「素晴らしい監督がいる素晴らしいクラブ」 シティ加入のコバチッチが興奮隠さず

2023.06.28 11:38 Wed
Getty Images
マンチェスター・シティに加入したクロアチア代表MFマテオ・コバチッチ(29)が、新天地での意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。
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27日に、チェルシーから総額3000万ポンド(約54億1000万円)の移籍金でシティに加入したコバチッチ。チェルシー時代にはチャンピオンズリーグ(CL)やクラブ・ワールドカップ(CWC)制覇に貢献しており、バルセロナ移籍が決定したドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンの後釜として期待されている。移籍決定後に初のインタビューを受けたコバチッチも今季3冠を達成したチームでの新たなチャレンジに興奮を隠さず。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で、さらなる成長を誓っている。
「素晴らしい気分だ。ここにいる人たちみんなが僕を歓迎してくれたから、すでにチームの一員だと感じられるよ。こうしたビッグクラブに所属できるのはとても嬉しい。ここ数年多くの勝利を収めたクラブで、スタートするのが待ちきれないよ」

「僕はCLとプレミアリーグ王者のチームに加わる。この素晴らしい選手、素晴らしい監督がいる素晴らしいチームにね。ここに来た時の第一印象からビッグクラブだとわかったし、その一員になれて嬉しい」
「僕はフットボールを学び、理解を深め、最高の自分になるため努力したい。素晴らしい監督がいる素晴らしいクラブに来ることは、その目標達成のため非常に大きなことだった」

「シティの試合を見るときはいつも、彼らがどのようにプレーするかを見るのが楽しみだった。 彼らと対戦するのはとても難しいよ!おそらく最悪の相手だろうね。彼らはボールに対する素晴らしいスキルとプレーを持っていて、見ているだけでも美しかった」

「僕も今やその一員であり、彼らのスタイルでプレーできるようベストを尽くすのが待ちきれない。そして、それが僕の目標になる。成長し、学び、シティでトロフィーを獲得したい」

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ボーンマスのハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ(21)がビッグクラブからの大きな関心を受けているという。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 ケルケズは、2023年7月にAZからボーンマスに完全移籍で加入。ミランの下部組織にいた経験もあり、将来が期待されている左サイドバックだ。 すでにハンガリー代表としても23試合に出場しており、ボーンマスではプレミアリーグで61試合に出場し2ゴール8アシストを記録。チームを支えている1人だ。 ボーンマスとの契約は2028年夏まで残っているものの、今夏の移籍が浮上。以前から関心を持っていたリバプールに加え、レアル・マドリー、マンチェスター・シティも獲得に動くと見られている。 ボーンマスといえば、スペイン代表DFディーン・ハイセン(20)が大きな注目を集めており、リバプール、マドリー、アーセナル、チェルシー、ニューカッスル、トッテナムなどこぞって関心を持っているが、ケルケズも同様のようだ。 ケルケズの契約解除条項には約5000万ポンド(約94億7000万円)が設定されているとのこと。果たして夏にステップアップを果たすことになるだろうか。 2025.04.23 23:45 Wed
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ユナイテッド関心もポルト守護神は“隣人”への移籍希望か

マンチェスター・ユナイテッドが関心を示すポルトのポルトガル代表GKジオゴ・コスタ(25)だが、選手自身はその“隣人”への移籍を希望しているようだ。 プレミアリーグとチャンピオンズリーグで苦戦を強いられた今シーズン、シティのスポーツ部門は守護神であるブラジル代表GKエデルソンのパフォーマンスに懸念を抱き、新守護神探しに動いている。 フランス『フット・メルカート』によれば、そのシティはポルトとポルトガル代表で守護神を務める25歳を最有力候補に定めており、先日行われた代理人のジョルジュ・メンデス氏との初期交渉において良い感触を得たという。 ただ、クラブ間の交渉は一筋縄ではいかない模様。ポルトは正GKを安売りする考えはなく、7500万ユーロ(約121億4000万円)に設定されている契約解除条項を行使する必要がある。 一方、シティはその契約解除条項を行使する意思はなく、エデルソンをベンフィカから獲得した際に支払ったのと同額の4000万ユーロ(約64億7000万円)程度での契約成立を目指しているという。 シティとポルトは直近の移籍市場でスペイン人MFニコ・ゴンサレスの取引も行っており、若手有望株のレンタル移籍などを交渉に含めた場合、減額も見込めるところだが、今後の動向に注目だ。 2025.04.23 23:10 Wed
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後半ATに劇的弾、シティがCL出場権を争うアストン・ビラとのシックスポインターを制して暫定3位浮上【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第34節、マンチェスター・シティvsアストン・ビラが22日に行われ、シティが2-1で競り勝った。 3日前の前節エバートン戦を2-0で競り勝ったチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内ぎりぎりに位置する5位シティ(勝ち点58)は、エバートン戦のスタメンからサヴィオに代えてマカティーのみを変更した。 一方、前節ニューカッスル戦を4発快勝とした7位アストン・ビラ(勝ち点57)は、5選手を変更。ラッシュフォードやラムジー、パウ・トーレスらがスタメンに戻った。 キックオフ直後、ラッシュフォードにポスト直撃のシュートを浴びせられたシティだったが、ボールを動かしてリズムを掴むと、8分に先制する。 サイドチェンジを受けた左サイドのマーモウシュが仕掛けてボックスポケットへ。マイナスに折り返したクロスをベルナルド・シウバが押し込んだ。 しかし15分、カウンターを仕掛けたアストン・ビラがPKを獲得。カウンターからラッシュフォードが持ち上がり、カットイン。ボックス内で受けたラムジーがルベン・ディアスに倒されると、VAR、オンフィールドレビューの末にPK判定となった。これをラッシュフォードが決めてアストン・ビラが同点とした。 追いつかれたシティが引き続きボールを持つ中、23分にはマーモウシュのクロスにデ・ブライネが頭で合わせてゴールに迫るも、その後は膠着状態に。 39分にはロングボールからラッシュフォードが好機を迎えたアストン・ビラが術中にハメた中、1-1として前半を終えた。 迎えた後半も押し込むシティは57分、CKからルベン・ディアスのボレーでゴールに迫った中、60分に決定機。デ・ブライネの浮き球パスを受けたマカティーがループシュートを狙ったが、わずかに枠を捉えきれず。 守勢のアストン・ビラは64分、ラッシュフォードがディフェンスライン裏を取ってシュートに持ち込む好機を演出したが、66分にもシティがゴールに迫る。 しかしオライリーの絶妙クロスをマカティーは合わせ損ないシュートは枠に飛ばず。勝ち越しゴールを目指す両軍は75分、シティはドクを、アストン・ビラはワトキンスとアセンシオを投入した。 すると80分、シティはギュンドアンのスルーパスを受けたマーモウシュがネットを揺らしたが、オフサイドに阻まれた。 終盤にかけては膠着状態に陥っていたが追加タイム4分、シティに劇的弾。ドクが左サイドを圧巻のスピードで突破。右足アウトでの絶妙クロスをファーサイドのマテウス・ヌネスが押し込んだ。 直後にタイムアップを迎え、アストン・ビラとのシックスポインターを制したシティが暫定3位に浮上している。 マンチェスター・C 2-1 アストン・ビラ 【マンチェスター・C】 ベルナルド・シウバ(前7) マテウス・ヌネス(後49) 【アストン・ビラ】 マーカス・ラッシュフォード(前18)【PK】 2025.04.23 06:00 Wed
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シティが難敵フォレスト撃破で決勝進出! 今季唯一タイトル懸けてC・パレスとのファイナルへ【FAカップ】

