監督解任報道のフォレスト、オーナーが否定の声明で信頼強調「クーパーは監督であり続ける」
2023.04.05 21:45 Wed
ノッティンガム・フォレストのオーナーを務めるエヴァンジェロス・マリナキス氏が声明を発表。スティーブ・クーパー監督への信頼を強調した。
24年ぶりにプレミアリーグに今シーズン戻ってきたフォレスト。大量補強をシーズン前に敢行しながらも、プレミアリーグの壁は高く苦しむ展開に。前半戦では3勝しかできない状況だった。
冬にも補強を行うと復調。しかし、直近は8試合未勝利と苦しい状況に立たされており、降格圏の1つ上、17位に位置している。
報道ではクーパー監督の解任の噂が浮上し、クリスタル・パレスの監督を解任されたパトリック・ヴィエラ氏などが候補として浮上していたが、マリナキス氏が憶測の報道を否定した。
「我々のクラブがプレミアリーグで困難な立場にあることを否定する人は誰もいない。スティーブ・クーパーがノッティンガム・フォレストの監督であり続けることを確認するため、憶測やメディアの虚偽で破壊的な報道を止めたいと思う」
「今こそ、オーナーとしての我々から、理事会、サポーター、バックルームのスタッフ、コーチ、選手に至るまで、我々のクラブに関係する全ての人が団結し、プレミアリーグの地位を確保するために戦う時だ」
「気を散らしたり、噂や憶測に費やす時間はない。ハードワーク、決意、必要な結果を得るためのスティーブと選手たちのコミットメント、そしてもちろん、ノッティンガム・フォレストのファンの継続的な素晴らしいサポートのための時間しかない」
24年ぶりにプレミアリーグに今シーズン戻ってきたフォレスト。大量補強をシーズン前に敢行しながらも、プレミアリーグの壁は高く苦しむ展開に。前半戦では3勝しかできない状況だった。
冬にも補強を行うと復調。しかし、直近は8試合未勝利と苦しい状況に立たされており、降格圏の1つ上、17位に位置している。
「我々のクラブがプレミアリーグで困難な立場にあることを否定する人は誰もいない。スティーブ・クーパーがノッティンガム・フォレストの監督であり続けることを確認するため、憶測やメディアの虚偽で破壊的な報道を止めたいと思う」
「我々は皆、最近のパフォーマンスには失望しており、これに緊急に対応するために多くのハードワークを行う必要があることは明らかだ。結果とパフォーマンスはすぐに改善する必要がある」
「今こそ、オーナーとしての我々から、理事会、サポーター、バックルームのスタッフ、コーチ、選手に至るまで、我々のクラブに関係する全ての人が団結し、プレミアリーグの地位を確保するために戦う時だ」
「気を散らしたり、噂や憶測に費やす時間はない。ハードワーク、決意、必要な結果を得るためのスティーブと選手たちのコミットメント、そしてもちろん、ノッティンガム・フォレストのファンの継続的な素晴らしいサポートのための時間しかない」
スティーブ・クーパーの関連記事
ノッティンガム・フォレストの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
スティーブ・クーパーの人気記事ランキング
1
ファン・ニステルローイ退任濃厚のレスター、前イングランド代表暫定指揮官らが後任候補か?
1年でのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格となったレスター・シティの新監督候補に前イングランド代表の暫定指揮官の名前が浮上している。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 1年でのプレミアリーグ昇格に導いたエンツォ・マレスカ前監督をチェルシーに引き抜かれ、今シーズンはスティーブ・クーパー監督の下でシーズンをスタートしたレスター。しかし、成績不振によって昨年11月末に同監督を解任し、その後任としてルート・ファン・ニステルローイ監督を招へい。 しかし、その新指揮官の下ではプレミアリーグ史上初の同一シーズン、同一指揮官の下で2度の7連敗という不名誉記録を樹立するなど、状況はさらに悪化。前節のリバプール戦の敗戦を受け、1年での2部降格が決定した。 降格前の段階から首脳陣との間の問題も報じられたオランダ人指揮官に関しては今シーズン限りでの退団が既定路線。そして、クラブは来季に向けて複数の新指揮官候補をリストアップ。 シェフィールド・ウェンズデーを率いるダニー・レール監督、前サウサンプトン指揮官のラッセル・マーティン氏らとともに、イングランド代表の前暫定監督であるリー・カーズリー氏の名前が浮上している。 現役時代にダービー・カウンティやブラックバーン、エバートン、バーミンガム、コヴェントリーといったクラブを渡り歩いたカーズリー氏は、40キャップを刻んだアイルランド代表で2002年日韓ワールドカップにも出場した。 現役引退後は古巣コヴェントリーとバーミンガムに加え、シェフィールド・ユナイテッド、ブレントフォードなどのファーストチームのアシスタントマネージャーやユース年代の指揮官を歴任。U-20イングランド代表、2021年7月からはU-21イングランド代表を指揮。2023年にはU-21欧州選手権制覇に導く手腕も発揮。 その後、ガレス・サウスゲイト退任からトーマス・トゥヘル監督が就任する間の期間にはスリーライオンズを暫定指揮官として指揮していた。 2025.04.23 20:01 Wed2
直近6戦5敗と低迷するノッティンガム・フォレストがクーパー監督の解任を発表…
ノッティンガム・フォレストは19日、スティーブ・クーパー監督(44)を解任したことを発表した。 クーパー監督はチャンピオンシップ(イングランド2部)時代の2021-22シーズン、開幕直後の9月に途中就任。就任時点で最下位だったフォレストをすぐさま立て直し、昇格プレーオフを経て、四半世紀近い下部リーグ生活から脱却に成功。 昇格初年度となった昨季は、開幕前に24年ぶりのプレミアで堂々たる戦いを披露するという名目で30人近い新戦力を獲得したチームは、計画性に乏しいその補強がさほど効果を発揮せず、シーズンの大半で残留争いを強いられた。 クーパー監督解任の噂もその過程で幾度となく繰り返されたわけだが、最終的には留任し、ノルマである残留を達成。しかし、今季も第17節を終えて、降格圏の18位ルートン・タウン(1試合未消化)と勝ち点差5の17位(3勝5分け9敗)と低迷。直近6試合では1分け5敗と完全に停滞していた。 なお、クラブは後任について詳細な発表をしていないが、 イギリス『BBC』は11月にサウジアラビアのアル・イテハドを解任されたヌーノ・エスピリト・サント氏(49)が最有力候補と伝えている。 2023.12.20 06:30 Wed3
ウェストハムの新監督候補5人…日本代表戦士を指導するハマーズファンの31歳指揮官も
イギリス『フットボール・インサイダー』がウェストハムの新監督候補だという5人を並べた。 今季限りでデイビッド・モイーズ監督(60)の退任が濃厚とされるウェストハム。古き良きイギリス・フットボールを大切にするスコットランド人指揮官だが、昨季は望外の欧州タイトルを獲得…そろそろサイクルの終焉かもしれない。 現実味のある新監督候補とされるのは、今季開幕直前にウォルバーハンプトンを離れたフレン・ロペテギ氏(57)。氏は今なおプレミアリーグでの指揮を望み、イギリス国内に自宅を残していることが知られている。 元チェルシーのグレアム・ポッター氏(48)も、ロペテギ氏同様、ウェストハムが接触済みとされているフリー指揮官の1人。クラブ情報筋は軒並みポッター氏がロペテギ氏より優勢だとみているとのことだ。 3番手には前ノッティンガム・フォレスト指揮官のスティーブ・クーパー氏(43)。古豪フォレストをプレミアリーグに引き戻した張本人であり、昇格に伴い、クラブから新戦力を大量に“押し付けられた”なか昨季残留…今季途中で解任されたとはいえ、最後まで攻撃的スタイルを貫こうとした強さを持つ。 そして、4番手にはなんとジョゼ・モウリーニョ氏(60)をチョイス。就任が実現なら「話題性があるし、銀貨も転がりこむよ(笑)」と、いわば『フットボール・インサイダー』からの推薦だが、かつての功績は永遠に不滅とし、ウェストハムに対して新たな時代への覚悟を問うた格好だ。 5番手は真面目に戻って、伊東純也&中村敬斗が所属するスタッド・ランスからベルギー人のウィル・スティル監督(31)。スタッド・ランスでリーグ・アン新記録の17試合無敗を達成した欧州指折りの青年指揮官は、両親がイギリス人。幼少期からウェストハムの熱烈なファンであることが知られているのだ。 2024.03.14 18:50 Thu4
