セルヒオ・ラモス、サウジから好オファーも古巣セビージャ帰還望む! 実現は厳しいか

2023.06.29 15:45 Thu
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元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(37)が古巣セビージャへの帰還を希望しているようだ。スペイン『アス』が報じている。

今シーズン限りでパリ・サンジェルマン(PSG)を退団するセルヒオ・ラモス。新天地に関しては以前から幾度となく噂されるメジャーリーグ・サッカー(MLS)に加え、直近ではサウジアラビアの2クラブから好条件のオファーが舞い込んでいるとの噂もある。

しかし、スペインの複数メディアが報じるところによれば、37歳DFの第一希望はサンチェス・ピスフアンへの帰還だという。
セビージャ生まれのセルヒオ・ラモスは、8歳でクラブのカンテラに加入。その後、2004年にファーストチームデビューを飾り、すぐさま右サイドバックの主力に定着。しかし、高額年俸での10年契約の要求を突っぱねられた腹いせのような形で、2005年に契約解除金を支払ったレアル・マドリーへ物議を醸す形で完全移籍した。

その後は徐々にクラブとの関係修復が図られた一方、セビジスタとの関係は一向に改善されず。サンチェス・ピスフアンでの試合時には自身だけでなく家族への誹謗中傷も確認されていた。
それでも、セルヒオ・ラモス自身はキャリアの最後を地元クラブで終えたいという気持ちは強く、現在もクラブサイドとは復帰に向けた交渉を行っている模様だ。

ただ、移籍実現に向けては大幅な減俸に加え、ウルトラスを中心にファン・サポーターとの関係改善が必須であり、多くの識者は同選手の帰還は極めて困難だと考えているようだ。

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セビージャがホアキン・カパロス氏を今季終了までの指揮官に任命! 通算4度目の指揮に

セビージャは13日、ホアキン・カパロス氏(69)の新監督就任を発表した。契約期間は今シーズン終了までとなる。 今シーズンここまでラ・リーガ31試合9勝9分け13敗の13位と不振に陥っていたセビージャは13日にガルシア・ピミエンタ監督(50)の解任を発表。クラブは直近で宿敵ベティスとのエル・グラン・デルビでの敗戦を含め4連敗中だった。 その後任として招へいされたのは、2000年から2005年まで長期体制を築き、2017-18、2018-19の2シーズンではシーズン終盤に暫定指揮官を務めた経験豊富な指揮官だ。 カパロス氏は、セビージャに加えてデポルティボ・デ・ラ・コルーニャ、アスレティック・ビルバオにマジョルカ、レバンテ、グラナダ、そしてオサスナなど、ラ・リーガで豊富な監督キャリアを積んできた。2018年5月にはセビージャのフットボールディレクターに就任。その後、直近はアルメニア代表監督も務めていた。 2025.04.13 22:15 Sun
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セビージャが今季就任のピミエンタ監督を解任…直近4連敗で13位に低迷

セビージャは13日、ガルシア・ピミエンタ監督(50)の解任を発表した。 バルセロナ出身でバルセロナのカンテラで指導者キャリアをスタートしたピミエンタ監督は、2022年1月にペペ・メル前監督の後任としてラス・パルマスの新指揮官に就任。クラブをプリメーラ昇格に導く手腕を発揮すると、昇格1年目の昨シーズンは後半戦に失速も、最終節を前に15位で残留を確定させていた。 そんななか、昨シーズン限りで退任したキケ・サンチェス・フローレス前監督の後任として今シーズンからセビージャの指揮官に就任。開幕7試合で2勝2分け3敗と微妙なスタートではあったが、その手腕を評価した首脳陣は昨年9月に就任時に結んでいた2年契約を1年延長していた。 だが、2025年に入って失速のチームは宿敵ベティスとのエル・グラン・デルビでの敗戦を含め直近は4連敗中。ラ・リーガ31試合9勝9分け13敗の13位という戦績を受け、クラブは解任を決断した。 なお、スペイン『レレボ』など複数国内メディアによれば、後任はすでにホアキン・カパロス氏(69)に決定しているという。 2000年から2005年まで長期体制を築き、2017-18、2018-19の2シーズンではシーズン終盤に暫定指揮官を務めた経験豊富な指揮官は残り7試合で降格圏と7ポイント差のチームを残留させる役目が託される。 2025.04.13 20:11 Sun
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睨み合いのセビージャダービーはゴールレス…10人ベティスはホアキンのラストダービーをドローに持ち込む《ラ・リーガ》

