ダニ・オルモがライプツィヒと2027年まで契約延長へ

2023.06.01 22:45 Thu
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ライプツィヒのスペイン代表MFダニ・オルモ(25)が2027年まで契約を延長するようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。

2024年6月にライプツィヒとの契約が切れるダニ・オルモ。バイエルン、バルセロナ、レアル・マドリーらメガクラブが獲得に関心を示していたと報じられるが、ここ数週間でのライプツィヒの契約延長交渉が実を結び、残留に傾いたとのことだ。
新契約には解除条項の不随を求めたようだが、2027年までの契約延長によって3000~4000万ユーロと報じられていた移籍金の高騰は避けられず、古巣バルセロナは今夏での獲得を見送るだろうと『ムンド・デポルティボ』は締めくくった。

2020年冬にディナモ・ザグレブからライプツィヒに加入したダニ・オルモは今季、公式戦30試合の出場で5ゴール10アシストを記録。ライプツィヒのチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献していた。

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バルセロナSDデコ氏がニコ・ウィリアムズ&ダニ・オルモの代理人と接触、交渉に進展か

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ユーロは嬉しい結末だったけど…/原ゆみこのマドリッド

「マドリディスタは幸せでいいわね」そんな風に私が羨ましがっていたのは火曜日、サンティアゴ・ベルナベウに8万人のファンを集めてエムバペのレアル・マドリー入団メガプレゼンが開催。ジダン前監督にも伴われ、ピッチにしつらえられたステージに上がった当人が大喝采を浴びているのを見た時のことでした。いやあ、2年前にも移籍秒読みと言われながら、土壇場でPSGとの契約を延長した際にはペレス会長を含め、マドリーファン大多数もかなり気分を害したものだったんですけどね。喉元過ぎれば熱さを忘れるというか、うーん、それより私にはユーロでダメダメだったムバパペの印象が結構、残っていてねえ。 実際、フランスは準決勝でスペインに負け、ユーロ優勝も手土産にはできなかったんですが、プレゼン前、折しも前日から、プレシーズン練習がスタートしたバルデベバス(バラハス空港の近く)のオフィスで5年契約にサインした後、エムバペはアンチェロッティ監督や今季からのチームメートに挨拶。記者会見では特に外見上は異常が見られなかったものの、ユーロ初戦で骨折した鼻の診察も受け、近日中に手術をするかどうか決めるそうですが、どちらにしろ、練習合流はフランス代表で一緒だったカマビンガ、チュアメニ、メンディらと共に7月末になりますからね。 それだけにムバッペ自身はマドリーのこの夏、最初の公式戦となる8月14日のUEFAスーパーカップ、アタランタ戦出場に前向きだったとはいえ、まだどうなるかは不明。とりあえず、新シーズンに獲得タイトル数を増やして帰還するのは、ええ、ユーロを制したスペイン代表メンバー3人のうち、ナチョとホセルはそれぞれ、アル・カーディシーヤ(サウジアラビア)、アル・ガラファ(カタール)へ行くことになりましたからね。カルバハルだけになったため、これならモラタ1人参加だったアトレティコと同じ、もしくはアルゼンチン代表でコパ・アメリカ連覇を果たしたデ・パウルとモリーナがいる分、王者が多くて、少しは慰めになるかと思ったものの、とんでもない。 というのもスペインが凱旋帰国した月曜、いきなりモラタのミラン移籍ほぼ決定の報が流れ、うーん、2週間前には「タイトルを獲るまで、アトレティコを出ることは想像できない」と当人がSNSで呟いて、クラブにも残留の意志を通達。それが後日、エル・ムンド紙のインタビューで「Soy más feliz fuera, porque la gente me respeta/ソイ・マス・フェリス・フエラ、ポルケ・ラ・ヘンテ・メ・レスペタ(人が自分をリスペクトしてくれるから、国外にいる方が幸せだ)」と豹変していたため、セレソ会長も「Primero dijo que se quedaba y luego que se marchaba/プリメーロ・ディホ・ケ・セ・ケダバ・イ・ルエゴ・ケ・セ・マルチャバ(最初は残ると言って、それから出て行くと言った)」と困惑していたんですけどね。 実際、ミランに契約破棄金額の1500万ユーロ(約26億円)を支払われたら、どうしようもないので、結局、そこは会長も「Si se quiere ir, nadie se lo impedirá/シー・セ・キエレ・イル、ナディエ・セ・ロ・インペディラ(出たいのなら、誰も邪魔はしない)」と言うしかなし。その間、当人は代表の祝賀パレード最中にオープンデッキバスから吊り下げたアトレティコの旗の写真をインスタにアップしたところ、ファンから「アトレティコの旗があるけど、ミランに行ってくれて良かった」とケチをつけられ、「今は出て行けないのか。でもCLドルトムント戦の後は誰もがボクを放り出したがっていた」とリプして炎上とは、まったくお騒がせな人じゃないですか。 実際、モラタは祝賀イベント翌日の火曜にはメトロポリターノを訪れ、クラブ幹部や職員に挨拶し、夕方にはキャンプ地のロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエル(マドリッドから1時間の高原リゾート)を訪問。