ソン・フンミン、闘将の再帰還を歓迎 「ボスはチームに良いエネルギーをもたらしてくれる」

トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが、闘将の再帰還を歓迎している。

トッテナムは、FAカップのシェフィールド・ユナイテッド戦、プレミアリーグのウォルバーハンプトン戦で格下相手に痛恨の連敗。8日に0-1の敗戦からの逆転突破を目指すチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の2ndレグ、ミラン戦を控える中で厳しいチーム状況だ。

そういった中、チームの流れを変える起爆剤となりそうなのが、胆嚢の摘出手術後、2度目の療養期間を経て6日にロンドンに帰還したアントニオ・コンテ監督の存在だ。
7日、そのイタリア人指揮官と共にミラン戦に向けた公式会見に出席したソン・フンミンは、選手たちが闘将の再帰還を心待ちにしていたことを明かした。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えた。

「(コンテ監督の復帰は)大事なことだ。監督が隣に座ってくれているのは嬉しいよ。彼はチームに良いエネルギーをもたらしてくれる。ボスがここにいないときは違うんだ。昨日は、そのエネルギーと彼の情熱をタッチラインで感じることができたし、より良い状態でプレーできるはずだ」また、ホームでの逆転突破を目指す昨季セリエA王者との一戦に向けては、「今からシーズン終了までの最も重要な試合だ」と、その重要性を認識すると共にチームの勝利を誓った。

「このゲームに自信がないのであれば、このゲームでプレーしない方がいい。(1stレグで)僕らは少しだらだらと試合を始めてしまった。チャンピオンズリーグでは誰もが準備をしていて、素晴らしいチームと対戦する。僕らはすべてを捧げなければならない」

「ミランは僕らと同じようなプレーをしている。チャンピオンズリーグでは、どのチームも強い。個々でのデュエルを中心に、本当にタフなゲームになるはずだ」

最後に、今季は深刻な不振に悩まされる昨季プレミアリーグ得点王は、自身を含めここ数試合失望を与えたサポーターのために全力を尽くすことを約束した。

「ファンをがっかりさせないようにしたい。先週はFAカップで敗退してしまったのが、本当に痛かった。良いシーズンにするためには、今できるベストを尽くさなければならない」

「まだチャンピオンズリーグに残っているし、トップ4を争っているのだからね」