「トッププレーヤーではないが…」ミラン移籍が噂される鎌田大地、ミランの元スカウトが見解「重宝される可能性」
2023.06.26 11:52 Mon
ミランへの移籍が噂されている日本代表MF鎌田大地(26)に関して、元ミランのスカウトでもあるマッシモ・モラレス氏が見解を述べた。
それでも、移籍は成立するものと見られている状況。その中で、イタリア『トゥットスポルト』のインタビューで、モラレス氏が鎌田について言及。選手としてのタイプを分析。中盤の選手として考えると、良い補強になるだろうとした。
「彼は攻撃的なミッドフィルダー、あるいは今日言われているようなアンダーストライカーの役割を果たしている。彼は良いフィジカルベースを持っているが、スピードはあまりなく、素晴らしいテクニックを持っている」
「彼はもしかしたら、(ラデ・)クルニッチと同じようにセンターハーフとしてプレーできるかもしれない」
「理論上、私はベルギーで活躍し、ミランでもチャンスを得る可能性のある(チャールズ・)デ・ケラエルの方が良いとも言える。ただ、彼は中盤の選手であり、私はウインガーとしては見ていない」
「ロッソネリはレオ(ラファエル・レオン)や(アレクシス・)サーレマーケルスのようなスピードある選手を頼りにすることができる」
「ブラヒム・ディアスのボックスを占領するのか?2人の特徴は全く異なる。2人とも洗練された足が持ち味だが、元ロッソネリの男は小柄でスプリンターだった。確かに、日本人はよりステップがうまく、力強いフィジカルを持っている」
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今シーズン限りでフランクフルトを退団する鎌田。合計5シーズン在籍し、DFBポカールやヨーロッパリーグ(EL)の優勝を経験。チームの主軸として攻撃を牽引していたが、契約満了をもって退団することを決断した。移籍先としてミランが浮上し、加入間近とも言われた中、テクニカル・ディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏やスポーツ・ディレクター(SD)のフレデリック・マサラ氏が退団したことで、交渉が停滞している。「彼は攻撃的なミッドフィルダー、あるいは今日言われているようなアンダーストライカーの役割を果たしている。彼は良いフィジカルベースを持っているが、スピードはあまりなく、素晴らしいテクニックを持っている」
「彼とは良い契約であり、フリートランスファーでやってくる。スター選手ではないが、ミランにとって重宝される可能性のある移籍だ。アジア市場の注目を集めることもできるだろうが、今のところこの日本人はトッププレーヤーではない」
「彼はもしかしたら、(ラデ・)クルニッチと同じようにセンターハーフとしてプレーできるかもしれない」
「理論上、私はベルギーで活躍し、ミランでもチャンスを得る可能性のある(チャールズ・)デ・ケラエルの方が良いとも言える。ただ、彼は中盤の選手であり、私はウインガーとしては見ていない」
「ロッソネリはレオ(ラファエル・レオン)や(アレクシス・)サーレマーケルスのようなスピードある選手を頼りにすることができる」
「ブラヒム・ディアスのボックスを占領するのか?2人の特徴は全く異なる。2人とも洗練された足が持ち味だが、元ロッソネリの男は小柄でスプリンターだった。確かに、日本人はよりステップがうまく、力強いフィジカルを持っている」
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インドネシア対日本、終わってみれば完勝も鋭かったインドネシアのカウンター/六川亨の日本サッカー見聞録
26年北中米W杯のアジア3次予選グループCの第5節、日本はアウェイのインドネシアに4-0と完勝して勝点を13に伸ばし、2位のオーストラリア以下勝点6で並ぶ3チームとの差を着実に広げた。 日本のこれまでの失点はオーストラリア戦における谷口彰悟のOGのみ。とはいえこれまでで最もヒヤリとしたのがインドネシア戦だった。オランダからの帰化選手がスタメンに9人のインドネシアは、守備時こそ最終ラインに5人を並べる守備的な布陣を採用したものの、マイボールになると果敢にカウンターを仕掛けてきた。 前半9分には自陣からのロングボールにラグナル・オラトマンゴエンが右サイドを抜け出すとCB板倉滉を振り切り突進。GKと1対1という決定機を迎えた。オラトマンゴエンはGK鈴木彩艶と正対したが、そのままシュートは打たず、シュートコースを作るため左にボールを持ち出す。この動きでシュートを打つタイミングを予測できた鈴木彩艶は躊躇わずに飛び出してシュートをブロック。この試合で最初に許した決定機を未然に防いだ鈴木彩艶のスーパーセーブだった。 さらに14分には右サイドを攻め上がったウイングバックのケビン・ダイクスのクロスにラファエル・ストライクが飛び込んだものの、僅かにタイミングが合わず日本は救われた。 谷口の負傷によりCBのセンターには板倉が入り、右サイドに橋岡大樹を起用したが、不慣れな布陣というより、左サイドを攻め上がりビルドアップに参加する町田浩樹の背後をディクスと右MFヤコブ・サユリで狙う、シン・テヨン監督のプラン通りの攻撃パターンと言っていいだろう。 10月15日の中国戦に敗れて最下位に転落したものの、それまでオーストラリア、サウジアラビア、バーレーンと引き分けたのがフロックではないことを実感させるインドネシアのカウンターだった。 立ち上がりの2度のピンチを乗り切った日本だったが、その後もなかなか攻撃のリズムをつかめない。三笘薫が得意のドリブル突破を仕掛けても、バーレーンや中国のように2~3人がかりのマークで対応するのではなく、1対1でストップできる(時には反則も交えたが)フィジカルの強さがインドネシアにはあった。 日本がシュートらしいシュートを放ったのは23分のこと。三笘が中央に入ってスペースを作ると飛び出した鎌田大地が左足シュート。24分には堂安律がリフティングから右足ボレーを見舞ったものの、いずれもGKマールテン・パエスの守備範囲内だった。 こうした膠着状態を破ったのが左MFに起用された鎌田だった。35分に守田英正のパスを受けて左サイドに侵入するとグラウンダーのクロス。1トップに入った小川航基はシュートの前にブロックされたが、これがOGにつながり日本が先制する。さらに40分、鎌田の絶妙なスルーパスに三笘が左サイドを突破。彼のクロスを後ろから走り込んだ南野拓実がワンタッチで合わせて追加点を奪った。 日本は後半も相手GKのキックミスから守田と、交代出場の菅原由勢のゴールで終わってみれば4-0の完勝。得失点差も+18と独走態勢に入っている。アーセナルとバイエルン・ミュンヘンという欧州5大リーグの超ビッグクラブに所属するCB2人を負傷で欠きながら、この安定感は群を抜いていると言っていい。 森保一監督の続投によるチームの継続性と完成度の高さと言ってしまえばそれまでだが、最終予選の組分けにも恵まれた印象が強い。オーストラリアとサウジアラビアにはかつての力強さとしたたかさがないためグループCは日本以外が混戦になっている。このためインドネシアにも3~4位で4次予選に進出するチャンスはまだ十分にあるだろう。 日本の次の相手は3連敗の最下位から2連勝でオーストラリア、サウジアラビアと勝点6で並んだ中国。日本より1日早く試合を終えているアドバンテージがあるものの、インドネシア同様、守備を固めてカウンターを狙ってくるだろう。そんな中国戦も、早い時間帯にゴールを奪えるかどうかがポイントになることは間違いない。 文・六川亨 <span class="paragraph-title">【動画】終わってみれば完勝!日本がインドネシアをアウェイで撃破</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="g_3itKG2Awg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.16 17:00 Sat5
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