連敗脱出で4位に迫るニューカッスル、ハウ監督「前半は非常に良いパフォーマンスだった」

2023.03.13 13:30 Mon
Getty Images
ニューカッスルエディ・ハウ監督が、連敗脱出を喜んだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

ニューカッスルは12日に行われたプレミアリーグ第27節で、ウォルバーハンプトンと対戦した。ここ5試合勝利がなくリーグ2連敗中のチームは、立ち上がりから攻勢に出ると26分にFWアレクサンダー・イサクのゴールで先制。その後もチャンスを作りながら後半に同点とされたが、79分にMFミゲル・アルミロンの得点で再びリードすると、そのまま2-1で勝利した。

連敗を脱出し、2試合多い4位トッテナムとの差を「4」としたハウ監督は、試合後にチームのパフォーマンスを称賛。苦しい状況で成長した姿を見せた選手たちを称えた。
「前半のパフォーマンスは、非常に良いものだった。アレックス(イサク)のゴールは、我々にとって大きなものだったと思う。ただ後半に入って1点のリードだけだと、常にデリケートな状況になってしまう。ハーフタイムまでにもっとリードしているべきだった」

「公平に言って、後半はウォルバーハンプトンが立ち直ったと思う。彼らに優秀な選手がいることはわかっていた。しかし、そんな中で勝ち越しゴールを決められたのは、我々にとって良い気分だ」
「1-1の時点で、試合は均衡したものだったと思う。ここ数年の我々の成績を考えると、そこからは本当にチームのキャラクターが試される時間だった。それでも我々は再び立ち上がり、別のレベルを見つけ出せたと思う」

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