【ECL準決勝プレビュー】菅原AZは今大会無敗ハマーズに逆転突破狙う! 決勝懸けた運命の第2戦

2023.05.18 12:30 Thu
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ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準決勝の2ndレグが18日に開催される。ファイナル進出を懸けた第2戦の展望を紹介していく。

◆ECL準決勝2ndレグ
▽5/18(木)
《28:00》
AZ vs(AGG:1-2) ウェストハム
バーゼル vs(AGG:2-1) フィオレンティーナ

◆菅原が逆転での決勝進出目指す
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★予想スタメン
◆AZ◆
【4-2-3-1】
GK:ライアン
DF:菅原由勢、ベウケマ、ハツィディアコス、ケルケス
MF:クラジー、ラインデルス
MF:オドゴール、マイナンス、ファン・ブレデローデ
FW:パヴリディス

◆ウェストハム◆
【4-2-3-1】
GK:アレオラ
DF:ケーラー、ズマ、オグボンナ、クレスウェル
MF:ソウチェク、ライス
MF:ボーウェン、パケタ、ベンラーマ
FW:イングス
DF菅原由勢を擁するAZは、今季ECLで無敗を継続する優勝候補相手に初黒星を与えての逆転突破を目指す。

先週にロンドン・スタジアムで行われた1stレグは、ホームのウェストハムが2-1の逆転勝利で先勝した。立ち上がりから一進一退の攻防を見せた中、アウェイのAZが前半終盤にMFラインデルスの強烈なミドルシュートで先制に成功した。しかし、後半に入って徐々に盛り返したウェストハムはMFベンラーマのPKで同点に追いつくと、76分にはセットプレーの二次攻撃からFWアントニオの泥臭いゴールで逆転に成功。このままリードを守り切ったモイーズのチームが先勝した。

試合を通しては善戦を見せたものの、ロンドン・スタジアムの独特な空気や世界屈指のリーグでプレーする格上の個の力に屈したAZ。それでも、先週末のエールディビジでは格下エメン相手に前半だけで5ゴールを奪う、圧巻のパフォーマンスで5-1の完勝。菅原を含めて多くの主力を早いタイミングでベンチに下げ、コンディション調整を含めてホームでの逆転突破に弾みを付ける大勝となった。また、今回の試合では左サイドバックの主力である逸材DFケルケスがサスペンション明けで復帰となり、右の菅原と共にサイドアタックに厚みを加えてくれるはずだ。

一方、準決勝でも今大会で披露する勝負強さを見事に発揮し、初戦を逆転勝利で飾ったウェストハム。ただ、PKにセットプレー流れのゴールとややツキに恵まれた印象もあり、敵地での2ndレグに向けて全く油断できない状況だ。

それでも、プレミアリーグですでに残留を決めているアドバンテージによって直近のブレントフォード戦では大幅なターンオーバーを敢行。0-2で敗戦を喫したが、主力温存によって大一番へしっかりとコンディションを整えてきた。なお、初戦で決勝点を挙げた主砲アントニオとDFツォウファルは遠征メンバー入りしたものの軽傷を抱えており、起用の可否は微妙なところだ。もちろん、代役を担うFWイングスは実力派のストライカーだが、カウンターの起点やイーブンボールを五分以上で競り勝てるフィジカルモンスターが不在となれば、より難しい試合になるかもしれない。

◆スイス勢初のファイナルか、ヴィオラの逆転か
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★予想スタメン
◆バーゼル◆
【3-5-2】
GK:ヒッツ
DF:ラング、ヌフ、ペルマール
MF:エンドイエ、ディウフ、ブルヘル、ジャカ、ミラー
FW:アムドゥニ、オギュスタン

◆フィオレンティーナ◆
【4-2-3-1】
GK:テラッチアーノ
DF:ドゥドゥ、クアルタ、ミレンコビッチ、ビラギ
MF:アムラバト、マンドラゴラ
MF:ニコラス・ゴンサレス、ボナヴェントゥーラ、イコネ
FW:カブラウ

