ライスを巡る争奪戦、シティが正式オファー、アーセナルは総額164.2億円の3度目のオファー

2023.06.27 12:19 Tue
Getty Images
イングランド代表MFデクラン・ライス(24)を巡る争奪戦はさらに熱を帯びてきている。
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ウェストハムで育ち、キャプテンとしてもプレーするライス。契約は残り1年となった中、本人は残留する意思はなく、より高いレベルの戦いを求めて移籍を希望している。これまで何度も移籍の話があった中でウェストハムに残留を続けて忠誠を誓ったが、チームは意気込みとは裏腹に結果が出ない状況。今シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で優勝こそ果たすも、プレミアリーグでは残留争いもしている状況だ。
キャリアを通じてチャンピオンズリーグ(CL)を経験せずにきたライスは、夢を叶えたいと考え移籍を検討。最も関心を示し他のはアーセナルで、ウェストハムに2度のオファーを提示も、分割払いを気に入らないウェストハムが拒否を続けている。

そんな中、一気に最有力候補に浮上したのがマンチェスター・シティ。ライスの獲得を目指す中、個人の条件で合意すれば正式にオファーを出すというスタンスを掲げている。
イギリス『The Athletic』によれば、シティはライス獲得に向けてウェストハムに正式にオファーをしたとのこと。個人間の条件はクリアしているようだ。

一方で、2度のオファーを断られたアーセナルも、ライスは移籍を希望したクラブの1つ。今夏の補強の目玉と捉えてきたライスをシティに強奪されないため、3度目のオファーを出したとのことで、8000万ポンド(約146億円)に加えて1000万ポンド(約18億2500万円)の合計9000万ポンド(約164億2000万円)をオファーしたようだ。

アーセナルは7500万ポンド(約137億円)+1500万ポンド(約27億4000万円)のオファーを出したものの、これを拒否されたことでシティへの移籍の道が開かれてしまったとみられており、より好条件のオファーを出した様子。ただ、9000万ポンドという上限は譲れないようだ。



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【プレミアリーグ第12節プレビュー】新生ユナイテッド初陣に、不調のシティがスパーズ戦