ブライトンの19歳アルゼンチン代表MFがレスターへレンタル加入! 昨季は公式戦36試合に出場
レスター・シティは10日、ブライトンからアルゼンチン代表MFファクンド・ブオナノッテ(19)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。 ブライトンで準主役を担うも、1年でプレミアリーグに復帰したフォクシーズでメインキャストの役割を期待する19歳は新天地での意気込みを語った。 「この素晴らしい重要なクラブに来られてとても幸せだよ。チームのためにベストを尽くし、素晴らしい成果をあげたい。(スティーブ・クーパー)監督とたくさん話をしたけど、信頼を与えてくれたんだ。だから、ここに来るのは簡単な決断だったよ」 「僕にとって大きなチャンスだし、ここに来ることに何の迷いもなかった。クラブがリーグでできるだけ上位に食い込んでいく助けになるため、ここにいるんだ」 アルゼンチンの名門であるロサリオ・セントラルの下部組織出身のブオナノッテは174㎝の左利きのアタッカー。2022年6月に行われたゴドイ・クルス戦でファーストチームデビューを飾ると、当時の指揮官カルロス・テベスの下で主力を担い、公式戦34試合4ゴール2アシストの数字を残した。 2023年1月に正式加入となったブライトンではハーフシーズンを戦った1年目に公式戦14試合1ゴール1アシスト、フルシーズンを戦った昨シーズンは途中出場が多かったものの、公式戦36試合4ゴール1アシストを記録。また、いずれも格下相手の対戦ながらもアルゼンチン代表で2試合に出場している。 トップ下や右ウイングを主戦場に、アジリティと足元の技術を生かしたドリブル突破、ラストパスとチャンスメーク能力に加え、パワフルな左足で幅広いレンジからゴールを射抜くフィニッシュにも大きな伸びしろを感じさせる大器だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ブオナノッテが新天地での1stインタビュー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">"It's a big opportunity for me." <br><br>Watch the full Facundo interview only on our app for the next 24 hours </p>— Leicester City (@LCFC) <a href="https://twitter.com/LCFC/status/1822246518260126121?ref_src=twsrc%5Etfw">August 10, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.10 21:54 Sat5
「レスター史上最高の選手」「少しも太っていない」37歳になっても衰えぬヴァーディ、開幕戦ゴールの活躍に絶賛の声「スペシャルなフットボーラー」
衰えぬ活躍を見せたレスター・シティの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディには、辛口評論家たちからも絶賛の声が寄せられている。 ノンリーグ出身の叩き上げ選手であり、2012年からはレスター一筋のキャリアを送るヴァーディ。昨シーズンもチャンピオンシップ(イングランド2部)降格となったクラブにとどまると、変わらぬ決定力の高さでリーグ戦18ゴールを記録し、1年でのプレミアリーグ復帰に貢献した。 37歳ながら、19日に行われたプレミアリーグ開幕節のトッテナム戦でも先発したヴァーディ。試合は前半に先制点を奪われボールを支配される厳しい展開ながら、後半12分にヴァーディがヘディングシュートを決めて同点に。流れを一変させると、いくつかのチャンスを作るもその後はスコア動かず1-1のドローに終わった。 大仕事を果たしたヴァーディについて、イギリス『スカイ・スポーツ』に出演していたギャリー・ネビル氏は絶賛。年齢を重ねてもコンディションを維持し、活躍する選手に驚きを隠せないと語っている。 「彼が初めてプレミアリーグでプレーする姿を見たとき、私は彼が大好きになった。ノンリーグの選手が持つメンタリティを思い出させてくれるからだ。ただ、同時に私は彼が完全にスピード頼りであり、カウンターで活きる選手とも思っていた」 「だから、スピードが落ちていけば他の多くの選手と同じように、自分のプレーに適応するのが難しくなるとも思っていたんだ。だが、彼は37歳になってもまだ活躍している。彼にはまだあの頃の爆発力がある。とても健康そうだし、少しも太っていない」 「通常、年をとれば骨が少し軋み始め、トレーニングをこなすのがより難しくなり、体重を維持するのも難しくなるものだ。彼は凄いよ。そして、彼にチャンスを与えた(監督の)スティーブ・クーパーもよくやったと思う」 この意見に対して、何かとネビル氏には反論するジェイミー・キャラガー氏も完全に同調。ヴァーディをレスターのクラブ史上最高の選手であるとの見方を示している。 「彼はレスター史上最高の選手だろう。