バーゼルとフィオレンティーナの対決は、下馬評を覆してスイスの名門が初戦で大きなアドバンテージを手にした。

先週にスタディオ・アルテミオ・フランキで行われた1stレグは、バーゼルの元エースストライカーであるFWカブラウの古巣初対戦に注目が集まった中、その主役が前半に恩返しゴールとなる先制点を奪取。以降もホームのフィオレンティーナが優勢に試合を運んだものの、なかなか追加点を奪い切れず。

すると、前半から幾度か鋭いカウンターを仕掛けていたバーゼルは、GKのロングフィードからパス2本で局面を変えてMFディウフのファインフィニッシュで同点に追いつく。さらに、試合終了間際には前がかったヴィオラの隙を突き、セットプレーの二次攻撃からFWアムドゥニの値千金の逆転ゴールでアウェイチームが2-1の逆転勝利を収めた。

望外のアドバンテージを手にしてザンクト・ヤコブ・パルクでの2ndレグを迎えることになったバーゼルは、スイスのチーム史上初となるUEFAコンペティション決勝進出への機運高まり、チケットがソールドアウト。直近のリーグ戦ではザンクト・ガレンに屈辱の1-6の大敗を喫したが、同試合では1stレグから先発9人を入れ替えており、この大一番へ周到な準備を整えている。初戦で手の内を晒していることもあり格上相手に苦戦必至だが、引き続き粘り強い戦いを見せられれば、悲願達成の可能性は十二分にある。

一方、ホームでショックが残る敗戦となったフィオレンティーナだが、直近のウディネーゼ戦では大幅なターンオーバーを敢行した中で2-0の快勝。公式戦4試合ぶりの勝利によってバウンスバックに成功した。多士済々なアタッカー陣に制空権を握れるセットプレーを含め、敵地でもゴールを奪える可能性は非常に高いが、初戦で手を焼いたカウンター対応など問題点をしっかりと修正したい。

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【ラ・リーガ第6節プレビュー】今季最初のマドリードダービー! 久保はタフな古巣ヘタフェ戦

先週末に行われた第5節はレアル・マドリーが持ち味の勝負強さを発揮し、開幕5連勝を達成。また、バルセロナとジローナの好調カタルーニャ勢が揃って4連勝を飾り、首位チームを2ポイント差で追走している。 UEFAコンペティションのグループステージが開幕し、週明けは今シーズン最初のミッドウィーク開催の第7節が控える。その過密日程の中で今節は今季最初のマドリード・ダービーが開催される。 開幕3試合で2勝1分けの上々のスタートを飾った7位のアトレティコ・マドリーだが、前節のバレンシア戦では今季初黒星。前半から攻守に強度高くプレーしたホームチームに劣勢を強いられると、らしくない淡白な守備で失点を重ねた。そこから攻勢に転じたものの、ボールを持たされる展開で効果的な攻めを見せられず、0-3の完敗となった。 さらに、チャンピオンズリーグ(CL)の初戦となったラツィオ戦ではMFバリオスのゴールで先制に成功したが、ウノセロでの勝利目前の後半ラストプレーで相手GKプロベデルにまさかの同点ゴールを許し、悔やまれる1-1のドロー。追加点のチャンスを決め切れなかった以外に悲観すべき面はそれほどなかったが、2戦未勝利でホーム開催のダービーに臨むことになった。 一方、首位のレアル・マドリーは前節、レアル・ソシエダとホームで対戦。前半は古巣対戦のMF久保建英の躍動に手を焼いたが、後半にMFバルベルデのゴラッソで同点に追いつくと、FWホセルの2試合連続ゴールで試合を引っくり返し、2-1の逆転勝利を収めた。 また、CL初戦では初出場ウニオン・ベルリンの堅守に苦しめられたが、ゴールレスドローでの決着濃厚と思われた後半アディショナルタイムにMFベリンガムが値千金の決勝点を奪い、劇的な形でCL初戦を1-0でモノにした。これで開幕からの全勝を継続したエル・ブランコは、最高の形で敵地でのダービーを迎えることになった。 マドリードの2強の潰し合いを期待しつつ、さらなる連勝を目指す2位のバルセロナは、16位のセルタとのホームゲームに臨む。ベティスをホームで迎え撃った前節はFWフェリックスとDFカンセロの初ゴールなどで5-0のマニータの圧勝。続くCL初戦では初出場のロイヤル・アントワープ相手に、フェリックスのドブレーテを含む2ゴール1アシストの圧巻の活躍などで再びマニータの大勝。2試合共に守備の局面では守護神テア・シュテーゲンのパラドンに助けられる場面もあったが、ここに来て新戦力のフィットを含め昨季王者に相応しい安定したパフォーマンスが光る。 ここまで1勝1分け3敗と難しい船出となっているものの、相手の長所を消すことに長けたラファ・ベニテス率いるガリシアの雄との一戦では、直近2試合に続く躍動感のあるパフォーマンスを期待したいところだ。 直近の公式戦2試合未勝利からのバウンスバックを図る11位のソシエダは、勝ち点1差で8位のヘタフェとのホームゲームに挑む。前述のレアル・マドリー戦では久保が古巣相手に圧巻のパフォーマンスを披露したが、後半にさすがの修正力を見せたアンチェロッティのチームに逆転負け。また、久々の大舞台となったCL初戦のインテル戦はMFブライス・メンデスの開始早々のゴールで先制に成功したものの、後半終盤に追いつかれて1-1のドローとなった。 同試合では相手の徹底監視に遭い、ここ数試合に比べて攻撃面での見せ場は少なかった久保だが、その存在が強力な抑止力となるなど、いよいよワールドクラスの領域に足を踏み入れている。今季ここまでバルセロナ、レアル・マドリーの2強相手に善戦を見せたヘタフェは過密日程の中で最も対戦したくないタフな相手だが、ファウルを辞さないソリッドな戦いを得意とする古巣撃破に向けて攻撃を牽引する働きを期待したい。 昨季からメンバーが入れ替わりながらもミチェル監督の下、今季も躍動感あるパフォーマンスが健在のジローナは15位に沈むマジョルカと対戦。堅固な5バックとFWムリキら前線に強烈なタレントを擁する難敵との試合では、FWサヴィオやMFツィハンコフら局面の勝負で優位性をもたらせるアタッカー陣の活躍が必須だ。 前節、FWセルロートの後半アディショナルタイムの劇的決勝ゴールによってパチェタ新体制の初陣を飾った13位のビジャレアルは6位のラージョ相手に連勝を目指す。ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)ではパナシナイコスに0-2の敗戦を喫するなど未だ本調子にはほど遠いが、難所バジェカスで勝利を収めることができれば、今後に向けて良いきっかけとなるはずだ。 その他ではDFセルヒオ・ラモス再デビューで今季初勝利を挙げた17位のセビージャや、共に今季初勝利が懸かるラス・パルマスvsグラナダの昇格組対決にも注目したい。 《ラ・リーガ第6節》 ▽9/22(金) 《28:00》 アラベス vs アスレティック・ビルバオ ▽9/23(土) 《21:00》 ジローナ vs マジョルカ 《23:15》 オサスナ vs セビージャ 《25:30》 バルセロナ vs セルタ 《28:00》 アルメリア vs バレンシア ▽9/24(日) 《21:00》 レアル・ソシエダ vs ヘタフェ 《23:15》 ラージョ vs ビジャレアル 《25:30》 ベティス vs カディス ラス・パルマス vs グラナダ 《28:00》 アトレティコ・マドリー vs レアル・マドリー 2023.09.22 19:00 Fri

