フランスが善戦アイルランドに薄氷勝利で連勝! 伏兵パヴァールの鮮烈弾を新守護神メニャンの好守で守り抜く《ユーロ2024予選》
2023.03.28 05:44 Tue
ユーロ2024予選のグループB第2節、アイルランド代表vsフランス代表が27日に行われ、アウェイのフランスが0-1で勝利した。
フランスは、グループ最大のライバルであるオランダ代表との初戦に4-0で完勝し今予選を白星スタート。連勝を目指したアウェイゲームでは今予選初陣のアイルランドと対戦した。
デシャン監督はオランダ戦から先発3人を変更。クンデとチュアメニ、コマンに代えてパヴァール、カマヴィンガ、ジルーを起用した。
戦前の予想通り、立ち上がりからボールの主導権を握ったフランスがアイルランドを押し込む状況が続く。
ファーガソンを前線に残して[5-4-1]の堅固なブロックを敷くホームチームに対して、フランスは左のムバッペに加えて右に入ったコロ・ムアニが持ち味の打開力を発揮。幾度かチャンスを作りかけるが、中をうまく締められてジルーやグリーズマンはなかなか効果的にフィニッシュは絡めない。
前半半ばから終盤にかけても試合展開に大きな変化はなし。相手の集中した守備を前に攻めあぐねるフランスは、中央だけでなくサイドからの崩しも停滞。相手をシュート0本に抑えたものの、枠内シュート0でハーフタイムを迎えることになった。
互いに選手交代なしで臨んだ後半も堅い入りとなったが、“一発”を持っているフランスの伏兵が見事な一撃で先制点をもたらす。50分、自陣ペナルティアーク付近でボールを持ったカレンの不用意な横パスを狙っていたパヴァールがカット。すかさず右足を豪快に振り抜くと、強烈なシュートがクロスバーの内側を掠めてゴールネットへ突き刺さった。
この先制点によってここから試合に動きが出るかに思われたが、ホームのアイルランドは戦い方を大きく変えず。そのため、追加点を奪いたいフランスもリスクを冒すことなく、引き続きクローズな展開が続いていく。
そういった中、フランスは65分にジルーを下げてディアビを投入。これでコロ・ムアニが中央にポジションを移す。68分にはそのディアビがボックス右から鋭い左足のシュートを枠に飛ばすが、これはGKバズヌの好守に遭う。さらに、75分にもラビオがペナルティアーク付近から強烈なミドルシュートを狙うが、これもバズヌのビッグセーブに阻まれた。
その後、アイルランドが攻撃的な3枚替えを敢行して勝負に出ると、フランスもラビオとパヴァールを下げてチュアメニ、クンデの投入で守備面のテコ入れを図る。
試合終盤にかけてはここまでのゲームプランが奏功し、アイルランドが攻勢を仕掛けて勝ち点奪取に迫る。流れの中では決定機まで持ち込めないが、セットプレーから続けて決定機を作り出す。
だが、いずれも右CKから作り出したビッグチャンスではクンデのクリアミス、コリンズの渾身のヘディングシュートをGKメニャンが驚異的な反射神経とリストの強さではじき出し、ゴールを割らせない。
そして、ホームチームの終盤の猛攻を新守護神のビッグプレーで凌ぎ切ったフランスが、善戦アイルランドに1-0の辛勝。苦しみながらも連勝を飾っている。
フランスは、グループ最大のライバルであるオランダ代表との初戦に4-0で完勝し今予選を白星スタート。連勝を目指したアウェイゲームでは今予選初陣のアイルランドと対戦した。
戦前の予想通り、立ち上がりからボールの主導権を握ったフランスがアイルランドを押し込む状況が続く。
ファーガソンを前線に残して[5-4-1]の堅固なブロックを敷くホームチームに対して、フランスは左のムバッペに加えて右に入ったコロ・ムアニが持ち味の打開力を発揮。幾度かチャンスを作りかけるが、中をうまく締められてジルーやグリーズマンはなかなか効果的にフィニッシュは絡めない。
一方、アイルランドは新鋭ファーガソンを軸としたカウンターは思ったほど機能しない。それでも、要所で相手を引っくり返すと、もう一つの狙いであるセットプレーでチャンスを窺う。
前半半ばから終盤にかけても試合展開に大きな変化はなし。相手の集中した守備を前に攻めあぐねるフランスは、中央だけでなくサイドからの崩しも停滞。相手をシュート0本に抑えたものの、枠内シュート0でハーフタイムを迎えることになった。
互いに選手交代なしで臨んだ後半も堅い入りとなったが、“一発”を持っているフランスの伏兵が見事な一撃で先制点をもたらす。50分、自陣ペナルティアーク付近でボールを持ったカレンの不用意な横パスを狙っていたパヴァールがカット。すかさず右足を豪快に振り抜くと、強烈なシュートがクロスバーの内側を掠めてゴールネットへ突き刺さった。
この先制点によってここから試合に動きが出るかに思われたが、ホームのアイルランドは戦い方を大きく変えず。そのため、追加点を奪いたいフランスもリスクを冒すことなく、引き続きクローズな展開が続いていく。
そういった中、フランスは65分にジルーを下げてディアビを投入。これでコロ・ムアニが中央にポジションを移す。68分にはそのディアビがボックス右から鋭い左足のシュートを枠に飛ばすが、これはGKバズヌの好守に遭う。さらに、75分にもラビオがペナルティアーク付近から強烈なミドルシュートを狙うが、これもバズヌのビッグセーブに阻まれた。
その後、アイルランドが攻撃的な3枚替えを敢行して勝負に出ると、フランスもラビオとパヴァールを下げてチュアメニ、クンデの投入で守備面のテコ入れを図る。
試合終盤にかけてはここまでのゲームプランが奏功し、アイルランドが攻勢を仕掛けて勝ち点奪取に迫る。流れの中では決定機まで持ち込めないが、セットプレーから続けて決定機を作り出す。
だが、いずれも右CKから作り出したビッグチャンスではクンデのクリアミス、コリンズの渾身のヘディングシュートをGKメニャンが驚異的な反射神経とリストの強さではじき出し、ゴールを割らせない。
そして、ホームチームの終盤の猛攻を新守護神のビッグプレーで凌ぎ切ったフランスが、善戦アイルランドに1-0の辛勝。苦しみながらも連勝を飾っている。
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