なでしこDF清水梨紗が夢の劇場を回想「オールド・トラッフォードでプレーできて光栄でした。でも…」

2023.03.30 16:58 Thu
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
ウェストハムでプレーするなでしこジャパンのDF清水梨紗がマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。日テレ・東京ヴェルディベレーザ生え抜きの清水は、今シーズンからウェストハムに加入。初の海外挑戦を果たした。

新加入ながらもポール・コンチェスキ監督の信頼も厚く、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)ではここまで全試合に出場。右サイドバックやウイングバックでプレーし、林穂之香とともにチームの主軸を担っている。
25日にはタイトル争いを演じているマンチェスター・ユナイテッドとアウェイ戦に先発し、2万7919人の観衆が詰めかけたオールド・トラッフォードのピッチに立った。だが、ウェストハムは前半こそゴールレスでしのいだものの、後半に失点を重ねて0-4で敗戦。リーグ戦では6試合勝利から遠ざかることとなった。

清水は試合後の29日に自身のインスタグラムを更新。夢の劇場でプレーできたことを幸せに感じながらも、大敗の現実を見つめて改善を誓った。

「オールド・トラッフォードでプレーできて光栄でした。でも、この結果を受け入れなければならず、ここからチームを改善し続ける必要があります」

なでしこジャパンの4月の欧州遠征メンバーにも選出された清水。代表でもクラブでも、チームを勝利へ導くために研鑽が続く。

1 2

関連ニュース
thumb

ユナイテッドがフレッジ放出を容認へ…今季は自己最多56試合出場も

マンチェスター・ユナイテッドがブラジル代表MFフレッジ(30)の放出を容認するようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。 2018年6月にシャフタール・ドネツクから移籍金総額5200万ポンド(約90億6000万円)で加入したフレッジ。在籍5年目の今シーズンはいずれも加入後自己最多となる公式戦56試合出場、6ゴールという数字を記録した。 一方、クラブに6年ぶりの主要タイトル(EFLカップ)獲得をもたらしたエリク・テン・ハグ監督がセントラルハーフの大幅アップデートを要望しているのはユナイテッドファン周知の事実。すでにチェルシーのイングランド代表MFメイソン・マウント(24)との個人間合意があるとされている。 複数の選手を補強するにあたって、既存戦力を削ることも考えられ、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(26)、元オランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベーク(26)、そしてフレッジも放出候補に。また、オーストリア代表MFマルセル・ザビッツァー(29)も保有元のバイエルンへ返却すると言われている。 フレッジに関してはウェストハムやフルアム行きが噂されているなか、実際にオファーが届いた場合、最終決定は選手本人に委ねる方針。ユナイテッドは適切な移籍金であれば放出を躊躇せず、一方で引き続き戦力に数えることにも抵抗はないとのことだ。 今シーズン途中には南米出身選手としてクラブ史上2人目となる通算200試合出場を果たしているフレッジだが、3日に行われたFAカップ決勝戦のマンチェスター・ダービーがユナイテッドでのラストゲームになるかもしれない。 2023.06.04 13:34 Sun
twitterfacebook
thumb

ズマが波紋の動物虐待を回想 「僕は間違った」

ウェストハムの元フランス代表DFクル・ズマが自身の動物虐待に言及した。 今季も公式戦31試合の出場数をマークしたズマだが、昨年2月に飼い猫を叩いたり、蹴ったりする自身の動画が流失して波紋に。動物愛護団体からも非難の声が上がり、スポンサーとの契約が飛んだほか、罰金等々の処分も食らった。 それからというもの、ピッチに立っても対戦相手のファンからその事件に絡めて嘲笑されたりといまだ尾を引くズマだが、イギリス『イブニング・スタンダード』で当時を振り返り、改めて反省している。 「僕にとっても、家族にとっても、大変な時期だった。多くを経験したよ。僕は間違いをおかした。自分でもわかっているんだ。悪いことをした」 「自分の行いに改めて詫びないといけないけど、人生とは前に進んでいくものだ。妻や子供、家族り、周囲、クラブ、ファン、みんなが力になってくれた」 「影響を受けたけど、彼らが手を差し伸べてくれたし、僕も笑顔を絶やずにいたよ」 そんなズマは「ファンが僕の名前を叫ぶのを聞くのは自分にとって意味のあること」とも。決勝に勝ち進むヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のタイトルで報いたいと力を込めた。 「また別のモチベーションになるし、全部のデュエルに勝ちたいと思うようになる。トロフィーで恩返しがしたい。そうなれば、最高の気分だ」 2023.06.02 12:45 Fri
twitterfacebook
thumb