FAカップ準決勝、ノッティンガム・フォレストvsマンチェスター・シティが27日にウェンブリー・スタジアムで行われ、0-2で勝利したシティが決勝進出を決めた。 下部カテゴリーの3チーム、準々決勝ではボーンマスに競り勝って準決勝進出を決めたシティ。今季唯一獲得可能なタイトル制覇を目指すチームは、プレミアリーグで熾烈なトップ5争いを繰り広げるフォレストと対戦。 グアルディオラ監督は2-1で劇的勝利を飾ったミッドウィークのアストン・ビラ戦から先発3人を変更。ギュンドアン、デ・ブライネ、マカティーに代えてリコ・ルイス、サヴィオ、グリーリッシュを起用した。 クリスタル・パレスが待つファイナル進出を懸けた一戦は開始早々に動く。2分、中央での細かい繋ぎからバイタルエリアでボールを持ったコバチッチが得意の仕掛けでスイッチを入れると、ペナルティアーク内で足元にパスを受けたルイスがすかさず右足グラウンダーシュートをゴール左隅に突き刺した。 2セントラルMFの一角での起用となったルイスがいきなり決定的な仕事を果たし、最高の滑り出しとなったシティ。失点後の相手の出方を窺いつつ、以降は圧倒的にボールを保持してゲームをコントロールしていく。 先制後は決定機には至らずも、前半半ば過ぎの27分には絶好調のオライリーが鋭い左足のミドルシュートでスタジアムを沸かせる。 一方、2失点目回避を優先した後ろ重心の戦いを継続したフォレストも徐々に前からボールを奪いに行く姿勢を見せ始める。また、自陣でボールを奪った際にはハドソン=オドイらのスピードを活かしたロングカウンターでチャンスを窺うが、最後の精度を欠いてスムーズな攻めに至らず。結局、決定機はおろかシュート1本さえも打てずに前半を終えることになった。 迎えた後半、フォレストはダニーロを下げてエランガをハーフタイム明けに投入。すると、後半キックオフ直後には左サイドで完璧に背後を取ったハドソン=オドイがゴール前のスペースに流し込んだボールにそのエランガが反応。だが、ゴール前での絶好機でシュートを枠の左に外してしまい、チームファーストシュートでの同点ゴールとはならず。 一方、このピンチを凌いだシティは直後にルイス、マテウス・ヌネス、コバチッチの連続シュートでゴールへ迫る。ここはGKセルスのビッグセーブに阻まれたが、この流れで得た51分の左CKの場面でキッカーのマーモウシュが右足インスウィングで滞空時間の長いボールを入れると、グヴァルディオルが打点の高いヘディングで合わせた。 前半同様に立ち上がりのゴールによって待望の追加点を手にしたシティ。相手がより前に出てきたなかで、冷静にいなしながらゲームをコントロールしていく。 一方、ここから腹をくくって前がかるフォレストは背番号10が存在感を示す。65分にはエランガの左クロスをギブス=ホワイトが見事な左足ボレーで合わすが、これは惜しくも枠を叩く。さらに、70分にも決定的なシュートを放つが、今度は左ポストに阻まれてゴールとはならず。 後半終盤を迎えて両ベンチが慌ただしく交代カードを切っていくと、試合はよりオープンな展開に。シティはマーモウシュを起点に3点目に迫れば、フォレストもアウォニイがゴールに迫ったが、三度枠に嫌われた。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、DF登録2人のゴールに枠やポストの活躍にも助けられたシティが難敵撃破で決勝進出。 今季唯一のタイトルが懸かる5月17日の決勝ではクリスタル・パレスと対戦する。 ノッティンガム・フォレスト 0-2 マンチェスター・シティ 【マンチェスター・C】 リコ・ルイス(前2) ヨシュコ・グヴァルディオル(後6) 2025.04.28 02:47 Mon

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