【CLグループ開幕節プレビュー②】バイエルンvsユナイテッド、久保が昨季準Vのインテルと対戦

チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ開幕節が20日に開催される。ここでは開幕節2日目となるグループA~Dの戦いを展望していく。 ◆突破候補が初戦で激突~グループA~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202300919_9_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> グループAでは突破候補のバイエルンとマンチェスター・ユナイテッドが初戦で激突する。ここを制したチームが主導権を握ってグループテージを戦えることが予想される。 昨季、マンチェスター・シティの前にベスト8敗退となったバイエルンは、懸案だったストライカーのポジションにFWケインを獲得。早速ブンデスリーガでは4ゴールを記録して格の違いを見せ付けている。直近の開幕4連勝を懸けたレバークーゼン戦では追加タイムのPK被弾で同点に追いつかれてしまったが、良好な試合内容が続いており順調なスタートを切っている。CLでもその流れのままいきたいところだ。 一方、2季ぶりCL参戦のユナイテッドは守護神をデ・ヘアからオナナに変更。ストライカーには大器のホイルンドを迎え、中盤にはMFマウントを獲得した。各セクションに好補強を敢行できた中、開幕したプレミアリーグではやや低調な試合が続いている。直近のブライトン戦ではアグレッシブな姿勢を出したものの、守備に甘さが出てしまいオールド・トラフォードで3失点完敗。嫌な形でCL開幕となったが、切り替えられるか。 ユナイテッドの躓きを狙いたいトルコ王者ガラタサライは、FWザハ、MFツィエク、MFデミルバイ、DFアンヘリーニョ、DFダビンソン・サンチェスと実力者を多数確保。昨季トルコリーグで22ゴールの主砲イカルディを軸に攻撃面では計算できそうだ。まずは初戦のコペンハーゲン戦を制したい。 【グループA】 ▽9/20(水) 《25:45》 ガラタサライ vs コペンハーゲン 《28:00》 バイエルン vs マンチェスター・ユナイテッド ◆7季ぶり出場のアーセナルはPSVと対戦~グループB~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202300919_9_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季は惜しくもシティに競り負けてプレミアリーグ2位に終わったアーセナル。7シーズンぶりのCL出場とした中、開幕したプレミアリーグでは4勝1分けスタートと順調な滑り出しを見せた。とりわけMFライスが早くもチームに欠かせない存在となり、攻守に活躍。直近のエバートン戦では苦手のグディソン・パークを攻略した。FWマルティネッリの負傷は痛いが、そのエバートン戦では代わって入ったFWトロサールが結果を出しており、選手層の厚みを感じさせる。プレーオフでレンジャーズを下して昨季のリベンジを果たし、本戦出場に繋げたPSVを下し、白星スタートを切れるか。 アーセナルに次ぐ突破候補と見られるヨーロッパリーグ王者セビージャは、ラ・リーガでは3連敗スタートと厳しいシーズンインとなった。しかし、直近のラス・パルマス戦では新加入のFWルケバキオ弾で初勝利。何とか悪い流れを断ち切ってCL初戦のランス戦を迎えている。ただ、対戦相手のランスはセビージャ以上にひどい状況で1分け4敗のリーグ・アン最下位と大きく躓いた。セビージャとしては公式戦連勝として波に乗りたい。 【グループB】 ▽9/20(水) 《28:00》 アーセナル vs PSV セビージャ vs ランス ◆ベリンガム無双中のマドリーが初出場のウニオンと初戦~グループC~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202300919_9_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レアル・マドリーとナポリが突破候補のグループC。初戦ではマドリーがウニオン・ベルリンと、ナポリがブラガと対戦する。 昨季は優勝したマンチェスター・シティの前にベスト4で敗退したマドリー。欧州王座奪還を狙う今季は至宝MFベリンガムを確保。そのベリンガムがラ・リーガ開幕から躍動しており、絶対的エースだったFWベンゼマの存在を忘れさせてくれている。今後、ベンゼマの抜けた穴を感じる局面が訪れる可能性はあるが、飛ぶ鳥を落とす勢いのベリンガムが初戦のウニオン戦でも圧巻のパフォーマンスを見せるかに注目だ。 対するCL初出場のウニオンはDFボヌッチ、MFゴセンス、FWフォラントと経験豊富な実力者を補強。フィッシャー監督の植え付けた堅守速攻スタイルは完成されており、その守備力がマドリー相手にも通用するかが見どころとなる。 昨季はベスト8でミランの前に敗退したものの、33年ぶりにイタリア王者となったナポリ。スパレッティ監督が去り、DFキム・ミンジェが引き抜かれたが、主軸のFWオシムヘン、FWクワラツヘリアは残留と大半の主力を維持できた。ルディ・ガルシア監督はスパレッティ前監督のスタイルを踏襲しており、すんなりとシーズンイン。CL初戦も格下ブラガ相手にしっかりと勝って白星スタートとなるか。 【グループC】 ▽9/20(水) 《25:45》 レアル・マドリー vs ウニオン・ベルリン 《28:00》 ブラガ vs ナポリ ◆久保が昨季準Vのインテルと対戦~グループD~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202300919_9_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> グループDではMF久保が牽引するレアル・ソシエダが昨季CL準優勝のインテルと初戦を戦う。昨季はラ・リーガで9ゴールを挙げ、チームを10季ぶりのCLに導いた久保。今季は開幕からさらに凄みを増し、毎試合チームのMOMに輝いている。直近の古巣レアル・マドリー戦でも圧巻のパフォーマンスを見せた中、堅守インテル相手にも違いを見せ付けられるか。 対するインテルは昨季、惜しくも決勝でシティに敗れて準優勝に終わった。しかし、自信を得たチームは今季開幕から絶好調。直近のミラノ・ダービーでは3連勝中だったミランを5発粉砕。開幕4連勝を飾ってCL初戦に向かっている。攻守に隙のない充実した戦いを見せる中、久保を封じて初戦を制すことはできるか。。 【グループD】 ▽9/20(水) 《28:00》 レアル・ソシエダ vs インテル ベンフィカ vs ザルツブルク 2023.09.20 18:00 Wed