彼が成し遂げたこと、そして彼がどこからやって来たかを考えれば、そこに非常に近い立場とはなるはずだ。本当にスペシャルなフットボーラーさ」 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> <span class="paragraph-title">【動画】37歳になっても変わらぬ活躍を示したヴァーディーのゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="0Oh9DUZ-9wI";var video_start = 75;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> 2024.08.20 11:50 Tueノッティンガム・フォレストの人気記事ランキング
1
鎌田大地が先発のパレスがリーグ戦4試合連続ドロー…来季CLを目指すフォレストも上位を追走できず【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第35節のクリスタル・パレスvsノッティンガム・フォレストが5日に行われ、1-1の引き分けに終わった。なお、パレスのMF鎌田大地は87分までプレーしている。 リーグ戦5試合勝利のない12位クリスタル・パレス(勝ち点45)が、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を狙う6位ノッティンガム・フォレスト(勝ち点60)をホームに迎えた一戦。パレスの鎌田は2セントラルMFの一角でスタメン起用となった。 立ち上がりから一進一退の展開が続く中、パレスは35分にチャンスを迎える。鎌田のパスからボックス左横まで駆け上がったミッチェルのクロスをファーサイドのムニョスが左足ボレーで合わせたが、シュートはGKセルスのセーブに阻まれた。 対するフォレストは、前半終了間際の44分に決定機。自陣でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち上がったニコラス・ドミンゲスのスルーパスをウッドがワンタッチで繋ぐと、最後はボックス中央左から侵入したエランガがシュートを放ったが、これはGKヘンダーソンがセーブした。 ゴールレスで迎えた後半、先にスコアを動かしたのはパレス。57分、サールの右クロスからゴール前に走りこんだミッチェルがニコラス・ドミンゲスと交錯。主審は一度プレーを流したが、その後のオンフィールドレビューでパレスにPKが与えられると、これをエゼがゴール左に決めた。 先制を許したフォレストは63分にセットプレーからチャンス。ボックス左横でニコ・ウィリアムズが倒されて獲得したFKからエランガが直接ゴールを狙ったが、これはGKヘンダーソンに弾かれた。 さらにフォレストは、これで獲得した右CKのこぼれ球をボックス手前で拾ったニコ・ウィリアムズがワントラップから右足でゴールを狙うと、ボックス内のムリージョにディフレクトしたボールがゴール右に吸い込まれた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、パレスは83分にセットプレーの流れからチャンス。ボックス左でロブパスを収めたグエイのクロスをエンケティアがフリックし、最後はファーサイドのラクロワが頭で合わせたが、これは枠の上に外れた。 その後も終盤にかけて猛攻を仕掛けるパレスは、87分に鎌田を下げてレルマを投入。すると91分、サールの右クロスのこぼれ球をボックス内で拾ったエゼがシュート。これをゴール前のエンケティアが押し込んだが、オフサイドの判定でゴールは取り消された。 結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。リーグ戦4試合連続ドローのパレスは6試合勝利なしとなっている。 クリスタル・パレス 1-1 ノッティンガム・フォレスト 【クリスタル・パレス】 エベレチ・エゼ(後15) 【フォレスト】 ムリージョ(後19) 2025.05.06 07:35 Tue2
フォレストがCL圏外の6位転落…拙守絡むロングボール2本でブレントフォードに屈す【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第34節、ノッティンガム・フォレストvsブレントフォードが1日にシティ・グラウンド・スタジアムで行われ、アウェイのブレントフォードが0-2で勝利した。 前節、トッテナムに2-1で競り勝って連敗をストップした3位のフォレスト。引き続き熾烈なトップ5争いが続くなか、連勝を目指した今節は11位のブレントフォードをホームで迎え撃った。0-2で敗れたFAカップ準決勝のマンチェスター・シティ戦からは先発4人を変更。トフォロ、アボット、ドミンゲス、ダニーロに代えてニコ・ウィリアムズ、アイナ、エランガ、イエーツが復帰した。 立ち上がりはアウェイのブレントフォードがウィサ、エンベウモの両エースの仕掛け、セットプレーからノアゴーア、ファン・デン・ベルフらがゴールを脅かすが、GKセルスを中心に粘りの対応で阻止。 一方、やや停滞する攻撃では9分にボックス左で仕掛けたギブス=ホワイトがコントロールシュートを狙ったが、これは相手のブロックに阻まれた。