【ラ・リーガ第34節プレビュー】4季ぶり優勝懸かるバルセロナダービー! ソシエダは曲者撃破狙う
2023.05.12 19:00 Fri
先週ミッドウィークに行われた前節はバルセロナが勝利し、レアル・マドリーが敗れたことで、首位チームが今節での優勝に王手をかける形に。また、最下位のエルチェが5試合を残して今シーズン最初の降格チームとなった。
シーズン閉幕まで残り5試合となった中、今節では首位のバルセロナ(勝ち点82)が、4シーズンぶりのプリメーラ制覇を懸けて19位のエスパニョール(勝ち点31)とのバルセロナ・ダービーに臨む。
バルセロナは前節、コパ・デル・レイ決勝を控えたオサスナと対戦。前半半ばに退場者を出した相手の割り切った守備的な戦いに手を焼き、試合終盤まで0-0の膠着状態を維持されたが、85分に途中出場のDFジョルディ・アルバが決めた値千金の決勝点を守り切ってウノセロ勝利。前述のレアル・マドリーの結果もあって、優勝まであと2ポイントに迫ったブラウグラナは、今節の勝利で2018-19シーズン以来の悲願達成となる。
その重要な一戦を前にクラブはMFブスケッツの今季限りでの退団を正式発表。これで今回のエスパニョール戦が現カピタンにとって最後のダービーとなることが決定し、よりダービーでの優勝達成へのモチベーションが高まる。エスパニョールは残留へ勝ち点3が必要なうえ、ホームで宿敵に優勝を決められたくないため、並々ならぬ思いで挑んでくることになるが、多くの負傷者の復帰と過密日程から解き放たれたバルセロナの充実ぶりを考えれば、今節での悲願達成の可能性は高そうだ。
MF久保建英を擁する4位のソシエダ(勝ち点61)は、7位のジローナ(勝ち点47)を相手に3連勝でのトップ4圏内死守を狙う。前節はコパ決勝に向けて主力を温存したレアル・マドリー相手に久保の2試合連発となる古巣恩返し弾となる今季8ゴール目が決勝点となり、格上相手に貴重な2-0の勝利を飾ったラ・レアル。さらに、同試合で圧巻のパフォーマンスを披露したMFダビド・シルバの来シーズンの残留が確定し、チームには非常にポジティブな空気が流れている。
絶好調の攻撃陣に牽引されて3連勝を達成し、2位に浮上したアトレティコ・マドリー(勝ち点69)は、降格が決定した最下位のエルチェ(勝ち点16)を相手に4連勝での2位死守を狙う。また、今節仮に敗れると、前日のレアル・マドリーの結果次第でバルセロナが試合前に優勝を決めることになるため、是が非でも勝利がほしいところだ。対戦相手のエルチェは、これが降格決定後初めてのホームゲームということもあり、士気高く臨んでくるはずだが、5-1で圧勝したカディス戦でドブレーテを記録したFWグリーズマンや3戦連発中のFWモラタら破壊力のある攻撃陣の力でしっかりと押し切りたい。
週明けにマンチェスター・シティとのCL準決勝2ndレグを控える3位のレアル・マドリー(勝ち点68)は、降格圏の18位に位置するヘタフェ(勝ち点34)との自治州ダービーに臨む。前節はソシエダに敗れて3位転落となったアンチェロッティのチームだが、先週末に行われたコパ決勝をFWロドリゴのドブレーテの活躍で2-1と制し、今季3つ目のタイトルを獲得した。また、ホームで行われたCL準決勝1stレグはFWヴィニシウスのゴラッソもあって最低限の1-1のドローで試合を終えている。
チームとしてはシティとの大一番へ万全の状態で臨むため、ボルダラス就任で球際でのハードなプレーを辞さないヘタフェ相手に主力の起用は避けたいところ。カスティージャにセグンダ昇格の可能性があり、カンテラーノの積極登用は難しいが、FWアザールやFWマリアーノ、DFバジェホ、DFオドリオソラらトップチームで構想外の選手も起用しながら、あわよくば2位再浮上へ勝ち点3を獲得したい。
その他ではヨーロッパコンペティション出場権を争う5位のビジャレアルと、8位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点47)の一戦、6位のベティス(勝ち点52)と9位のラージョ(勝ち点46)の上位対決に注目。
また、ユベントスとのヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグを控えるセビージャや残留争いに絡むチームの戦いもよう注目だ。
《ラ・リーガ第34節》
▽5/12(金)
《28:00》
マジョルカ vs カディス
▽5/13(土)
《21:00》
レアル・ソシエダ vs ジローナ
《23:15》
オサスナ vs アルメリア
《25:30》
ビジャレアル vs アスレティック・ビルバオ
《28:00》
レアル・マドリー vs ヘタフェ
▽5/14(日)
《21:00》
セルタ vs バレンシア
《23:15》
エルチェ vs アトレティコ・マドリー
《25:30》
