「代表辞退後の時間をどう使おうと彼の勝手」 NY観光のラッシュフォードに指揮官サウスゲイトが言及

2023.03.26 21:15 Sun
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Getty Images
イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督がマンチェスター・ユナイテッドに所属するFWマーカス・ラッシュフォードのニューヨーク休暇に言及した。ユナイテッドでの好調ぶりを受け、今活動にも声がかかったが、負傷不参加を余儀なくされたラッシュフォード。この代表ウィークを使ってしっかりと回復に努めてもらいたいところだが、先のユーロ2024予選でイタリア代表を下した同日に自身のSNSに「Downtime」と綴り、ニューヨークでの観光姿をアップしたのだ。

近年のハードスケジュールで多忙を極める選手からすれば、束の間のオフ期間。代表での今後にも影響しかねないが、サウスゲイト監督は理解を示しているようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じている。
「代表を外れた後にどう時間を使おうと彼の勝手だ。選手たちはあまり休めないんだ。明日の試合が終わったら、選手たちは色んなところに飛び立っていくだろうね。こういうスケジュールで48時間(のオフ)もあれば、私はそれを利用すべきだと思う」

そんなサウスゲイト監督はまた、ケガで代表活動を棒に振りがちなラッシュフォードの現状についても言及。「彼は調子が良かった。今活動のオプションにしたかったが、そうならなかった」と考えを続けた。

「他の選手からすると、それはチャンスでもある。我々は常にその選手のプレーぶりを判断しているんだ。彼も我々のために多くの試合でプレーしている。代表として50キャップ以上の経験があり、その多くが私が監督になってからのものだ」

「彼のことは長く知っているし、能力も把握済み。彼がゴールを決められる調子にあるのを目にするのは良いことだ。チャンスのときにゴールを決めてくれたら良い。ここ数年、彼は熱くなれない時期があり、それがフラストレーションだったが、今は良い調子だし、続くよう望む」

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