ラ・リーガ第35節、セビージャvsベティスが21日にサンチェス・ピスフアンで行われ、0-0のドローに終わった。 10位のセビージャと6位のベティスによる今季2度目のセビージャ・ダービー。 セビージャは前節、効果的に3ゴールを奪って格下バジャドリーに3-0で快勝。リーグ連勝を達成。さらに、ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグでは延長戦までもつれ込んだユベントスとの激闘を、途中出場のスソとラメラのゴールで2-1と競り勝って3シーズンぶりのファイナル進出を決めた。その激戦から中2日のホーム開催のダービーでは先発8人を変更。ヘスス・ナバスやバデ、エン=ネシリといった主力はベンチから出番を待つことになった。 一方、ベティスはアスレティック・ビルバオ、ラージョと曲者相手に2連勝を達成。EL出場権確保へ順調な歩みを見せる。今季限りでの現役引退を表明したホアキンにとっては最後のダービーとなる中、その主役はベンチスタートとなった。 前回対戦では両チーム合わせて3人の退場者を出した熱狂のダービーだが、比較的静かな立ち上がりとなった。先に失点したくない思惑が見え隠れし、遅攻の局面ではあまりリスキーな選択は行わずに相手の守備ブロックの前でボールを動かすにとどまる。 そのため、中盤でのセカンドボールの反応や切り替えからカウンターを打ち合う状況が続くが、相手の集中した守備にうまく攻撃を遅らされる。セビージャではパプ・ゴメスやパプ・ゲイエ、ベティスではギド・ロドリゲスがミドルレンジのシュートを放ったが、いずれも決定機には至らない。 前半半ばから終盤にかけて球際での攻防が激しくなり、徐々にカードの枚数が増え始めるが、互いに決定機まで持ち込めないままゴールレスで試合を折り返した。 迎えた後半、アウェイのベティスはルイス・エンヒキを下げてロドリをハーフタイム明けに投入。対するセビージャは立ち上がりにハムストリングを痛めたオリベル・トーレスを下げて50分にスソをスクランブル投入した。 後半はホームのセビージャがより押し込む形を作り出し、サイドからのクロスにラメラやラファ・ミルが飛び込んでいくが、わずかに合わない。64分にはロングカウンターから中央突破したラファ・ミルのラストパスを受けたスソが右からのカットインで得意の左足を振ったが、これはGKブラーボの好守に遭う。さらに、こぼれ球をすかさずラメラが狙うが、これもGK正面を突いた。 セビージャが作った最初の決定機と、疲労による中盤の間延びによってここから試合はオープンな展開に。このタイミングで勝負に出たメンディリバル監督は70分、切り札のエン=ネシリとブライアン・ヒルを同時投入、すると、交代直後にはエン=ネシリの中央突破から決定機が訪れるが、ラメラへのラストパスが長くなってしまう。 一方、守勢が続くベティスは80分、カナーレスとの交代でラストダービーのホアキンをピッチに送り出した。 これで一気にスタジアムのボルテージが上がると、ダービーに付き物の退場者が出てしまう。86分、アブネルとの交代で投入されたばかりのミランダがヘスス・ナバスへの足裏を見せた危険なアフターチャージ。一度はイエローカードが出たが、オンフィールドレビューの結果、カードの色が赤に変わった。 ここまでの優位な展開に加えて、数的優位まで手にしたホームチームは、残り時間で決死の猛攻に打って出る。しかし、レジェンドのラストダービーで敗戦は許されないベティスの堅守に対して、エン=ネシリやラメラが決定機で仕留め切れず。 この結果、90分を通して堅い展開となった今季2度目のセビージャ・ダービーは前回対戦同様にドロー決着。ホアキンは現役最後のダービーを最低限のドローで終えることになった。 2023.05.22 06:01 Mon
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王子様ラキティッチが結婚11年の妻に薔薇の花束を贈る…妻ラケルさん「13年前の今日、決して離れないと誓った」

ハイドゥク・スプリトの元クロアチア代表MFイバン・ラキティッチが、結婚11年の妻ラケル・マウリさんに薔薇の花束を贈った。 王子様としてお馴染みの名手ラキティッチ。 シャルケで頭角を表し、セビージャ、バルセロナ、セビージャ、アル・シャバブと渡り歩き、今季からハイドゥクに所属。スイス出身の王子にとって、人生初のクロアチア生活だ。 そんなラキティッチ、自身が世界的名手に台頭するセビージャへの移籍が決まったその夜、契約書締結のために宿泊していたセビリア市内のホテルで、バーのウェイトレスに一目惚れ。 数カ月ものアタックの末に交際まで漕ぎ着け、2年後の2013年に結婚した逸話が有名だ。 運命の相手となったのは、セビリア出身のラケル・マウリさん。結婚後に長女と次女を授かり、現在は家族4人でクロアチアに住む。 21日、妻ラケルさんはインスタグラムを更新し、「13年前の今日、決して離れないと誓った愛する人」から、交際記念日として薔薇の花束をもらったことを報告。 クロアチア『Slobonda Dakmacija』は、2人への過去のインタビューを持ち出し、ラキティッチ夫妻の馴れ初めを振り返った。 「私はホテルのバーで2年間働き、セビージャとの契約書にサインしにきたイバンと出会った」 「その日から、彼は来る日も来る日もバーに来て、私以外のウェイトレスを応対拒否(笑) 私だけに接客して欲しいと堂々と言い放ち、いつもミルク入りコーヒーとオレンジファンタを頼んでいたわね」 “少しでも一緒にいたいから、必ず飲み物を2つ頼んだんだよ(笑)” 「繰り返し電話番号を尋ねられ、私がノーと言っても何度も何度も…しつこい彼に私は負けた。彼は私と一緒にコーヒーを飲みに行くまで、8カ月を要したわね」 「彼がサッカー選手であることはわかっていた。どうせ3日で私の視界から消えるだろうと思っていたら、8カ月。浮ついた心で私のところへ来ていないと理解したわ」 <span class="paragraph-title">【写真】相変わらずカッコいいラキティッチ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C91zaHpo21l/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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