インターナショナルマッチウィーク前に行われた第11節では首位のリバプールが上位陣で唯一勝ち点3を取り切った一方、マンチェスター・シティが、ノッティンガム・フォレストが敗戦。チェルシーとアーセナルの上位対決がドローに終わり、首位チームが独り勝ちという形で中断期間に入った。 今年最後のインターナショナルマッチウィークが終了し、ここから年末年始の超過密日程に突入するなか、今節ではマンチェスターの両雄に大きな注目が集まるところだ。 13位のマンチェスター・ユナイテッドはファン・ニステルローイ暫定体制のラストマッチとなった前節のレスター・シティ戦に3-0で完勝し、公式戦3勝1分けの4戦無敗でルベン・アモリム新監督へバトンを渡す形となった。そして、新指揮官の初陣では、前節トッテナムを破って待望のリーグ初勝利を挙げた17位のイプスウィッチ・タウンとのアウェイゲームに臨む。 今シーズンのスポルティングCPでは開幕から公式戦17勝1分けと圧倒的な戦績を残したポルトガル人指揮官の手腕に注目集まる今回の一戦では、近年ユナイテッドが重用する[4-2-3-1]の継続か、自身が志向する[3-4-2-1]への変更か。システムや選手起用を中心に大きな期待感とともに、指揮官の一挙手一投足や新たなモチベーションを得たチームの躍動を見守りたいところだ。 その赤い悪魔の宿敵でプレミア4連覇中の王者マンチェスター・シティは、グアルディオラ体制初の公式戦4連敗という苦境のなか、次節にはリバプールとの大一番を控える状況で10位のトッテナムという難敵相手にバウンスバックの白星を目指す。 前節のブライトン戦は1点リードで折り返した後半に圧倒されると、らしくない連続失点でホームチームに逆転勝利を許して1-2の逆転負けとなった。多くの離脱者、勤続疲労に加え、少し自信を失っているように見える点も気がかりだ。ただ、今週に入ってグアルディオラ監督の2年の契約延長という朗報が舞い込み、度重なる財務違反に関するピッチ外の雑音は別として空気が変わった印象もあり、連敗のきっかけを作った因縁の相手を叩いて再浮上といきたい。 対するトッテナムはイプスウィッチ相手の逆転負けによって公式戦連敗中。前々節のアストン・ビラ戦での会心の逆転勝利で流れを掴みたいなか、格下相手の痛い取りこぼしとなった。度重なる負傷者に加え、先日には人種差別発言でMFベンタンクールに7試合の出場停止処分が科され、過密日程において大きなダメージを受けた。上位戦線に踏みとどまる上で勝ち点必須となる苦手のアウェイゲームでは総力戦で臨みたい。 絶好調のリバプールは週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦、次節にシティ戦とビッグマッチ連戦を控えるなか、最下位のサウサンプトンと対戦する。前節はアストン・ビラとの強豪対決を、FWヌニェス、FWサラーの高速カウンター2発で制し、改めてその強さを証明した。守護神アリソンやFWジョタに加え、DFアレクサンダー=アーノルドが不在となるが、現状のセインツ相手に後れを取る可能性は低い。後方から繋いでくる相手を得意のカウンターで仕留めたい。 対するセインツでは日本代表でゴールを挙げたDF菅原由勢の活躍に期待。直近は2試合連続ベンチスタートとなり、代表戦の疲労を考慮すればベンチスタートの可能性もあるが、右サイドでFWルイス・ディアスやFWガクポといった強力な選手に対応しつつ、持ち味の攻撃センスでチャンスを演出したい。 4位のアーセナルは同勝ち点で並ぶ5位のノッティンガム・フォレストとの上位対決でリーグ5戦ぶりの白星を目指す。チェルシーとのロンドン・ダービーではFWマルティネッリのゴールで先制したが、緩い守備からすぐさま同点に追いつかれての1-1のドローとなった。MFウーデゴールの復帰は朗報だが、4試合3ゴールと得点力不足が顕著な攻撃の改善が急務だ。フォレストは直近のニューカッスル戦で1-3の敗戦を喫したが、リーグ2位の堅守と相手の長所を消すことに長けた曲者だけにチームとしての真価が試される。 3位のチェルシーは指揮官マレスカの古巣である15位のレスター・シティ相手に3試合ぶりの白星を狙う。ユナイテッド、アーセナルとの連戦では自分たちらしさを見せたものの、MFパーマーとFWジャクソンの両エースがうまく封じ込められたことで、アタッキングサードでのプレーに課題も見受けられた。ただ、対戦相手のレスターは直近のユナイテッド戦を含め守備面に大きな問題を抱えており、早い時間帯に1点を取れれば、大量得点での快勝という展開も十分に考えられる。 MF三笘薫の所属する6位のブライトン&ホーヴ・アルビオンは、王者撃破の勢いにのって12位のボーンマス相手に連勝を狙う。シティ戦では途中出場で流れを変えたFWジョアン・ペドロらとともに攻撃の核として傑出したパフォーマンスを見せた左ウイングは、日本代表で2試合に出場したもののプレータイムはコントロールされており、コンディションに問題がなければスタメン起用の可能性は高い。球際にタイトに来る相手に対して、持ち味の打開力で攻撃の突破口となりたい。 18位のクリスタル・パレスは9位のアストン・ビラ相手にリーグ3戦ぶりの白星を狙う。度重なる負傷者に加え、前節フルアム戦で退場したMF鎌田大地が3試合出場停止の1試合目で不在となり、厳しい戦いが想定されるが、2-1で勝利したEFLカップの再現を狙いたいところだ。 《プレミアリーグ第12節》 ▽11/23(土) 《21:30》 レスター・シティ vs チェルシー 《24:00》 ボーンマス vs ブライトン アーセナル vs ノッティンガム・フォレスト アストン・ビラ vs クリスタル・パレス エバートン vs ブレントフォード フルアム vs ウォルバーハンプトン 《26:30》 マンチェスター・シティ vs トッテナム ▽11/24(日) 《23:00》 サウサンプトン vs リバプール 《25:30》 イプスウィッチ vs マンチェスター・ユナイテッド ▽11/25(月) 《29:00》 ニューカッスル vs ウェストハム 2024.11.23 12:36 Sat
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「それが私の見立て」 ファン・ペルシ氏がアーセナル帰還の扉を閉ざす…ユナイテッドへの裏切り移籍から12年