リーズ指揮官アラダイス、ユナイテッドが獲得すべき選手に「ケインとライス」…「2人がいれば優勝候補の2番手」とも

リーズ・ユナイテッドのサム・アラダイス監督がマンチェスター・ユナイテッドの補強にコメントした。イギリス『メトロ』が伝えている。 エリク・テン・ハグ新監督のもと、クラブとして実に6季ぶりのメジャータイトルとなるカラバオカップ優勝にプレミアリーグ3位でのチャンピオンズリーグ出場権獲得を決めたユナイテッド。ただ、プレミアリーグ3連覇のマンチェスター・シティとの差は今季も明らかで、まずは来る夏の補強でどこまでスカッド力で迫れるかが注目どころだ。 そんなユナイテッドの最優先事項は核が不在だったストライカーポジションで、トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインや、ナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンが候補として噂に。別のポジションではチェルシー退団が有力視されるイングランド代表MFメイソン・マウントの獲得に迫っているとの報道もある。 今年5月上旬にリーズの指揮を託されたものの、19位フィニッシュでチャンピオンシップ(イングランド2部)降格から救い切れなかったアラダイス氏は老舗ブックメーカー『William Hill』で来季のユナイテッドについて、ケイン、そしてウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスを射止められば、少なくとも優勝候補の2番手になれると話した。 「ユナイテッドがケインとライスを獲得できれば、プレミアリーグの優勝候補の2番手にはなれると絶対に思う」 「私は今シーズン、ウェストハムとのアウェイ戦でライスのプレーを直接見た。センターバックとして育てられた選手が、彼ほどのセントラルハーフになるのは珍しい。彼は中盤の役目をすべてこなせる選手であり、1つの位置から動かないアンカーではないんだ」 「彼はパサーであり、ボックス・トゥ・ボックスができる選手だ。彼が1億ポンド(約174億円)の価値を持つほど、ゴールを決めていないという人も多いが、彼がチームに与えられるものはユナイテッドを中盤から進化させるだろう」 「ケインとライスがユナイテッドにいたら、リーグ戦で1位と2位を争うだろうね」 2023.06.01 21:55 Thu
twitterfacebook
thumb

10季ぶり降格のレスター、指揮官も落胆 「この7週間で残留に導くの任務だったが、失敗した」

レスター・シティのディーン・スミス監督が肩を落とした。 28日のプレミアリーグ最終節を前にしても降格圏の18位に沈み、その最後の一戦でウェストハムをホームに迎え撃ったレスター。まずは勝たなければ残留の道が開けないなか、見事に2-1の白星を掴んだが、2ポイント差の17位エバートンも勝利したため、順位が変わらず、10季ぶりの降格が決定した。 今年4月に今季いっぱいの暫定的な指揮官として命運を託されたが、期待に応えきれなかったディーン・スミス監督もイギリス『BBC』の番組『Match of the Day』で責任を口に。 「今日はうまくプレーでき、勝利にふさわしかった。60分間、本当に良かったよ。その点では満足だが、一線を越えらず、クラブのみんなを思うと、ショックを受けている」 「(他会場の戦況は)追っていなかった。無関係だと感じていたからね。とにかく、試合に勝つことだけだった。それからどうなるかを見ていこうという感じだったんだ」 「この7週間、残り8試合で11ポイントが必要だという考えだったし、9ポイントでは足りない。リーズ戦とエバートン戦で勝ち点を落としてしまったのを反省している」 「周りは将来を見据えて、クラブが何をすべきを考えなければならない。これからレビューが行われることだろう。私はそこについてコメントできない」 「私の任務はこの7週間でプレミアリーグ残留に導くことだったが、それに失敗した」 「このクラブがエリートレベルのクラブになれるのは誰もが知るところ。人生では打ちのめされたりするときもあるが、立ち直るのも仕事だ。成功するための環境はある」 「残念だが、今季は大変な1年だった。私はここに来て間もないが、彼らなら立ち直ってくれるはずだ」 なお、自身の今後については「まったくわからない。議論もしていないし、話したことも、考えたこともね」と述べている。 2023.05.29 11:15 Mon
twitterfacebook
thumb

レスターが9季ぶりのチャンピオンシップ降格…

レスター・シティの2014-15シーズン以来のチャンピオンシップ(イングランド2部相当)降格が決定した。 ブレンダン・ロジャーズ監督のもとで今シーズンを迎えたレスターだったが、守護神のGKカスパー・シュマイケル(ニース)やDFヴェスレイ・フォファナ(チェルシー)の退団の影響もあり、開幕7戦未勝利と不振に陥り、プレミアリーグ28試合を消化して7勝4分け17敗の勝ち点25で降格圏の19位に低迷すると、今年4月にロジャーズ監督を解任。 その後、2018-19シーズンにアストン・ビラを奇跡の昇格に導いたディーン・スミス氏を新監督に招へい。しかし、就任後は8試合を指揮し2勝3分け3敗とチームを立て直すことはできず、残留争いに巻き込まれた。 そして、逆転残留へ勝利が絶対条件の最終節では、ウェストハムを相手にホームで2-1と勝利したが、同時刻開催のエバートンが勝利したため、2014-15シーズン以来の降格が決定した。 2023.05.29 06:30 Mon
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly