日本代表のDF陣は選手層の薄さが気になりませんか/六川亨の日本サッカーの歩み スコットランド・プレミアリーグの得点王に輝いた古橋亨梧(セルティック)が、27日のアバディーン戦で負傷したのは気になるところ。しかし彼以外では、三笘薫(ブライトン)が自身にとってもクラブにとっても初のEL(欧州リーグ)出場を決め、久保建英(レアル・ソシエダ)も自身初のCL(チャンピオンズリーグ)出場を決めた。そして鎌田大地(フランクフルト)はイタリアの名門ACミランへの移籍が濃厚だという。6月のキリンチャレンジカップ2023は、なにかと話題の多い大会になりそうだ。 そんなキリンチャレンジカップ2023だが、26名もの選手が選出されながら、DF陣は6人という“少数精鋭”になった。話題としてはCB谷口彰悟(アル・ラヤン)が復帰したことと、両SBの出来る森下龍矢(名古屋)が初招集を果たしたことだろうか。とはいえ、今回の招集メンバーを見ると日本代表の層の薄さを感じざるをえない。 右SBの酒井宏樹(浦和)はケガから復帰したばかりだし、左SB中山雄太(ハダースフィールド)もケガで長期離脱中のため招集外は仕方がない。右SB山根視来(川崎F)はリーグ戦に出場しているものの、チームはDF陣にケガ人が多く、28日の柏戦もリザーブメンバーにDFの選手は1人もいなかった。鬼木達監督が、ここまで全試合出場を続けている山根に「もしものことがあったら」と危惧しても不思議はないだろう。もしかしたら9月の海外遠征ではベテランでキャプテンの吉田麻也(シャルケ)が復帰するかもしれないが、それにしても高齢化が気になる。 やはり冨安健洋(アーセナル)のたび重なる負傷離脱と伊藤洋輝(シュツットガルト)の今ひとつの伸び悩みが痛いと言わざるを得ない。このため6月の2試合では、4BKなら右から森下、板倉滉(ボルシアMG)、谷口、菅原由勢(伊藤)ということになるだろうし、3BKなら右から板倉、谷口、伊藤(瀬古歩夢/グラスホッパー)といったところだろうか。選択肢はかなり限定されているのが日本代表の現状だ。 中盤から前のメンバー構成にしても(4-3-3と仮定して)、ボランチは遠藤航(シュツットガルト)と守田英正(スポルティング)が濃厚だろう。右FWは、伊東純也(スタッド・ランス)は実績があるだけに、去年6月のガーナ戦以来ゴールから遠ざかっている久保、左FWは三笘のCL&EL初出場コンビの起用に期待したい。そしてトップ下は鎌田ということになる。 問題は1トップである。ボーフムの1部残留に貢献した浅野拓磨も悪くはないが、やはりエルサルバドル戦は格下ということもあるので、ケガの影響さえなければ古橋か、クラブでは好調ながら代表ではノーゴールの上田綺世に期待したい。浅野と前田大然(セルティック)はサイドでもプレーできる選手に対し、古橋と上田は1トップで生きる選手。今回は町野修斗(湘南)が招集外だけに、この2人を2試合で起用して欲しいところだ。 他の選択肢としては、遠藤と鎌田のダブルボランチにして、トップ下に久保を起用し、右MFは堂安律(フライブルク)でスタートし、三笘に代えて相馬勇紀(カーザ・ピア)を投入というオプションもある。 もちろん、こうしたカタールW杯のメンバーを押しのけて出場機会をつかむ選手が出現することは大歓迎であることは言うまでもない。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2023.05.29 13:15 Mon
U-20日本代表のGS敗退決定…ベスト16が出揃う《U-20W杯》 FIFA U-20ワールドカップ(W杯)アルゼンチン2023に参戦中だったU-20日本代表のグループステージ敗退が決定した。 28日、U-20W杯のグループステージ全日程が終了し、決勝トーナメントに進出する16チームが出揃った。 今大会、グループCに入った日本はセネガルとの初戦を1-0で勝利したが、以降のコロンビア戦、イスラエル戦をいずれも1-2の逆転負け。グループCの戦いを3位で終えていた。 今大会ではグループ上位2チームに加え、6グループの3位チームの上位4チームが決勝トーナメントに進出できるレギュレーションとなっており、日本は28日開催のグループEとグループFの結果次第で突破の可能性を残していた。 しかし、グループステージ全日程終了時点でグループ3位チームの中で5番手の戦績だった日本は、2001年大会以来となる無念の敗退が決定した。 なお、決勝トーナメント進出チームでは急遽ホスト国となったアルゼンチンを含む南米勢が最多5チーム、欧州勢は次点の4チーム、アジア勢はウズベキスタン、韓国の2チームとなった。 日本不在のU-20W杯決勝トーナメントは5月30日~6月11日の日程で行われる予定だ。グループステージ最終順位は以下の通り。 ■U-20W杯2023 GS最終順位■ ◆グループA 1.アルゼンチン 9pt 2.ウズベキスタン 4pt(+1) 3.ニュージーランド 4pt(-4) 4.グアテマラ 0pt ◆グループB 1.アメリカ 9pt 2.エクアドル 6pt 3.スロバキア 3pt 4.フィジー 0pt ◆グループC 1.コロンビア 7pt 2.イスラエル 4pt 3.日本 3pt 4.セネガル 2pt ◆グループD 1.ブラジル 6pt(+7) 2.イタリア 6pt(+2) 3.ナイジェリア 6pt(+1) 4.ドミニカ 0pt ◆グループE 1.イングランド 7pt 2.ウルグアイ 6pt 3.チュニジア 3pt 4.イラク 1pt ◆グループF 1.ガンビア 7pt 2.韓国 5pt 3.フランス 3pt 4.ホンジュラス 1pt ■グループ3位チーム戦績■ 1.ナイジェリア 6pt(+1) 2.ニュージーランド 4pt(-4) 3.スロバキア 3pt(+1) 4.チュニジア 3pt(+1) ――決勝T進出―― 5.フランス 3pt(0) 6.日本 3pt(-1) ※()内は得失点差 2023.05.29 07:59 Mon
10人イスラエルに痛恨逆転負けの日本はグループ3位フィニッシュ…決勝T進出の行方は他グループ結果次第に《U-20W杯》 U-20日本代表は27日、FIFA U-20ワールドカップ(W杯)アルゼンチン2023のグループステージ最終節でU-20イスラエル代表と対戦し、1-2で逆転負けを喫した。 2019年のポーランド大会以来4年ぶりに開催されたU-20W杯。世界一を目標に掲げる冨樫剛一監督率いる日本は、ここまで1勝1敗のグループ2位に位置。この最終節ではヨーロッパ予選準優勝でグループ3位のイスラエルと対戦した。 冨樫監督は1-2で逆転負けした3日前のコロンビア戦から先発3人を変更。熊田直紀、北野颯太、福井太智に代えて坂本一彩、松村晃助、安部大晴をいずれも今大会初めて先発起用した。 中2日での連戦に加え、長距離移動を感じさせないアグレッシブな入りを見せた日本は、初のスタメン起用に燃えるアタッカー陣がいきなりの躍動を見せる。 開始6分、松木玖生が相手陣内中央でDFに潰されながらも繋いだボールを引き取った松村がペナルティアーク付近から左足を一閃。無回転に近い強烈なシュートが枠を捉えるが、これはGKに弾かれる。さらに、このこぼれ球に詰めた松村がボックス内でシュートに持ち込むが、ややコースが甘くなってGKのセーブに遭う。 この直後の7分には松村とのパス交換から今度は安部がボックス中央から強烈なシュートを枠へ飛ばすが、これもイスラエル守護神のビッグセーブに阻まれる。 その後も松木が初戦のゴールを彷彿とさせるミドルシュートでゴールに迫るなど、ここまでの3試合では最も良いリズムでゲームを進めていく。だが、時間の経過と共に要所を締める相手の守備に苦戦し、なかなか決定機まで持ち込めなくなる。 それでも、焦れることなくゲームを支配し、相手に決定機を許すことなく冷静に時計を進めていくと、前半終了間際に待望の先制点が生まれる。 前半アディショナルタイム1分、相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーの高橋仁胡が左足でゴールへ向かうボールを入れると、手前でDFが触って浮き球の形でこぼれたボールをニアに走り込んだ松木が冷静にバックヘッドでゴール前に流す。これをゴール前に勢いを持って入ってきた坂本が頭で合わせた。 初先発3人の好パフォーマンスもあって3試合連続で1点リードの形で試合を折り返した日本。冨樫監督は後半も同じ11人をピッチへ送り出した。 後半も押し込む入りとなった日本だが、51分にはヒヤリとする場面も。DF田中隼人がつり出された背後でボールを受けたイブラヒムにボックス内フリーでシュートを打たれるが、これはGK木村凌也が冷静に正面で対応し事なきを得た。 ここから気を引き締め直した日本はボールを握られながらも、粘り強く相手の攻撃を撥ね返していく。また、回数は少ないものの、カウンターやセットプレーの局面で坂本らが惜しい場面に顔を出していく。 すると、68分には途中出場のビンヤミンが続けて2枚のイエローカードをもらって退場に。日本はリードに加えて数的優位を手にする。そういった中、75分には足を攣っていた坂本を下げて福田師王を最初の交代カードとして投入したが、この直後に思わぬ形から同点に追いつかれる。 76分、自陣ボックス手前右で与えたFKの場面でキッカーのトゥルゲマンが直接狙ったシュートが壁に当ると、このこぼれ球をマドモンがすかさずシュート。これをオフサイドラインぎりぎりの位置にいたナヴィに頭でコースを変えられてゴールネットを揺らされた。 追いつかれたものの、このままのスコアで終われば2位通過が可能な日本は、高橋、安部、佐野、松村と消耗が出てきた選手を終盤にかけてベンチに下げ、福井、松田隼風、北野、熊田とフレッシュな選手の投入で勝ち越しゴールを意識しながら試合をクローズにかかる。 しかし、数的優位を生かせずに押し込まれる状況が続くと、7分が加えられた後半アディショナルタイムに悪夢のような展開が待っていた。 92分、ボックス手前右からレムキンにドリブルで運ばれると、ゴール前のトゥルゲマンの足元へ出したパスをワンタッチで叩かれて、ゴール前に飛び出したセニオルに繋がれる。ここでGKとの一対一を冷静に決められて、まさかの逆転ゴールを許した。 その後、決死の猛攻を仕掛けてゴールを目指したものの、割り切って時計を進める相手に再びゴールをこじ開けることはできず、痛恨の2試合連続逆転負けとなった。 失点時点ではグループ最下位に沈んだ日本だが、同時刻開催のU-20コロンビア代表vsU-20セネガル代表がコロンビアの土壇場の同点ゴールで1-1のドローに終わったことで、グループ最終順位は3位に。 ただ、6チーム中上位4チームが決勝トーナメントに進出できるレギュレーションにおいて現状は5位となっており、決勝トーナメント進出の行方は28日に行われるグループEとグループFの最終節の結果に委ねられることとなった。 U-20日本代表 1-2 U-20イスラエル代表 【日本】 坂本一彩(前46) 【イスラエル】 ナヴィ(後31) セニオル(後47) ◆U-20日本代表メンバー GK 木村凌也(日本大学) DF 高井幸大(川崎フロンターレ) チェイス・アンリ(シュツットガルト) 田中隼人(柏レイソル) 高橋仁胡(バルセロナ) →81分 松田隼風(水戸ホーリーホック) MF 松村晃助(法政大学) →91分 北野颯太(セレッソ大阪) 佐野航大(ファジアーノ岡山) →91分 熊田直紀(FC東京) 松木玖生(FC東京) 山根陸(横浜F・マリノス) 安部大晴(V・ファーレン長崎) →81分 福井太智(バイエルン) FW 坂本一彩(ファジアーノ岡山) →75分 福田師王(ボルシアMG) 2023.05.28 08:31 Sun
「こういうの素敵」日本代表に選ばれた京都のMF川﨑颯太を甲府も祝福!幼少期の写真に一緒に写る大ベテランの姿も話題に 日本代表に選出された京都サンガF.C.のMF川﨑颯太をヴァンフォーレ甲府も祝福している。 25日、6月のキリンチャレンジカップ2023のエルサルバドル代表、ペルー代表との試合に臨む日本代表メンバー26名が発表。川﨑は初めて日本代表入りを果たした。 常連であるレアル・ソシエダのMF久保建英と並び最年少での選出となった川﨑には多くの祝福の声も届いていたが、甲府もクラブの公式ツイッターを更新。「川﨑颯太選手 日本代表選出 ソウタ、おめでとう ヴァンフォーレ甲府 アカデミー(U-15)出身選手初のSAMURAIBLUEフル代表選出になります 伊東純也 選手と共にがんばれ」とエールを送った。 山梨県の甲府市出身で、甲府の下部組織で育った川﨑は、甲府U-15から京都のU-18に加入。キャプテンを務めるなどし、U-18日本代表も経験。2020年にトップチームに昇格すると、そこから出場機会を掴み取り今シーズンはキャプテンにも就任していた。 甲府は、川﨑の在籍当時の写真も複数アップ。ファンも「こういうtweet、いいよね」、「これ見て泣いてます」、「こういうの素敵やな」と反応すると、川﨑も自身のツイッターを更新。「ありがとうございます!!ぜひ応援よろしくお願いします!!」とエールに答えている。 また、川﨑が幼い頃の写真には今なお現役の42歳のDF山本英臣の姿もあり、そのこともファンを驚かせていた。 <span class="paragraph-title">【写真】川﨑が幼少期を過ごした甲府での姿!今なお現役山本英臣の姿も(山本は左上の写真の左上に並んでいる選手)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B7%9D%EF%A8%91%E9%A2%AF%E5%A4%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#川﨑颯太</a> 選手 日本代表選出<br><br>ソウタ、おめでとう<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AC%E7%94%B2%E5%BA%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ヴァンフォーレ甲府</a> アカデミー(U-15)出身選手初の <a href="https://twitter.com/hashtag/SAMURAIBLUE?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#SAMURAIBLUE</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%95%E3%83%AB%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#フル代表</a> 選出になります<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E7%B4%94%E4%B9%9F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#伊東純也</a> 選手と共にがんばれ<a href="https://twitter.com/hashtag/vfk?