ローマと2025年まで契約を延長したベロッティ「延長できたことをとても誇りに思っている」

2023.06.26 00:01 Mon
Getty Images
ローマがイタリア代表FWアンドレア・ベロッティ(29)の契約延長オプションを行使したようだ。これにより、同選手は2025年6月30日まで同クラブでプレーすることになる。
PR
契約延長にサインしたベロッティは、クラブの公式チャンネルでのインタビューで以下のように喜びを語った。
「素晴らしい気分だ。初めてトリゴリアに来たとき、このチーム、ロマニスタ(サポーターの愛称)、そしてローマの街の大きさに本当に衝撃を受けた。これを経験するには、実際にチームの中に入らなければわからないだろう。今回の契約延長は1年前にここで始めた旅の成果だと思うし、2025年まで延長できたことをとても誇りに思っているよ」

また、特に感謝している人について問われると「ローマでプレーする機会を与えてくれたティアゴ・ピントGM、最高のコンディションを提供し、僕を信頼してくれた監督とスタッフ、そして最初からファミリーの一員だと感じさせてくれたチームメイトに感謝したい」とコメント。

「僕は夏の移籍市場が閉まる頃にローマに加入したので、馴染むのが簡単ではなかったが、チームメイトの優しさと協力のおかげですぐに溶け込むことができたんだよ」
最後に以下のようにファンへメッセージを送った。

「彼らが我々に与えてくれたすべてのサポートに感謝したいし、これからもずっとこのクラブを応援してくれると確信している。そして我々にできることは、トロフィーを獲得し、彼らに喜びと幸せをもたらすために、ベストを尽くすことだけだ」

2015年の夏に加入したトリノで公式戦通算113ゴールを記録するなど、鳴り物入りで昨夏にローマに加入したベロッティ。2021年夏にインテルへ移籍したFWエディン・ジェコに代わるエースとして期待されたが、今季はセリエAでノーゴール、公式戦でもわずか4ゴールと不振に陥っていた。

PR
関連ニュース

いざEL初優勝へ…アタランタ127年史の悲願へ指揮官からサポーターにお願い「決勝進出を確信」「パスポート更新を」

アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、アツい言葉をサポーターへ投げかけた。『フットボール・イタリア』が伝える。 チャンピオンズリーグ(CL)8強時代を彷彿とさせる熱気に満ちた、2023-24シーズンのアタランタ。 佳境突入のセリエAでCL出場権争いに食い込む一方、ヨーロッパリーグ(EL)は現在準決勝マルセイユ戦を戦い、アウェイで行われた1stレグ(2日)は1-1の引き分け。9日にホームで決勝戦進出を決めたいところだ。 アタランタで長期政権を敷くガスペリーニ監督は、長い監督キャリアで選手への平等な姿勢、また洗練された戦術が高く評価されてきた66歳の老将。しかし、意外にもタイトル獲得経験が一切ない。 決勝戦進出、ひいては自身初のタイトル、さらにはクラブ史上初の欧州タイトル、1962-63シーズンのコッパ・イタリア優勝以来61年ぶりのビッグタイトル獲得(※1)を見据える、大事な大事なマルセイユとのリターンマッチ。 ガスペリーニ監督は「これほど力強い雰囲気のスタジアムを私は他に知らない。ホームでの2ndレグを経て、私たちは決勝戦に進出できる。私には確信がある」と自信を示す。 EL決勝戦はアイルランド・ダブリンの「ダブリン・アリーナ(AVIVAスタジアム)」が会場。レバークーゼンかローマと激突する決勝行きを前提として、ファンにもダブリン遠征を呼びかけた。 「ベルガモ人がEL決勝のためにダブリンへ、私たちと共に旅行してくれることを願っている。思い返せば私は、アタランタに来て最初の日からこれを望み、ファンへ求めてきた。私からのお願いだ。皆、パスポートを更新するんだ」 (※1)アタランタは過去にセリエBを5回制覇も、トップディビジョンでのタイトル獲得は1963年のコッパ・イタリアのみ 2024.05.07 16:25 Tue

今夏の去就注目のルカク、チェルシーは移籍金を約66億円に設定か

チェルシーは現在ローマにレンタル移籍中のベルギー代表FWロメル・ルカク(30)について、今夏の移籍金を設定したようだ。 ルカクは昨夏に紆余曲折を経て、最終的にローマへレンタルの形で加入。ここまで公式戦44試合20ゴール4アシストと流石の成績を収めており、指揮官がジョゼ・モウリーニョ前監督からダニエレ・デ・ロッシ監督に交代した後も主力の立場は変わっていない。 これだけの活躍を見せるルカクについて、当然ローマは来シーズン以降もキープを希望。シーズン中にチェルシーとの交渉を予定とも報じられており、イングランドのクラブがどのような条件を提示するかが注目されていた。 そんな中、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーはルカクの移籍金を4000万ユーロ(約66億4000万円)に設定した模様。昨夏と同様の移籍金を設定しており、大幅な値引きには応じない構えのようだ。 財政難のローマがこの金額を提示するのは難しいとの見方もあるが、チェルシーとしてはそれ以外のクラブであっても基本的に4000万ユーロさえ提示してもらえば交渉する姿勢だという。 また、『フットボール・イタリア』によると、チェルシーはナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)獲得に向けた交渉の一部としてルカクを差し出す計画もあると報じており、いずれにしても今夏は再びルカクの去就が注目の的になるだろう。 2024.05.07 10:50 Tue