【CLグループ開幕節プレビュー①】最激戦区でPSGvsドルトムント、鎌田は堅守アトレティコに挑戦

2023-24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)グループステージが19日に開幕する。ここでは開幕節1日目となるグループE~Hの戦いを展望していく。 ◆鎌田がアトレティコの堅守に挑戦、日本人対決は実現せず~グループE~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202300917_3_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 3クラブに日本人が所属するグループEではFW上田のフェイエノールトとFW古橋、FW前田、MF旗手らを擁するセルティックの一戦で日本人対決が実現するはずだったが、上田がドイツ代表戦で負傷したためお預けとなった。 昨季はレアル・マドリー、ライプツィヒが同居したグループで2分け4敗の最下位に終わったセルティック。古橋は好機がありながらもゴールを奪えず悔しい結果となった。スコットランドリーグでは昨季得点王に輝き、今季も早くも4ゴールと得点を量産しているその決定力を欧州最高峰の舞台でも発揮できるかに注目だ。 そしてフランクフルトからラツィオに活躍の場を移したMF鎌田はアトレティコ・マドリーと対戦する。鎌田はセリエA開幕から先発の座を確保。前々節の王者ナポリ戦では移籍後初ゴールと順調なスタートを切った。チームは直近のユベントス戦に敗れて1勝3敗スタートと躓いたが、CLで切り替えられるか。堅守アトレティコ相手に鎌田がいかようなアクセントを付けるかに注目だ。 対するアトレティコは昨季、まさかのグループステージ最下位で敗退の屈辱を味わった。直近のバレンシア戦ではボールを持たされる展開となって0-3の完敗を喫したが、ラツィオ戦では持ち味のカウンターを出しやすい展開になることが予想される。シメオネ監督が現役時代に在籍していたラツィオとの初戦を制し、今季は手堅くグループステージ突破を狙いたい。 【グループE】 ▽9/19(火) 《28:00》 フェイエノールト vs セルティック ラツィオ vs アトレティコ・マドリー ◆最激戦区幕開け~グループF~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202300917_3_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 欧州4大リーグの強豪クラブが組み込まれた最激戦区のグループFでは、パリ・サンジェルマン(PSG)とドルトムントが、ミランとニューカッスルが初戦で相まみえる。 まずはPSGvsドルトムント。昨季はラウンド16でバイエルンに連敗して敗退となったPSG。FWメッシ、FWネイマール、MFヴェッラッティ、DFセルヒオ・ラモスら重鎮がクラブを離れ、ルイス・エンリケ監督が新たに就任して生まれ変わったチームは、直近のリーグ・アンでニース相手に今季初黒星を喫した。良くも悪くもFWムバッペに頼りきりな状態だが、3試合連続2ゴールとチーム復帰後も流石の存在感を見せ付けるエースがドルトムント戦でも躍動となるか。 対するドルトムントも昨季はチェルシーの前にベスト16敗退に終わった。若きチームリーダーだったMFベリンガムが流出した中、ブンデス開幕以降、低調なパフォーマンスが続いている。FWマレンが一人気を吐き、4戦で3ゴールを挙げているものの、直近のフライブルク戦でも一時逆転されるまずい試合運びを露呈した中、相手に退場者が出たことで何とか勝利を掴んだ格好だ。売りの攻撃陣が空回り気味の中、PSG戦で覚醒となるか。 続いてミランvsニューカッスル。ミランは昨季、ライバルのインテルの前にベスト4敗退となった。そのインテルに直近のセリエAでは粉砕され、5失点惨敗となった。