サウールもセビージャへのレンタル移籍が決まり、今はまだ7人ぐらいしかいないチームメートとシメオネ監督に別れを告げて、翌日にはもうミラノに飛ぶ予定なのだとか。その展開を見るにつけ、やっぱり前夜の祝賀イベントでの当人のハッチャケぶりは、よっぽどアトレティコを、そしてスペインを離れられるのが嬉しかったからに違いないと邪推してしまった程ですが…とにかく、グリーズマンもエムバペに負けず劣らず、ユーロではひどかったですし、アトレティコも早いとこ、FWの補強に手を付けた方がいいんじゃないでしょうか。 そんなことはともかく、そのスペインが史上最多となる4回目のユーロ優勝を決めた決勝イングランド戦がどんなだったかもお伝えしていかないと。準決勝フランス戦の時にはマドリッド・リオ(マンサナレス河岸の緑地帯)だけだった、市内のパブリックビューイング会場もさすがに決勝ともなると、市当局もキャパ不足を心配したんでしょうかね。今度はコロン広場にも大型スクリーンが設置されると聞き、日曜はキックオフ2時間程前に偵察に行ってみたところ…。 それが最寄りのメトロ駅は封鎖されているわ、四方八方から、あまりに大勢のファンが詰め掛けてくるのに少々、閉口して、ええ、こちらもスクリーンは1台だけ。路傍の石垣に座って観戦のチョイスをすれば、結局、試合をスマホで見ることになるのは火を見るより明らかでしたからね。優勝した際にはその後、トロフィー授与やら、お祝いが延々と続くのもわかっていたため、私は家の近くに戻って、いつものバル(スペインの喫茶店兼バー)で観戦することに。 お店に着くまでは、すでにキックオフ1時間以上前に席がなくなっていたレアル・マドリーのCL準決勝バイエルン戦1stレグを思い出して、出遅れたかもしれないとちょっと、心配だったんですが、大丈夫。やはりオープン放送のTVE(スペイン国営放送)が中継というのもあったか、満員になったのはキックオフ15分ぐらい前だったんですが、それがベルリン・オリンピックシュタディオンでの前半はかなり地味な展開だったんですよ。 ええ、元々、イングランドが攻撃的なプレーを派手に展開するチームじゃないことは、ここまでの試合でわかっていたんですが、この日はやたらボールポゼッションが高かったスペインも決勝戦のプレッシャーがあったか、相手の守備を崩すことができなくてねえ。せいぜい、目についたのはハリー・ケーン(バイエルン)がファビアン(PSG)を潰して、試合最初のイエローカードをもらったことと、ハーフタイム間近にイングランドのFKをロドリが頭でクリア。それがフォーデンへのナイスアシストとなったものの、マンチェスター・シティの同僚のシュートはGKウナイ・シモン(アスレティック)があっさりキャッチしてくれたことぐらいだったかと。 それが後半頭には波乱が起こって、いえ、前半の守備中、ロドリがラポール(アル・ナスリ)とぶつかった際に負傷。続行不能でスビメンディ(レアル・ソシエダ)に代わっていたのには驚かされたんですけどね。まさか、再開からたった1分でスペインが先制点を奪ってしまうとは、やってくれるじゃないですか!そう、出場停止が明けて先発に戻ったカルバハル(マドリー)が前日、17才のバースデーを祝ったジャマル(バルサ)にパスを送ったところ、敵エリア前を中央に向かって移動した彼が前々日、22才になったニコ・ウィリアムス(アスレティック)にラストパス。折よく、ダニ・オルモ(ラオプツィヒ)がイングランドのCBたちを連れて行ってくれたため、フリーでボールを受けることができたニコのシュートが見事にGKピックフォード(エバートン)を破ったんですが、おかげでそれまで静かだった店内も一気に盛り上がることに。 ただ、その後もオルモやモラタ、ニコらが撃っていったものの、スペインは追加点がなかなか入らなくてねえ。それでも優勢なのは明らかだったため、デ・ラ・フエンテ監督もいつも通り、もう21分には、この大会中ずっと、「yo me he puesto el mono de trabajo/ジョ・メ・エ・プエエストー・エル・モノ・デ・トラバッホ(自分は作業着を身につけた)。スペースを作ったり、敵DFと戦うために必要だったから」というモラタをオジャルサナル(レアル・ソシエダ)に交代。とはいえ、先に結果を出したのは、準決勝オランダ戦で3試合目の延長戦入りを防ぐ、土壇場の勝ち越しゴールを挙げたワトキンス(アストン・ビラ)がケーンに代わって入った後、サウスゲート監督が更なる攻撃力アップに投入したパルマー(チェルシー)の方でした。 そう、27分、サカ(アーセナル)が右サイドから入れたボールをベリンガム(マドリー)が折り返し、パルマーがエリア外から撃ったシュートが決まってしまったから、さあ大変!いやあ、私もイングランドが危険になるとしたら、すでに16強対決のスロバキタ戦で見せたように、ベリンガムが1年間のマドリー生活で修得した根性のremontada(レモンターダ/逆転劇)精神を発揮する、後半ロスタイムだろうと思い込んでいましたからね。この同点弾には意表を突かれたの何のって。 それはスペインの選手たちも同じだったか、リスタート直後はシモンと両CBのラポール、ル・ノルマン(レアル・ソシエダ)が三角パス回しを延々と続けていて、ええ、16強対決でジョージアにオウンゴールで先制点を献上した後、ショック状態に陥ったチームを落ち着かせてくれたロドリはもう、ピッチにいませんでしたからね。それこそ、延長戦やPK戦になったら、この大会でより多く経験を積んでいるイングランドにやられてしまうんじゃないかと不安になったものでしたが、やってくれたんですよ、オジャルサバルが。 