それでも、前半半ばを過ぎると、右のエランガの突破力を活かしたサイドアタックからペースを握ったホームチーム。ボックス内でウッドが際どい場面に絡む場面も増えていく。 前半終盤にかけて試合は球際でバチバチとやり合う展開に。小競り合いも増えて両者にイエローカードが出される。そんななか、前半終了間際の44分にはブレントフォードが自陣でのリスタートからコリンズが背後へ長いボールを入れると、先に落下点に入ったシャーデが足を滑らせたDFアイナを振り切ってゴール前に抜け出し、右足シュートでゴールネットを揺らした。 全体的には拮抗もアウェイチームの1点リードで折り返した試合。後半はホームチームが攻勢を仕掛けていくと、53分にはエランガが左サイドからのカットインミドルを枠の右隅に飛ばすが、ここはGKフレッケンの好守に遭う。 さらに、アンダーソンを下げてアウォニイを投入し、ウッドとの2トップの形でよりゴール前に迫力を出していく。 一方、後半は守勢が続いたブレントフォードはスコアラーのシャーデを下げてイェンセンを投入し、より守備的な布陣にシフト。しかし、前半同様にシンプルな長いボールからまんまとゴールネットを揺らした。 70分、GKフレッケンからのロングボールに対してエンベウモが競らずにスルーしたボールが背後に流れると、DFミレンコビッチの拙い対応もあってボックス内に向けだしたウィサが難なくGKセルスとの一対一を制した。 守備陣の痛恨のミスから2点ビハインドを負ったフォレストはソサやジョタ・シウバと攻撃的なカードを切ってゴールを目指す。しかし、守備的な交代で逃げ切りに入ったブレントフォードの堅守を前に最後までゴールが遠く。 ホームで痛恨の敗戦となったヌーノのチームは未だ僅差もCL出場圏外の6位に転落した。 ノッティンガム・フォレスト 0-2 ブレントフォード 【ブレントフォード】 ケヴィン・シャーデ(前44) ヨアン・ウィサ(後25) 2025.05.02 05:29 Fri3
3季連続FAカップ決勝進出のグアルディオラ監督、プレミア制覇のリバプールに「おめでとう」と祝福
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が27日に行われ、2-0で勝利したFAカップ準決勝ノッティンガム・フォレスト戦後にコメントした。 3季連続でのFAカップ決勝進出を果たしたグアルディオラ監督だがこれまで通り、「今季は良くない。プレミアリーグでリバプールに10億ポイント差を付けられている。我々は常に機械のようなチームだったが、今季は良い成績を残せなかった。だが、ダメージは小さいだろう。今季が好調だったと事実を覆すようなことはしない。クラブは来季を良いものにするために正しい決断を下さなければならない」と低迷を強調した。 一方で同時刻に行われていた試合でリバプールがトッテナムを下し、プレミアリーグ優勝を果たしたことに祝福のコメントを寄せた。 「私とクラブを代表してリバプールのプレミアリーグ優勝を祝福したい。当然の優勝だ。疑いの余地はない。素晴らしいチームだった。来季はもっと我々が良くなって今季果たせなかった最後まで戦い抜くことができればと思う。リバプール、おめでとう」 2025.04.28 09:00 Mon4
CL出場権目指すフォレスト、UEFAの規則遵守のためオーナーのマリナキス氏が一歩後退
来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指しているノッティンガム・フォレスト。躍進したシーズンとなった中、欧州サッカー連盟(UEFA)の規則に違反しないため、オーナーが退任することとなった。『The Athletic』が伝えた。 今シーズンのプレミアリーグでは現在6位に位置しており、来シーズンのCL出場権を最後まで争うと見られるフォレスト。FAカップでは決勝まであと一歩のところまで行ったが、マンチェスター・シティに敗れる結果に。それでも、大きな飛躍を遂げたシーズンとなった。 そのフォレストだが、オーナーを務めるエヴァンゲロス・マリナキス氏は、ギリシャの海運王とも呼ばれ、フォレスト以外にもギリシャのオリンピアコスとポルトガルのリオ・アヴェを保有している。 しかし、UEFAの規則により、同一オーナーのクラブは同じ大会には出場はできず。オリンピアコスは来季のCL出場権をほぼ確保している中、フォレストが仮に出場権を手にしても、出場ができない状況となる。 現時点でフォレストのCL出場は決定していないものの、UEFAの規則では4月末日までにオーナーの変更が必要な状況。そのため、マリナキス氏は一時的に共同オーナーでもあるソクラティス・コミナキス氏に託すことにしたという。 同様のことは他のクラブでも発生しており、今シーズンのCLにはシティ・フットボール・グループ(CFG)のマンチェスター・シティとジローなが参加したが、ジローナが管理契約の変更を行ったことで両チームの出場が認められていた。 なお、マリナキス氏は完全にフォレストから離れたわけではなく、登録上離れた形に。また、アーセナルを去ったエドゥ氏がクラブに入ることとなり、正式にどのような役職が与えられるかはまだ決定していないという。 2025.04.30 23:30 Wed5