バジャドリー vs セビージャ
《28:00》
エスパニョール vs バルセロナ
▽5/15(月)
《28:00》
ベティス vs ラージョ
シーズン閉幕まで残り5試合となった中、今節では首位のバルセロナ(勝ち点82)が、4シーズンぶりのプリメーラ制覇を懸けて19位のエスパニョール(勝ち点31)とのバルセロナ・ダービーに臨む。
バルセロナは前節、コパ・デル・レイ決勝を控えたオサスナと対戦。前半半ばに退場者を出した相手の割り切った守備的な戦いに手を焼き、試合終盤まで0-0の膠着状態を維持されたが、85分に途中出場のDFジョルディ・アルバが決めた値千金の決勝点を守り切ってウノセロ勝利。前述のレアル・マドリーの結果もあって、優勝まであと2ポイントに迫ったブラウグラナは、今節の勝利で2018-19シーズン以来の悲願達成となる。
MF久保建英を擁する4位のソシエダ(勝ち点61)は、7位のジローナ(勝ち点47)を相手に3連勝でのトップ4圏内死守を狙う。前節はコパ決勝に向けて主力を温存したレアル・マドリー相手に久保の2試合連発となる古巣恩返し弾となる今季8ゴール目が決勝点となり、格上相手に貴重な2-0の勝利を飾ったラ・レアル。さらに、同試合で圧巻のパフォーマンスを披露したMFダビド・シルバの来シーズンの残留が確定し、チームには非常にポジティブな空気が流れている。
また、前節は5位のビジャレアル(勝ち点54)が、バレンシアとの自治州ダービーを1-1のドローで終えたことで、勝ち点差が7ポイントに広がり、来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得へ視界良好だ。ただ、今回の対戦相手はレアル・マドリー相手の4-2の勝利を含め3連勝中と絶好調の難敵が相手。とりわけ、エル・ブランコ相手にポーケルを記録したFWカステリャノスは3試合連続ゴール中と、ソシエダ守備陣にとってタフな相手となりそうだ。5-3の壮絶な打ち合いとなった前回対戦は久保もトドメの5点目を決めており、自身初の3試合連続ゴールを奪ってチームの勝利に貢献したい。
絶好調の攻撃陣に牽引されて3連勝を達成し、2位に浮上したアトレティコ・マドリー(勝ち点69)は、降格が決定した最下位のエルチェ(勝ち点16)を相手に4連勝での2位死守を狙う。また、今節仮に敗れると、前日のレアル・マドリーの結果次第でバルセロナが試合前に優勝を決めることになるため、是が非でも勝利がほしいところだ。対戦相手のエルチェは、これが降格決定後初めてのホームゲームということもあり、士気高く臨んでくるはずだが、5-1で圧勝したカディス戦でドブレーテを記録したFWグリーズマンや3戦連発中のFWモラタら破壊力のある攻撃陣の力でしっかりと押し切りたい。
週明けにマンチェスター・シティとのCL準決勝2ndレグを控える3位のレアル・マドリー(勝ち点68)は、降格圏の18位に位置するヘタフェ(勝ち点34)との自治州ダービーに臨む。前節はソシエダに敗れて3位転落となったアンチェロッティのチームだが、先週末に行われたコパ決勝をFWロドリゴのドブレーテの活躍で2-1と制し、今季3つ目のタイトルを獲得した。また、ホームで行われたCL準決勝1stレグはFWヴィニシウスのゴラッソもあって最低限の1-1のドローで試合を終えている。
チームとしてはシティとの大一番へ万全の状態で臨むため、ボルダラス就任で球際でのハードなプレーを辞さないヘタフェ相手に主力の起用は避けたいところ。カスティージャにセグンダ昇格の可能性があり、カンテラーノの積極登用は難しいが、FWアザールやFWマリアーノ、DFバジェホ、DFオドリオソラらトップチームで構想外の選手も起用しながら、あわよくば2位再浮上へ勝ち点3を獲得したい。
その他ではヨーロッパコンペティション出場権を争う5位のビジャレアルと、8位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点47)の一戦、6位のベティス(勝ち点52)と9位のラージョ(勝ち点46)の上位対決に注目。
また、ユベントスとのヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグを控えるセビージャや残留争いに絡むチームの戦いもよう注目だ。
《ラ・リーガ第34節》
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セルタ vs バレンシア
《23:15》
エルチェ vs アトレティコ・マドリー
《25:30》
バジャドリー vs セビージャ
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▽5/15(月)
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