ここまでずっと、敵DFを疲弊させるのにモラタが力尽きた後に前線に入りながら、ゴールを挙げられなかった彼なんですが、この時はU代表時代から、旧知のデ・ラ・フエンテ監督の「ミケルは保証付きの選手。ずっと一緒に勝ってきた。いつも何かをしてくれる」という信頼に応えることに。41分、オルモのスルーパスを受け、左サイドを上がって来ていたククレジャ(チェルシー)に一旦、ボールを預けると自身はゴール前に突進。目論見通り、ククレジャからのラストパスをグエイ(クリスタル・パレス)に先んじて押し込んで、勝ち越し点を挙げてくれたから、どんなに有難かったことか。 ただそれも土壇場に強いイングランドが45分、CKから、ストーンズ(マンチェスター・シティ)がヘッド。これをシモンが弾き、更にグエイのヘッドもゴールライン上でオルモが頭で弾き返してくれなかったら、どうなっていたか、わからないんですけどね。そのままロスタイム4分も無事に過ごしたスペインは2-1で勝って、2012年以来となるユーロ優勝を達成。おかげで、準決勝フランス戦で大会最年少得点記録を塗り替え、若手MVP賞をもらったジャマルなど、「同点にされた後、相手は凄く押してきたけど、este equipo estemos como estemos remontamos siempre y acabamos ganando/エステ・エキポ・エステモス・コモ・エステモス・レモンタモス・シエンプレ・イ・アカバモス・ガナンドー(このチームはどんな状態でもいつも逆転して、最後は勝っている)」と胸を張っていたんですが、まあねえ。 一方、大人の大会MVPとなったロドリは、「Muchos ya éramos campeones europeos sub-19 y sub-21, esto es algo que se cultiva y se lleva trabajando/ムーチョス・ジャー・エラモス・カンペオネス・エウロペオ・スブ・ディエイヌエベ・イ・スブ・ベインテウノ、エス・アルゴ・ケ・セ・クルティバ・イ・セ・ジェバ・トラバハンドー(ボクらの多くはU19とU21代表でユーロに優勝している。それが培われて、取り組まれてきた何かだ)」と、デ・ラ・フエンテ監督のU代表時代からの仕事を称賛。うーん、確かにルイス・エンリケ前監督を2022年W杯後に引き継いだ時の彼はあまり、世間から期待されていませんでしたからね。それがまさか、昨年のネーションズリーグ・ファイナルフォー優勝に続き、とうとうユーロでも王者になったとなれば、もう誰も彼には足を向けて眠れない? そしてマッチMVPにはニコが選ばれ、オルモも3得点でケーンを始め、他5人と共に大会得点王に輝いたんですが、試合後のピッチで思う存分、お祝いに明け暮れたチームは翌日、午後3時半にマドリッドに到着。そこからマラソン祝賀行事が始まって、いえ、選手たちがスペイン広場にあるホテルで一休みした後、チームはスペイン国王フェリペ6世への優勝報告訪問にサルスエラ宮殿を訪ね、続いて同じ高速道路沿いにあるモンクロア宮殿でペドロ・サンチェス大統領に挨拶して、オープンデッキバスに乗り換え。そのまま市内中心部に入ってくるのを私は家の近所で待ち受け、パレードをチラ見しただけだったんですけどね。 だってえ、祝賀会場のシベレス広場は午後7時過ぎには人が詰め掛け始め、西日がきつい中、マドリーのリーガ、CL優勝時のマドリッド市役所の近所数ブロックをオープンデッキバスで回る何ちゃってパレードとは違い、代表バスが沿道から大勢のファンが見守る中、コロン広場を経由して、緩々、到着するのを午後10時まで待たないといけなかったんですよ。すぐ家に戻って、進行状況をテレマドリッド(ローカルTV局)の追っかけ中継で見ていたところ、今回は噴水前ではなく、市役所前に設けられたステージに最初にモラタが登場したのは10時半。 キャプテンの彼がそこから、マイクを握って離さず、かつて2008年ユーロの祝賀イベントで伝説となったペペ・レイナ(当時はリバプール、今季はビジャレアルからコモに移籍)張りに、チームメートを一人ひとり、紹介台詞付きで呼んでいき、その間、歌うわ、踊るわ、もう大変な騒ぎとなることに。決勝から招かれていた、昨年11月の代表戦でヒザの靭帯断裂の重傷を負ったガビ(バルサ)も最後に呼ばれ、ようやくデ・ラ・フエンテ監督がステージに現れたのが11時20分頃でしたっけ。 おまけにそれで終わるかと思いきや、ゲストアーティスト3人の歌に続き、ついにはデ・ラ・フエンテ監督まで、カラオケしだす始末で、いえ、お世辞にもベルナベウのピッチでDecimo(デシモ/10回目のCL優勝のこと)のイムノ(クラブ歌)を熱唱したアンチェロッティ監督程、上手くはなかったんですけどね。そしていよいよ、クイーンのWe are the Championsが流れ、金の紙吹雪が舞ったところでお開きかと思いきや、更にもう1曲、皆で歌っているって…終わったのが午前零時ともなれば、ただただ、広場に駆けつけ、立ち見していた50万人のファンは凄いとしか、言いようがないかと。何はともあれ、スペイン代表も12年ぶりのビッグタイトル奪還ですからね。ここから再び黄金期が始まるのかはわかりませんが、今は選手たちもファンも祝うだけ、祝ったらいいんじゃないでしょうか。 <hr>【マドリッド通信員】 原ゆみこ 南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。 2024.07.17 22:40 Wed
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スペイン代表FWダニ・オルモの契約解除条項はまだ有効、104.6億円で20日まで獲得可能! バルサ、シティ、バイエルンが関心…