元オランダ代表FWのロビン・ファン・ペルシ氏がアーセナル帰還の可能性についてを語った。 ファン・ペルシ氏は現役時代の2004年夏~2012年夏にかけてアーセナルで通算278試合の出場数とともに132得点56アシストをマークし、2011-12シーズンのプレミアリーグで得点王に。2004-05のFAカップ優勝にも貢献したレジェンドではあるが、2012年夏にマンチェスター・ユナイテッド移籍を決断した。 多くのアーセナルファンを敵に回してのユナイテッド行きだったが、移籍の決め手だったプレミアリーグのタイトルを初年度にゲット。アーセナルファンからすれば、そうしたユナイテッドでの成功も感情を逆なでするものとなった。 そんなファン・ペルシ氏はユナイテッド退団後、フェネルバフチェやフェイエノールトを渡り歩き、2019年夏に現役引退。フェイエノールトで指導者の道を歩み始め、今季からヘーレンフェーンでトップチーム監督に挑戦中だ。 いずれは監督として古巣へ。との思いがファン・ペルシ氏のなかにもあるはずだが、アーセナルに関しては去り方がまずかったと感じ、監督として帰還できるとは思っていないようだ。『Sportcast』で話す。 「アーセナルで働けるとは思っていない。その扉は閉ざされているんじゃないかな。マンチェスター・ユナイテッドに移籍したし、それが私の見立てだ。彼らにとっては依然としてデリケートな問題。私にとってはそうじゃないけどね。アーセナルファンにとってはセンシティブなものなんだ」 また、「先のことを計画してもまったく意味がないのを学んだ。私もそう望んでいない。今を生きているんだ。ヘーレンフェーンの監督であるのを本当に楽しめているし、とても誇らしく思っている。クラブ内外でも、ファンの間でも歓迎を感じる。それは重要なことだ」とも付け足している。 2024.11.18 16:40 Mon
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「チーム全体の努力の賜物」白星リスタートのアーセナル、アルテタ監督は初ゴールの17歳ら途中出場組の活躍にも満足「別の類の支配力が得られた」

アーセナルのミケル・アルテタ監督が勝利を振り返った。 アーセナルは23日、インターナショナルマッチウィーク明けのプレミアリーグ第12節でノッティンガム・フォレストと対戦。ホームで上位対決を迎え、5試合ぶりの白星を目指した。 アーセナルは15分、イングランド代表FWブカヨ・サカのカットインシュートで先制。その後もゴールに迫ると、後半から出場のガーナ代表MFトーマス・パルティが52分に圧巻のミドルを突き刺す。 終盤にはこちらも途中出場のU-19イングランド代表MFイーサン・ヌワネリが、セスク・ファブレガス(17歳113日)に次ぐクラブ史上2番目の年少ゴールを記録(17歳247日)。フォレストとの上位対決を3-0で制した。 アルテタ監督は試合後、リーグ戦再開を白星で飾ったことについて「本当に嬉しい」とコメント。チームの戦いぶりを評価した。 「この48時間は全員が戻ってきてからの様子に素晴らしいエネルギーを感じた。素晴らしい一体感を感じたし、状況を変え、これまでと異なる時期をこのチームとともに乗り越えようと決意した。スタートからすぐに支配したし、そこには熱意があった。これがゴールが決まる時に求めているものだ。前半のうちにあと2、3点決めるべきだった」 また、途中出場組の活躍にも満足。代表活動に参加しなかった選手たちが練習でよくアピールしたと明かし、総合力の高まりに自信を深めているようだ。 「他の選手も出場しなければならなかったため、チーム全体の努力の賜物だったという事実がある。イエローカードによりジョルジ(ジョルジーニョ)を交代させなければならなかったが、入ったトーマスはチームに影響を与え、ゴールを決めた。ラヒーム(・スターリング)も出場してからアシストを記録した。イーサンも途中出場からゴールを奪った」 「これにより別の類の支配力が得られたし、ヤクブ(・キヴィオル)も数分間プレーすることができた。トーマス、デクラン(・ライス)、(ガブリエウ・)マルティネッリ、カイ・ハヴァーツを起用しなければ、常に疑問符がついて回る。正しいのか、間違っているのか」 「全員が重要なこと、全員に本当にチャンスがあるとチームが感じることが必要だと私は思った。ここに残っていた数人の選手は、その間の練習で信じられないほどよくやっていたし、私はそれを称賛しなければならない」 <span class="paragraph-title">【動画】サカの強烈弾など3発!アーセナルvsフォレスト ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5YAQzTAH3lo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.24 17:40 Sun

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