ユーベとの契約は2025年夏まで…キエーザの去就やいかに

イタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の去就やいかに。 昨夏以降、2025年夏までとなっている契約の延長交渉が滞っていることが明らかになり、常にユベントス退団の可能性が報じられるキエーザ。 その今シーズンはセリエA30試合出場で7ゴール3アシスト。開幕5試合4ゴールのロケットスタートを維持できず、プレータイムを減らす時期もあったが、全公式戦で出場停止が1度もなく、ケガ以外での欠場は1試合もない。活躍に好不調あれど、大事な戦力なのは間違いない。 イタリア『カルチョメルカート』は、そんなキエーザの今夏の動向を、判明している情報から展望。 要素としては、起用法を含め、いまいちキエーザを活かしきれないマッシミリアーノ・アッレグリ監督の今季限りでの退任がじわじわ現実味を増している。キエーザ側は代理人による資金力豊かなクラブへの売り込みがそこまでうまくいっていない。ユベントスは指揮官との別れを議論する一方、引き続きキエーザには契約延長を打診...といったあたりだという。 クリスティアーノ・ジュントリSDは5日、『DAZN』の取材でキエーザに関し、「代理人や本人とともにうまく協議したい。今季の終わりには何かを決めなければいけない」とコメント。契約延長か売却か、今夏中に動きがあると示唆した。 キエーザにはバイエルンが関心を寄せ、ローマもダニエレ・デ・ロッシ監督が獲得をリクエストしていると伝えられている。 2024.05.06 21:50 Mon

レーティング:ローマ 1-1 ユベントス【プレミアリーグ】

セリエA第35節、ローマvsユベントスが5日にスタディオ・オリンピコで行われ、1-1のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽ローマ採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240506_1_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 99 スヴィラール 7.0 失点はノーチャンス。ラビオ、ロカテッリ、ケアンら相手の際どい枠内シュートを冷静に阻止。飛び出しの判断も的確だった DF 43 R・クリステンセン 5.5 攻撃のセットプレー時にクロスバー直撃のヘッドなど存在感を発揮。ただ、攻守の流れの中でのプレーが粗かった 14 D・ジョレンテ 6.0 強さと速さのある相手2トップをエンディカと共に冷静に封じた。ビルドアップではアンヘリーニョと主体的にプレー 5 エンディカ 6.0 安定した対人守備で流れの中では決定的な仕事を許さず。マイボール時は積極的なボールキャリーで変化を加えようとした 69 アンヘリーニョ 6.0 守備では穴を作らず、安定した配球と多彩なクロスでチャンスにも絡んだ MF 4 クリスタンテ 6.0 ボックス内への攻撃参加で先制点に関与。後半は疲労感も出たが、攻守に要所を締めるさすがの安定感 16 パレデス 6.0 ローマ通算100試合出場。古巣相手に攻守に奮闘し、配球も安定していた 7 ペッレグリーニ 6.0 幾つかのチャンスで仕留めたかったが、ライン間でボールを引き出しながら攻撃を司った。守備への貢献も申し分なし (→ボーヴェ 5.5) 投入直後からアグレッシブにプレー FW 35 バルダンツィ 6.5 前半はディバラとのコンビ、後半はより自由度の高いプレーで攻撃を牽引。鮮やかな局面打開や守備の切り替えなど加入後最も存在感を示した一戦に (→アズムン 5.5) 前線で駆け引きを繰り返しつつ起点役を担った 90 ルカク 6.5 こぼれ球にしっかりと反応して先制点を記録。ブレーメルやタフな守備陣相手に孤立気味の中でまずまずポストワークも機能 (→エイブラハム 5.5) 長期離脱明けから徐々にキレを見せ始めたが、最後の決定機は決めたかった 21 ディバラ 5.5 古巣相手に前半のみの出場。バルダンツィと共にライン間でボールを引き出しながら攻撃にアクセントを付けた。自陣での際どいロストや好位置からの2本のFKは不発に (→ザレフスキ 5.5) 守備でアンヘリーニョをサポートしつつ、攻撃でも仕掛ける意識を示した 監督 デ・ロッシ 5.5 レバークーゼンとのリターンレグを意識しながらの采配となったが、ユベントス相手に勝ちに近い内容でのドローに ▽ユベントス採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240506_1_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 シュチェスニー 6.5 失点はノーチャンス。後半にクリステンセン、エイブラハムの決定機を見事に阻止。相手守護神と共に試合を引き締めた DF 4 ガッティ 5.5 失点場面はもう少しうまく対応できた感もあるが、試合を通して守備は無難にこなした 3 ブレーメル 6.5 貴重な同点ゴールを記録。ルカクら相手の強力攻撃陣に対して強さと堅実さを兼ね備えたパフォーマンスで応対 6 ダニーロ 6.0 バルダンツィにやや手を焼いたが、安定した繋ぎに要所を締める守備で安定感をもたらす MF 22 ウェア 5.5 右ウイングバックで攻守に精力的にプレー。後半序盤にパレデスとの交錯であわや2枚目のカードという際どいシーンの直後に交代に (→コスティッチ 5.5) ウェアのカードリスクを受けての投入に。最低限の仕事はこなしたが、攻撃面で思ったほどアクセントを付けられず 16 マッケニー 6.0 中央だけでなく右サイドの守備も助けながら90分間奮闘。チャンスにも絡んだ 5 ロカテッリ 6.0 決定機で仕留め切れなかったが、決定的なシュートブロックなど攻守によく奮闘した 25 ラビオ 6.0 後半終盤にイージーミスが出るなど疲労感も出たが、相手のタフな中盤相手に堂々と渡り合う 27 カンビアーゾ 5.5 前半は左、コスティッチ投入後は右でプレー。立ち位置の変化などでアクセントを付けようとしたが、そこまで決定機には繋がらなかった (→アルカラス -) FW 9 ヴラホビッチ 5.5 立ち上がりに1本惜しいシュートを放ったが、以降は相手守備陣の徹底監視にあって目立った仕事はできず (→ミリク 5.5) ヴラホビッチ同様に勝負所のボックス内であまり良い形で絡めなかった 7 キエーザ 6.5 正確な左足クロスで同点ゴールをアシスト。後半立ち上がりに見事な仕掛けから右ポスト直撃のシュートを放つなど、そのスピードで相手の脅威に (→ケアン 5.5) セットプレーで大きな見せ場もスヴィラールの牙城を破れず 監督 アッレグリ 5.5 4試合連続ドロー。中2日でメンバーを入れ替えた相手に対して、消極的な戦いぶりだった ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! スヴィラール(ローマ) シュチェスニーのパフォーマンスも素晴らしかったが、複数のファインセーブを含む5本のシュートストップで勝ち点1奪取に貢献したジャッロロッシの守護神をMOTMに選出。 ローマ 1-1 ユベントス 【ローマ】 ルカク(前15) 【ユベントス】 ブレーメル(前31) 2024.05.06 06:00 Mon

