ローマがクリスタンテと2027年まで契約延長「ローマは僕にとって第二の家族」

2023.06.19 23:15 Mon
Getty Images
ローマは19日、イタリア代表MFブライアン・クリスタンテ(28)と2027年6月30日まで契約を延長したことを発表した。

2018年夏にアタランタからレンタルでローマに加入したクリスタンテは、翌シーズンに完全移籍。ローマでは公式戦228試合に出場して11ゴール13アシストを記録している。

今季も本職のボランチと手薄となったセンターバックをこなし、主力として公式戦53試合に出場。ヨーロッパリーグ準優勝に貢献していた。
契約延長したクリスタンテは以下のようにコメントした。

「ローマは僕にとって第二の家族。新契約を結びたかったから本当に嬉しい。ローマの成長に直接関わることができた。ロマニスタのためにこれからも全力を尽くしたい。彼らの要求は厳しいけど、それ以上のものを返してくれるからね」

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ローマ監督、J・クライファートの放出望まず 「将来を期待する若手の1人」

ローマを率いるパウロ・フォンセカ監督はオランダ代表FWユスティン・クライファート(21)をチームに残したいようだ。 ローマは昨夏にレンタルで獲得したアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンの買い取りを目指しているが、保有権を持つアーセナルとの交渉が難航。買い取り額で隔たりが生じており、クライファートの譲渡でムヒタリアンを買い取る憶測が浮上している。 ところが、元オランダ代表FWのパトリック・クライファートを父に持つクライファートの放出はフォンセカ監督の意に反するもののようだ。ポルトガル『Publico.pt』で、クラブとしても将来の主力化が期待される若手だと述べ、放出に否定的見解を示した。 「彼ら(クライファート親子)は違う」 「彼の父親は偉大な選手であり、偉大なストライカーだった。ユスティンも父親と同じくらい優れている選手だ」 「彼はローマが将来を期待する若手の1人だ」 クライファートは2018年にアヤックスから加入。今季はここまで公式戦27試合に出場して7ゴール2アシストを記録している。 2020.06.16 16:00 Tue

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