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#vfk</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/sanga?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#sanga</a> <a href="https://twitter.com/sangafc?ref_src=twsrc%5Etfw">@sangafc</a> <a href="https://t.co/d1uDNomrgV">https://t.co/d1uDNomrgV</a> <a href="https://t.co/tqEaNkZ3A6">pic.twitter.com/tqEaNkZ3A6</a></p>— ヴァンフォーレ甲府▶5/27(H)大宮戦14:00K.O. (@vfk_official) <a href="https://twitter.com/vfk_official/status/1661627412898267138?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.26 17:45 Fri
日本が抱える育成の課題に森保一監督が言及、世界に追いつくために必要な10代の突き上げ「もうひとサイクル早く」 25日、6月に行われるキリンチャレンジカップ2023の日本代表メンバーが発表された。 森保一監督が2期目の指揮を務めている日本代表。3月には所属クラブで出番が少ない選手、すでに実力を把握しているベテラン選手は招集されなかった中、新顔が招集されていた。 そして迎えた6月の代表活動にも3名の初招集が発表され、さらにクラブで結果を残し、招集から遠ざかっていた選手もメンバー入りを果たしていた。 今回の招集メンバーの最年少は、初招集の京都サンガF.C.のMF川﨑颯太の21歳。W杯にも出場したレアル・ソシエダMF久保建英も21歳だが、10代の選手は招集されていない。 現在アルゼンチンではU-20W杯が開催されており、U-20日本代表が戦っている中、A代表を経験している選手はゼロ。ただ、他国に目を向ければ、A代表ですでに結果を残している選手もいる状況だ。 この点について、森保監督は「日本が世界で勝って行くために変わっていかなければいけないところと、変えていかなければいけないところが出ていると思います」とコメント。日本がまだまだ世界に対して足りていない部分だとコメント。これまでの4年間を振り返り、より進めて行かなければいけないことだと語った。 カタールW杯では東京オリンピックに出場した選手が13名出場。森保監督が2カテゴリーを指揮した結果が表れたこととなった。 「カタールW杯では東京オリンピック世代の選手がスライドしてW杯に行った(13名)。直近のオリンピックからW杯に行ったのは日本過去最多の人数で、1チーム2カテゴリーの強化の結果が表れたと思います」 「次のW杯に向けても心身ともに充実した年代の選手を継続してチームとしても選手としても見ていけるかなというところでは、田嶋(幸三)会長、構想を練っていた西野(朗)元技術委員長の構想の下、強化がうまく行ったと思っています」 一定の手応えを感じていた森保監督だが、まだまだ足りないとも感じており、より若手の成長を促したいとした。 「ただ、私自身はもうひとサイクル若い世代で世界の舞台でアンダー世代の大会ではなく、W杯の舞台で戦ってくれる選手たちにサイクルを変えていかなければいけないと思っています」 「そのためには色々なところ、育成のところから。日本のサッカーが急速に発展している中、素晴らしいことですが、世界で勝って行くためにはまだまだやらなければいけないことがある。日本の変革が必要だという部分は、今日のコロンビア戦、日本代表戦ということで、世界との強化の仕方の差が出ていると思います」 まだまだ世界基準の育成にはなりきれていない日本。カタールW杯時にももっと若手が目につくようになってもらいたいと語った。 「カタールW杯でラージグループを作っているときに、U-20以下の選手があまり入ってこなかった。もちろんスカウティングは広範囲にしていますが、もっともっと自然に候補に入ってきた方が良いのかなということは感じていました」 「結論を出せることはないですが、日本が世界に勝って行くために、もうひとサイクル早くということ、若手の育成と世界のトップトップの経験値を上げるということはやっていかなければいけないと思います」 2023.05.25 22:40 Thu