASKリンツ/オーストリア) 13.イルヤ・ザバルニー(ボーンマス/イングランド) 16.ヴィタリー・ミコレンコ(エバートン/イングランド) 21.ヴァレリ・ボンダル(シャフタール・ドネツク) 22.ミコラ・マトヴィエンコ(シャフタール・ドネツク) 24.オレクサンドル・ティムチク(ディナモ・キーウ) 26.ボグダン・ミハイリチェンコ(ポリッシャ・ジトーミル) MF 5.セルギー・シドルチュク(ウェステルロー/ベルギー) 6.タラス・ステパネンコ(シャフタール・ドネツク) 7.アンドリー・ヤルモレンコ(ディナモ・キーウ) 8.ルスラン・マリノフスキー(ジェノア/イタリア) 10.ミハイロ・ムドリク(チェルシー/イングランド) 14.ヘオルヒー・スダコフ(シャフタール・ドネツク) 15.ヴィクトール・ツィガンコフ(ジローナ/スペイン) 17.オレクサンドル・ジンチェンコ(アーセナル/イングランド) 18.ヴォロディミル・ブラジコ(ディナモ・キーウ) 19.ミコラ・シャパレンコ(ディナモ・キーウ) 20.オレクサンドル・ズブコフ(シャフタール・ドネツク) FW 9.ロマン・ヤレムチュク(バレンシア/スペイン) 11.アルテム・ドフビク(ジローナ/スペイン) 25.ヴラディスラフ・ヴァナト(ディナモ・キーウ) 2024.06.17 18:30 Mon2
シャフタール、19歳の逸材MFアリソンをアトレチコ・ミネイロから獲得
シャフタール・ドネツクは10日、ブラジルのアトレチコ・ミネイロからU-20ブラジル代表MFアリソン・サンタナ(19)を完全移籍で獲得した。契約期間は2030年6月30日までとなる。 アトレチコ・ミネイロの下部組織で育ったアリソンは、2022年8月に15歳でプロ契約を結ぶと、翌年7月にトップチームデビュー。これまでトップチームでは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル全国選手権)24試合、コパ・リベルタドーレス6試合、コパ・ド・ブラジル4試合、カンピオナート・ミネイロ8試合の公式戦42試合に出場し3ゴールを記録。 緩急をつけたドリブルと高いボール奪取能力が魅力のウィンガーは、今年1月に行われたU-20南米選手権でU-20ブラジル代表に初招集されると、8試合に出場し1ゴールを記録。ブラジルの大会連覇と、U-20ワールドカップ(W杯)の出場権の獲得に貢献した。 2025.03.11 09:00 Tue3
シャフタール、ブラジル選手団が国外避難! 家族とともにルーマニアへ
シャフタール・ドネツクのブラジル人選手たちとその家族が戦地となるウクライナから脱出した。 クラブは28日、その旨を発表。前日までキエフに滞在したブラジル人選手たちとその家族は28日、ライバルクラブであるディナモ・キエフの外国籍選手とともに、ウクライナから南西に位置する隣国ルーマニアに渡ったという。 今回の国外避難は欧州サッカー連盟(UEFA)の会長を務めるアレクサンデル・チェフェリン会長をはじめ、ウクライナサッカー協会とモルドバサッカー連盟の会長による働きかけで実現。シャフタールは感謝の意を表している。 シャフタールでは今冬にアヤックスから加入したFWダビド・ネレスら多数のブラジル国籍選手が在籍。指揮を執るのもイタリア人のロベルト・デ・ゼルビ監督で、同監督も自身のSNSでコーチ陣とともに帰国の旨を報告している。 なお、ウクライナ・プレミアリーグは今季の真っ只中だが、24日からロシアの軍事侵攻を受け、ウクライナ政府の戒厳令発令で無期限の中止が決まっている。 2022.03.01 12:30 Tue4