今夏の移籍が噂されているRBライプツィヒのスペイン代表FWダニ・オルモ(24)だが、期限切れかと思われていた契約解除条項はまだ生きているという。 バルセロナのカンテラで育ったダニ・オルモは、クロアチアのディナモ・ザグレブへと移籍。大きく飛躍すると、2020年1月にライプツィヒへと完全移籍で加入した。 ブンデスリーガでプレーするダニ・オルモはこれまで通算107試合17ゴール24アシストを記録。ライプツィヒにとって欠かせない存在になると、スペイン代表としても37試合出10ゴールを記録するなど、結果を残している。 ダニ・オルモには、古巣のバルセロナが強い関心を示している一方で、資金繰りにも苦心している状況。ただ、ドイツ『ビルト』によれば、獲得のチャンスは十分にあるようだ。 ダニ・オルモの契約には6000万ユーロ(約104億6000万円)の契約解除条項が存在。いつまで有効なのかということが不明で、6月30日まで、7月15日まで、7月31日までと様々なメディアが報じていた。 しかし、『ビルト』によれば全て間違った情報とのこと。実際の期限は、7月20日だという。 現在ダニ・オルモも参加しているユーロ2024だが、決勝は7月14日に開催。そこから1週間が勝負となる。 バルセロナの他にも、マンチェスター・シティやバイエルンが関心を寄せている状況。ライプツィヒは、7月20日を過ぎても売却する可能性はありそうだが、6000万ユーロを下回るオファーでは不可能だと見られている。 <span class="paragraph-title">【動画】ドイツ代表戦で決めたダニ・オルモのダイレクトシュート</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pPbmqnGkZq0";var video_start = 135;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.09 13:20 Tue

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バルセロナSDデコ氏がニコ・ウィリアムズ&ダニ・オルモの代理人と接触、交渉に進展か

バルセロナが2人のスペイン代表選手の獲得に迫っているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 今夏はウインガー補強を最優先に動いているバルセロナ。さまざまな選手が候補に挙がったなか、現在はアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)の獲得に注力し、加えてRBライプツィヒのスペイン代表MFダニ・オルモ(26)への関心もかねてから報じられている。 スポーツ・ディレクター(SD)を務めるデコ氏は、スペインの優勝で幕を閉じたユーロ2024から間もない16日に、ダニ・オルモの代理人を務めるフアンマ・ロペス氏と接触しとのこと。さらにその翌日には、ニコ・ウィリアムズの代理人を務めるフェリックス・タインタ氏と昼食を共にしたという。 デコ氏はニコ・ウィリアムズとダニ・オルモがそれぞれバルセロナ入りに熱心なことを確認。交渉に進展があったという。 ニコ・ウィリアムズには5800万ユーロ(約99億1000万円)の契約解除条項が存在。ダニ・オルモにも6000万ユーロ(約102億5000万円)の契約解除条項が設けられているが、こちらは期限が20日に迫っている。 近年は財政難に悩まされているバルセロナだが、先日『カタルーニャ・ラジオ』のインタビューに対応したジョアン・ラポルタ会長が財政状況の改善をアピール。ニコ・ウィリアムズの獲得も「今ではイエス」と主張していた。 ラ・リーガのハビエル・テバス会長も、スペイン『スポルト』のインタビューで同意見のコメント。もう少しで実現する「1:1ルール(移籍金や給与の貯蓄に充てられる資金をすべて投資することが許可されている状態)に戻れば」との注釈付きで、その事実を認めていた。 なお、ダニ・オルモに関しては、マンチェスター・シティやバイエルンといったより資金力のあるクラブも関心。スペイン代表FWアルバロ・モラタ(31)がミランへと向かうアトレティコ・マドリーもこの争いに急きょ加わったようだが、選手本人は破格のオファーがない限り、他の3クラブを優先する見込みだ。 2024.07.18 17:23 Thu
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アラベス、ライプツィヒからU-21スペイン代表FWノボアを完全移籍で獲得

アラベスは22日、RBライプツィヒからU-21スペイン代表FWウーゴ・ノボア(21)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年6月30日までとなる。 2019年夏にデポルティーボ・デ・ラ・コルーニャの下部組織からライプツィヒU-17に加入したノボア。順調にステップアップを重ねると、2021年10月のグロイターフェルト戦に85分から出場しトップチームデビュー。さらに3分後の88分にはプロ初ゴールを記録。18歳8カ月でのゴールはライプツィヒのクラブ最年少得点記録となり、現在まで更新されていない。 トップチームに定着したノボアだったが、その後は出場機会に恵まれず、2023年1月には2026年まで契約を延長すると同時にバーゼルへレンタル移籍。バーゼルでは公式戦17試合に出場し1ゴール3アシストを記録。 2023-24シーズンも出場機会を求めて、ユトレヒトへレンタル移籍したが、半年間でわずか6試合の出場にとどまり、2024年1月に契約を解消。レンタル先をセグンダ・ディビジョン(スペイン2部)のビジャレアルBに変更すると、リーグ戦11試合に出場した。 2024.07.23 08:30 Tue
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静かな夏を過ごす新体制リバプールに動きあり? RBライプツィヒのフランス人CBに関心か

リバプールがRBライプツィヒのフランス人DFモハメド・シマカン(24)に関心を示しているようだ。 長年チームを率いてきたユルゲン・クロップ監督が去り、新たにアルネ・スロット監督が就任する変化がありながらも、ここまで静かな移籍市場を過ごしているリバプール。昨シーズン限りで退団した元カメルーン代表DFジョエル・マティプに代わるセンターバックの獲得はあるかなどが注目されている。 そんな中で、ドイツ『スカイ・スポーツ』のフィリップ・ヒンツェ記者によると、リバプールはシマカンに注目しているとのこと。まだ具体的な交渉があるわけではないものの、関心を強めているようだ。 シマカンは2021年夏にライプツィヒ入り。センターバックのほか右サイドバックでもプレー可能なフランス人DFはクラブの主力に定着し、昨シーズンも公式戦42試合に出場した。 シマカンはライプツィヒに満足しているものの、移籍の可能性自体は排除していない模様。クラブも4000万~4500万ユーロ(約69億~77億円)の移籍金を提示されれば、売却に応じる構えだという。 シマカンについては過去にアーセナルからの関心が報じられたほか、現在はアトレティコ・マドリーも関心を示していることから、今夏注目のCBとなるのは間違いないだろう。 2024.07.16 12:40 Tue
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フランクフルト時代の完全復活は遠い過去…ライプツィヒがアンドレ・シウバ売却を望むも一筋縄ではいかず