セリエA開幕3連勝と好スタートを切った勢いを削がれた格好だが、ニューカッスル戦でバウンスバックとなるか。 一方のニューカッスルは21年ぶりのCL出場。直近のブレントフォード戦で連敗を3で止め、ミラン戦に向かうことができた。選手層の面で厳しいところはあるが、久々のCLをサポーターと共に満喫するためにも初戦を取りたい。古巣対決となるMFトナーリが出場できればさらに盛り上がる一戦となりそうだ。 【グループF】 ▽9/19(火) 《25:45》 ミラン vs ニューカッスル 《28:00》 パリ・サンジェルマン vs ドルトムント ◆2強が2弱と初戦~グループG~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202300917_3_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 王者マンチェスター・シティが本命のグループGでは2強2弱の構図となることが予想される。シティはツルヴェナ・ズヴェズダと、シティと共に突破候補のライプツィヒはヤング・ボーイズと初戦を戦う。 まずはシティから。昨季、悲願のCL初優勝を果たしたシティはMFギュンドアンやMFマフレズ、DFラポルテらがクラブを離れ、MFコバチッチやDFグヴァルディオルらが加入。直近のウェストハム戦では新戦力のMFドクが躍動し、移籍後初ゴールもマーク。FWハーランドが早くもプレミアリーグ7ゴールと流石の得点力を発揮している中、CL初戦でも攻撃陣爆発となるか。 昨季、シティにベスト16で敗れたライプツィヒはスイス王者ヤング・ボーイズと対戦。ライプツィヒはMFエンクンク、MFソボスライ、グヴァルディオルをそれぞれプレミアリーグのメガクラブに引き抜かれ、戦力ダウンが心配された。しかし蓋を開ければMFシャビ・シモンズとFWオペンダが大当たりの予感で早くもチームにフィットし、多くのゴールシーンに絡んでいる。ブンデスリーガで3勝1敗と良いスタートを切った中、CLでも白星スタートといきたい。 【グループG】 ▽9/19(火) 《25:45》 ヤング・ボーイズ vs ライプツィヒ 《28:00》 マンチェスター・シティ vs ツルヴェナ・ズヴェズダ ◆バルサが新ベルギー王者アントワープと初戦~グループH~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202300917_3_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> グループHではバルセロナとポルトが突破候補。ウクライナ王者シャフタールが割って入れるかが注目され、66年ぶりにベルギー王者となったアントワープは厳しい戦いが予想される。 昨季は死のグループを突破できなかったものの、スペイン王者に返り咲いたバルセロナは初戦、アントワープと対戦。ラ・リーガでは際どい試合を制しつつ4勝1分けスタートと徐々にエンジンがかかってきた。直近のベティス戦では新戦力のFWフェリックスとDFカンセロにゴールが生まれた中、5-0と圧勝。良いチーム状態でCL初戦を迎えており、その勢いを持続したい。 毎シーズン、グループステージ突破を狙えるチーム力を着実に擁するポルトは初戦、シャフタールと対戦。主軸だったMFオタビオがサウジアラビアに引き抜かれたが、主砲FWタレミが残留したのはプラス。何よりセルジオ・コンセイソン監督の堅実なスタイルで大崩れすることは想像できず、今季も決勝トーナメント進出は堅いか。シャフタールとの初戦を制すことができればその可能性は増す。 【グループH】 ▽9/19(火) 《28:00》 バルセロナ vs アントワープ シャフタール vs ポルト 2023.09.19 18:00 Tue
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