今季48試合出場…インテルに欠かせぬムヒタリアン、契約延長の障壁となるのは?

2023.05.30 21:28 Tue
インテルの中でも頭ひとつ抜けた経験値の持ち主だ
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インテルの中でも頭ひとつ抜けた経験値の持ち主だ
インテルにとって、元アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン(34)との契約延長は優先事項ではないようだ。

昨シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)を制したローマの一員だったムヒタリアン。インテルと2年契約を結んだ今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)の決勝戦へと駒を進めており、2年連続で欧州カップ戦を制すという偉業を達成する可能性がある。

ただ、現在はミランとのCL準決勝2ndレグで肉離れを起こしたため、直近の公式戦3試合を欠場中。それでも、イタリア『カルチョメルカート』によれば、来月3日に行われるセリエA最終節のトリノ戦も休養すれば、10日のCL決勝戦マンチェスター・シティ戦には十分に間に合うとのことだ。
一方、ムヒタリアンは今シーズンの公式戦48試合に出場するなど、ケガを除けばフル稼働中だが、2024年6月までとなっているムヒタリアンとの契約の延長は優先事項ではない模様。来年1月で35歳となる年齢はやはりネックのようだ。

そんな情勢を把握しているのか、ムヒタリアンの代理人を務めるラファエラ・ピメンタ女史は先日、『カルチョメルカート』のインタビューでインテルでの充実ぶりを強調している。
「彼はインテルで快適に過ごしているわ。彼がピッチで優れたパフォーマンスを発揮しているのは、日々の過ごし方が良いということじゃないかしら。インテルの素晴らしい成績にも寄与しているはずよ。契約延長はクラブに尋ねないとわからないけど、とにかく実現することを願っているわ」

下部組織時代、短期間ながらもブラジルのサンパウロに在籍歴があるムヒタリアン。プロになってからはウクライナのシャフタール・ドネツクを皮切りに、ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルでもプレーしている。インテルの中でも頭ひとつ抜けた経験値を持つ34歳なだけに、この先もインテルで長くプレーを見続けたいところだがどうなるだろうか。

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CLのGS組み合わせ決定! バイエルン、バルサ、インテル同居の死の組! 長谷部&鎌田vs守田の日本人対決実現へ

25日、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ抽選会がトルコのイスタンブールで行われた。 昨シーズンはリバプールを決勝で破ったレアル・マドリーの最多14度目の優勝で幕を閉じたCL。今夏の各クラブの積極補強もあり、例年以上の混戦が見込まれる。 その覇権争いの行方を左右するグループステージの抽選会がファイナルの開催地イスタンブールで行われた。 今グループステージ最激戦区となったのは、ブンデスリーガ王者のバイエルンと今夏積極補強を敢行したバルセロナ、昨季セリエA2位のインテル、チェコ王者のビクトリア・プルゼニが同居するグループCに。FWロベルト・レヴァンドフスキにとってはいきなりの古巣対戦に。 また、グループAはCL準優勝のリバプール、EL準優勝のレンジャーズのイギリス勢に、アヤックスとナポリが同居する激戦区に。 大会連覇を目指すレアル・マドリーは、昨季も同居したシャフタール・ドネツクに加え、RBライプツィヒ、FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介の日本人選手4選手を擁するセルティックと同じグループFに入った。 その他の日本人選手ではEL王者フランクフルトのMF鎌田大地とMF長谷場誠、スポルティングCPのMF守田英正がトッテナム、マルセイユと同じグループDに入り、グループステージでの日本人対決が実現することに。 なお、今年11月のカタール・ワールドカップ開催に伴い、今季のグループステージは過密スケジュールとなり、第1節が9月6.7日に行われ、最終節が11月1.2日に終了する予定だ。今回決定したグループステージ抽選結果は以下の通り。 ◆グループA アヤックス(オランダ) リバプール(イングランド) ナポリ(イタリア) レンジャーズ(スコットランド) ◆グループB ポルト(ポルトガル) アトレティコ・マドリー(スペイン) レバークーゼン(ドイツ) クラブ・ブルージュ(ベルギー) ◆グループC バイエルン(ドイツ) バルセロナ(スペイン) インテル(イタリア) ビクトリア・プルゼニ(チェコ) ◆グループD フランクフルト(ドイツ) トッテナム(イングランド) スポルティングCP(ポルトガル) マルセイユ(フランス) ◆グループE ミラン(イタリア) チェルシー(イングランド) レッドブル・ザルツブルク(オーストリア) ディナモ・ザグレブ(クロアチア) ◆グループF レアル・マドリー(スペイン) RBライプツィヒ(ドイツ) シャフタール・ドネツク(ウクライナ) セルティック(スコットランド) ◆グループG マンチェスター・シティ(イングランド) セビージャ(スペイン) ドルトムント(ドイツ) コペンハーゲン(デンマーク) ◆グループH パリ・サンジェルマン(フランス) ユベントス(イタリア) ベンフィカ(ポルトガル) マッカビ・ハイファ(イスラエル) 2022.08.26 02:20 Fri

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