元ポルトガル代表FWアンドレ・シウバ(28)の去就が不透明だ。ドイツ『ビルト』が伝える。 2016-17シーズン、トップ昇格1年目のポルトで公式戦21得点を叩き出し、17年夏に早くもミランへと旅立ったアンドレ・シウバ。 しかし、イタリアサッカーに適応できず、1年でセビージャへレンタル放出され、さらにその1年後、フランクフルトへ完全移籍。加入2年目にブンデスリーガ32試合で28得点をマークし、ストライカーの完全復活を印象付けた。 ただ、21-22シーズン加入のRBライプツィヒで停滞し、23-24シーズンはレアル・ソシエダへレンタル放出。ケガも抱えてほとんど活躍できず、買い取りオプションは行使されなかった。 そうして8日、約1年ぶりにライプツィヒの練習場へ戻ってきたアンドレ・シウバ。再会したチームメイトらと笑顔で汗を流したそうだが、ライプツィヒ・フットボールにフィットしていないため、クラブは売却に動いているという。 移籍金として1500万ユーロ(約26.1億円)を望むも、獲得時のコストや残りの契約期間から、減価償却による資産価値が1000万ユーロを下回っており、現状、完全移籍での買い手が現れるメドも立っていないそうだ。 5日にはシュツットガルトからの関心が判明も、現時点でオファーはなし。ライプツィヒは1000万ユーロ以下での売却、また買取OP付きのレンタル放出を選択肢に含めたとされる。 アンドレ・シウバはフランクフルト時代に市場価値が4500万ユーロ(約78.4億円)まで到達も、現在は600万ユーロ(約10.4億円)。1500万ユーロで売れる可能性は、ほぼないだろう。 カタールW杯を最後にポルトガル代表からフェードアウト…アンドレ・シウバは11月で29歳となる。 2024.07.09 14:50 Tue
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ベールを脱いだ特大のポテンシャル…18歳の195cm両利きCBハイセン、ユベントスは他クラブへの警戒が必要に

U-19オランダ代表DFディーン・ハイセン(18)への注目度が高まってきた。 5日、セリエA第23節のローマvsカリアリが行われ、ダニエレ・デ・ロッシ監督体制3試合目のローマが4-0と完勝。59分、途中出場からまもないローマの195cm両利きセンターバック・ハイセンが勝利を決定付ける4点目を決めた。 このハイセン、ユベントスから半年レンタルでローマに来たばかりの18歳だが、セリエA初得点となった前述のゴールだけでなく、デ・ロッシ新監督への関心の高さと相まり、いま非常に注目を集めているティーンエイジャーだ。 今季前半戦のユベントスでは、セリエAデビューの1試合12分間のみの出場にとどまったが、ハイセンを指導してきたユベントスの下部組織コーチ陣は口を揃えて「ユーベの未来」と称する大器中の大器。レンタルバック後の定位置奪取が期待される。 ただ、注目を集めているのは、ユベントスでの将来が期待されているからだけではない。ローマでファーストインパクトを与えることに成功したために、西欧のビッグクラブが続々と関心を高めているのだ。 イタリア『カルチョメルカート』によると、純粋な資金力だけには疑いの余地がないマンチェスター・ユナイテッド、また若手の登竜門として名高いドイツの両雄、ドルトムントとRBライプツィヒが、18歳ハイセンへの関心のギアを上げているという。3者は選手がユベントスへ復帰する2024年夏の獲得さえ見据える。 保有元ユベントスとしては、元ブラジル代表DFアレックス・サンドロ(33)と元イタリア代表DFダニエレ・ルガーニ(29)が2024年夏でいよいよ退団する可能性も指摘され、そうでなくとも経験を積んで帰ってくるハイセンは序列を上げる見通しだ。 逸材を易々と手放す可能性などもちろんないだろうが、ユナイテッドのような一部のメガクラブは、ポテンシャルこそあれど実績に乏しい若手タレントに3000万ユーロ(約48億1000万円)以上を積むことを苦にせず。 ハイセンとの契約を2027年6月まで残すユベントスも注意が必要だ。 2024.02.08 20:20 Thu

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