両守護神が活躍のローマとユベントスは譲らずドロー、ミランのCL出場が決定【セリエA】

セリエA第35節、ローマvsユベントスが5日に行われ、1-1で引き分けた。 前節ナポリとの太陽ダービーを2-2の引き分けに持ち込んだ5位ローマ(勝ち点59)は、3日前に行われたヨーロッパリーグ(EL)ではレバークーゼン相手にホームで0-2の敗戦。翌木曜には2ndレグを控え、逆転での2季連続決勝進出を目指す中、セリエAでは来季のCL出場圏内の5位をキープするべく主力を起用。バルダンツィがルカク、ディバラと共に3トップを形成した。 一方、前節ミランにゴールレスドローに持ち込まれた3位ユベントス(勝ち点65)は勝利すればCL出場権獲得が決まる中、ベストメンバーで臨み、ヴラホビッチとキエーザの2トップで挑んだ。 開始3分にキエーザがカットインシュートで牽制したユベントスが7分、最初の決定機を迎える。高い位置でボールを奪った流れからキエーザのラストパスを受けたボックス内のヴラホビッチがシュートに持ち込んだが、枠を捉えきれなかった。 ひやりとしたローマは11分、アンヘリーニョの左クロスからクリステンセンのヘディングシュートがバーに直撃した中、押し込む展開を続けると、15分に先制する。右サイドをバルダンツィ、ディバラで崩すと、クリスタンテのシュートのルーズボールをルカクが押し込んだ。 失点を受けて圧力を弱めたローマに対し、ユベントスは31分に追いつく。CKの流れからキエーザの右クロスをブレーメルがヘッドで合わせた。 同点とされて以降はローマが再びハーフコートゲームとし、ディバラが直接FKでゴールに迫る場面を2度作ったが、1-1のまま前半を終えた。 迎えた後半、開始1分過ぎにキエーザの左足ミドルが右ポストに直撃したユベントスが押し込む入りとした中、62分にもキエーザがカットインシュートで牽制。 さらにラビオのミドルでGKスヴィラールを強襲した中、ローマもすかさず反撃。67分、バルダンツィの突破からペッレグリーニが決定的なシュートを浴びせれば、直後のCKの流れからクリステンセンがボレーでゴールに迫ったが、ユベントス懸命のディフェンスに阻まれた。 その後はローマの攻勢が強まった中、ユベントスは79分にロカテッリのボレーで牽制。ここからユベントスが終盤にかけて盛り返し、88分には決定機。しかしCKからケアンのヘディングシュートが枠を捉えるもGKスヴィラールの好守に阻まれた。 追加タイムにはエイブラハムに絶好機があった中、こちらはGKシュチェスニーの好守に阻止され1-1で決着。両守護神の活躍で勝ち点1を分け合っている。 ローマが引き分けたことにより2位ミランの5位以上が確定。来季のCL出場権を獲得している。 2024.05.06 05:48 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly