ベティスとゴールレスドローのマドリー、公式戦3戦未勝利で首位バルサとの勝ち点9pt差に《ラ・リーガ》
2023.03.06 06:57 Mon
ラ・リーガ第24節、ベティスvsレアル・マドリーが5日にエスタディオ・ベニート・ビジャマリンで行われ、0-0のドローに終わった。
5位のベティス(勝ち点40)は前節、最下位のエルチェ相手に後半の数的有利を生かして3-2の大逆転勝利。リーグ3連勝を飾った。週明けにヨーロッパリーグ(EL)のマンチェスター・ユナイテッド戦を控えるペジェグリーニのチームは、フェキルやカナーレスといった主力を欠く中、1トップにボルハ・イグレシアス、2列目にロドリ、アジョセ・ペレス、ルイバルを並べる形で臨んだ。
一方、2位のマドリー(勝ち点52)は、前節行われたアトレティコ・マドリーとのダービーを消化不良の1-1のドローで終えた。さらに、コパ・デル・レイ準決勝1stレグのクラシコでは守備的な戦いを貫いたバルセロナにホームで0-1の敗戦。公式戦7試合ぶりの黒星となった。難敵相手にバウンスバックの白星を狙うアンチェロッティのチームは先発3人を変更。カルバハル、ナチョ、モドリッチに代えてルーカス・バスケス、チュアメニ、ロドリゴを起用。カマヴィンガが久々に左サイドバックに入ったほか、並びをロドリゴとベンゼマを最前線に配した[4-4-2]に変更した。
立ち上がりから主導権争いがしばらく続く中、最初の決定機はホームのベティスに訪れる。9分、イグレシアスのボックス付近でのマイナスの落としからアジョセ・ペレスが強烈なシュートを枠に飛ばすが、これはGKクルトワの好守に阻まれる。
一方、マドリーは直後の12分にロドリゴの鮮やかなドリブル突破からボックス付近の好位置でFKを獲得。ここでキッカーのベンゼマが鋭く振り抜いた右足のシュートが壁に入った味方のリュディガーにディフレクトしてゴール右隅に突き刺さる。だが、オンフィールド・レビューの結果、ボールがリュディガーの手に当っていたとしてハンドでのゴール取り消しとなった。
その後も一進一退の攻防が続く中で互いにシュートシーンを作り出したが、クルトワ、ブラーボと両GKを脅かすまでには至らず。均衡が保たれたままゴールレスでの折り返しとなった。
両指揮官共にハーフタイムに攻撃のテコ入れを図った中、後半は立ち上がりから両GKの仕事機会が増える。ベティスが開始直後にルイバル、53分にはミランダの正確な左からの折り返しに反応したイグレシアスがゴール至近距離から決定的なシュートを放つが、これはGKクルトワが圧巻の連続セーブで凌ぐ。
対してマドリーは48分にヴィニシウスの個人技からボックス内のベンゼマ、前半同様にバルベルデが得意のミドルシュートを枠に飛ばしていくが、こちらはGKブラーボのビッグセーブに阻まれる。
後半序盤の攻防を経てやや守勢に回ったマドリーは59分にルーカス・バスケスを下げてカルバハル、63分にはチュアメニとカマヴィンガを下げてセバージョス、ナチョを同時投入。この交代で並びを[4-3-3]に変更した。
一方、時間の経過と共にマドリーの圧力に晒され始めたベティスも71分に2枚替えを敢行。イグレシアスとアジョセ・ペレスを下げてウィリアン・ジョゼ、ルイス・エンヒキをピッチに送り出した。
後半半ば以降は完全に相手を押し込んだアウェイチームは、古巣対戦のセバージョスの鋭いダイレクトシュートを始め、ヴィニシウス、ナチョとボックス内で続けて決定的な枠内シュートを放つが、これはGKブラーボのビッグセーブに阻まれる。
自分たちの流れでゴールをこじ開けられず、試合終盤にかけては再び攻撃が停滞し始めるマドリー。87分には切り札である18歳FWアルバロ・ロドリゲスを最後のカードとして切ったが、最後までベティスの堅守を破ることは叶わず。
この結果、白熱の上位対決はゴールレスドローに終わり、公式戦3戦未勝利のマドリーは首位バルセロナとの勝ち点差が「9」に開くことになった。
5位のベティス(勝ち点40)は前節、最下位のエルチェ相手に後半の数的有利を生かして3-2の大逆転勝利。リーグ3連勝を飾った。週明けにヨーロッパリーグ(EL)のマンチェスター・ユナイテッド戦を控えるペジェグリーニのチームは、フェキルやカナーレスといった主力を欠く中、1トップにボルハ・イグレシアス、2列目にロドリ、アジョセ・ペレス、ルイバルを並べる形で臨んだ。
一方、2位のマドリー(勝ち点52)は、前節行われたアトレティコ・マドリーとのダービーを消化不良の1-1のドローで終えた。さらに、コパ・デル・レイ準決勝1stレグのクラシコでは守備的な戦いを貫いたバルセロナにホームで0-1の敗戦。公式戦7試合ぶりの黒星となった。難敵相手にバウンスバックの白星を狙うアンチェロッティのチームは先発3人を変更。カルバハル、ナチョ、モドリッチに代えてルーカス・バスケス、チュアメニ、ロドリゴを起用。カマヴィンガが久々に左サイドバックに入ったほか、並びをロドリゴとベンゼマを最前線に配した[4-4-2]に変更した。
一方、マドリーは直後の12分にロドリゴの鮮やかなドリブル突破からボックス付近の好位置でFKを獲得。ここでキッカーのベンゼマが鋭く振り抜いた右足のシュートが壁に入った味方のリュディガーにディフレクトしてゴール右隅に突き刺さる。だが、オンフィールド・レビューの結果、ボールがリュディガーの手に当っていたとしてハンドでのゴール取り消しとなった。
以降はマドリーがボールを保持して左サイドのヴィニシウスの個人技、味方との細かいパス交換で再三ボックス内への侵入を試みるロドリゴを起点に攻め手を窺う。だが、相手のソリッドなディフェンスラインに手を焼きなかなかフィニッシュまで持ち込めない。32分にはバルベルデがエリア外から豪快に足を振っていくが、これはわずかに枠を捉え切れない。
その後も一進一退の攻防が続く中で互いにシュートシーンを作り出したが、クルトワ、ブラーボと両GKを脅かすまでには至らず。均衡が保たれたままゴールレスでの折り返しとなった。
両指揮官共にハーフタイムに攻撃のテコ入れを図った中、後半は立ち上がりから両GKの仕事機会が増える。ベティスが開始直後にルイバル、53分にはミランダの正確な左からの折り返しに反応したイグレシアスがゴール至近距離から決定的なシュートを放つが、これはGKクルトワが圧巻の連続セーブで凌ぐ。
対してマドリーは48分にヴィニシウスの個人技からボックス内のベンゼマ、前半同様にバルベルデが得意のミドルシュートを枠に飛ばしていくが、こちらはGKブラーボのビッグセーブに阻まれる。
後半序盤の攻防を経てやや守勢に回ったマドリーは59分にルーカス・バスケスを下げてカルバハル、63分にはチュアメニとカマヴィンガを下げてセバージョス、ナチョを同時投入。この交代で並びを[4-3-3]に変更した。
一方、時間の経過と共にマドリーの圧力に晒され始めたベティスも71分に2枚替えを敢行。イグレシアスとアジョセ・ペレスを下げてウィリアン・ジョゼ、ルイス・エンヒキをピッチに送り出した。
後半半ば以降は完全に相手を押し込んだアウェイチームは、古巣対戦のセバージョスの鋭いダイレクトシュートを始め、ヴィニシウス、ナチョとボックス内で続けて決定的な枠内シュートを放つが、これはGKブラーボのビッグセーブに阻まれる。
自分たちの流れでゴールをこじ開けられず、試合終盤にかけては再び攻撃が停滞し始めるマドリー。87分には切り札である18歳FWアルバロ・ロドリゲスを最後のカードとして切ったが、最後までベティスの堅守を破ることは叶わず。
この結果、白熱の上位対決はゴールレスドローに終わり、公式戦3戦未勝利のマドリーは首位バルセロナとの勝ち点差が「9」に開くことになった。
レアル・マドリーの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
|
レアル・マドリーの人気記事ランキング
1
ヴィニシウスにトラブル…クラブ買収巡る問題で2年間の出場停止求める訴え起こされる
レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、国際サッカー連盟(FIFA)の倫理規定違反で2年間の出場停止処分を科される可能性が浮上している。 昨年はバロンドールこそ逃したもののFIFAザ・ベストを受賞し、チャンピオンズリーグとラ・リーガの2冠に貢献したヴィニシウス。今シーズンは昨シーズンほどのインパクトこそ残せていないが、公式戦20ゴール14アシストと十分なスタッツを残し、マドリーの主軸として活躍。直近では2030年までの新契約締結で合意に至ったとの報道も出ていた。 そんななか、イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』などの報道によれば、現在フットボール界屈指のスーパースターには父親と代理人とともに経営する『ALL Agenciamento Esportivo』社のサッカークラブ買収に関する問題で、FIFAから調査を受けているという。 『ALL』はポルトガルのFCアルベルカと、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のアスレティック・クラブを買収した。 後者のアスレティック・クラブに関しては16.5%の株式を保有するブラジル企業『ティベリス・ホールディング・ド・ブラジル』が、クラブのセリエB昇格を受けて、株式過半数を取得する優先購入権を行使する計画を立てていた。 しかし、実際に株式はヴィニシウスと関係のある『ALL』に直接売却され、サンパウロ商事裁判所は調査のため取引を停止。 だが、捜査が行われている間に『ALL』がクラブの運営権を握ったことに激怒した『ティベリス』は4月7日、FIFA倫理委員会の調査委員会に申し立てを行い、ヴィニシウスに対して2年間の出場停止処分を要求した。 『ティベリス』の訴えによると、これはFIFA倫理規定第20条およびスペインサッカー連盟(RFEF)スポーツ正義規定第22条に違反するとして国際訴訟を起こすことを決定。これらの規定はいずれも、利益相反の明らかなリスクがある場合に、現役サッカー選手がプロサッカークラブを直接的または間接的に所有することを禁じている。 懸念されるのは、選手オーナーにとって有利な個人契約、スポーツの試合結果への影響。さらに、異例の形で他の選手を引きつける可能性、税務上の不正行為に至るまで、多岐にわたるという。実際、アスレティック・クラブとアルベルカの間ではここにきて選手移籍の動きもある。 この訴えはFIFAに審査される予定であり、出場停止処分に至らない可能性もあるが、『ティベリス』は2年間の出場停止処分を求めており、この訴えが全面的に認められた場合、ヴィニシウスの選手生命に関わる事態となる。 ただ、現状の見立てでは両者間での和解を目指しつつ、ヴィニシウス側に処分が下ったとしても、罰金といったより軽微な処分にとどまる可能性が高いようだ。 2025.04.23 20:51 Wed2
代表戦で衝突のアルダ・ギュレルとソボスライがSNSで場外戦…出場時間揶揄に対してマドリーMFが痛烈な返し
レアル・マドリーのトルコ代表MFアルダ・ギュレルとリバプールのハンガリー代表MFドミニク・ソボスライがSNS上で場外戦を繰り広げている。 両国は今回のインターナショナルマッチウィークに行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25・リーグA/B昇降格プレーオフで激突。 トルコホームの1stレグをトルコが3-1で先勝していたなか、ハンガリーホームで行われた23日の2ndレグもトルコが3-0で快勝。2戦合計6-1の完勝でリーグA昇格を決めていた。 同試合ではチーム2点目を挙げたギュレルが1年前のフレンドリーマッチでも衝突が伝えられ、今回の再戦でもバチバチとやり合っていたソボスライに激しく詰め寄られた際に「黙れ」のジェスチャーを行い、小競り合いとなっていた。 ここまでであれば、試合中によくある揉め事として流されるはずだったが、試合後も怒りが収まらないハンガリー代表のキャプテンはハンガリー『Nemzeti Sport』がインスタグラムに投稿した当該のやり取りを収めた写真に対して、「1088」とのコメントを残した。 この数字はカルロ・アンチェロッティ監督の下、ポジション争いで苦戦するギュレルのマドリーでの今シーズンのプレータイムを揶揄したものとされ、物議を醸していた。 これに対して血気盛んな20歳MFも黙っておらず、自身のインスタグラムのストーリーズで反撃。「この男は冗談だ。6ゴールで黙るには十分じゃないのか?」とのキャプションとともに同じ画像とトルコの3-0のスコアを写した画像を投稿。 さらに、画像をよく確認すると、ハンガリーのスコアの下に「ソボスライ 1インスタグラムコメント」と細かな加工も加えられており、痛烈に煽り返した。 ここに至る両選手の衝突の経緯はわからず、外野がとやかく言うべきではないが、ひとまず互いに冷静さを取り戻し、今後は場外戦ではなく改めてピッチの上で白黒つけたいところか。 2025.03.25 06:30 Tue3
音声データ流出のペレス会長、C・ロナウドとモウリーニョを酷評「2人とも異常者」
レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長の過去の発言を収めたとされる音声データ流出に関して、新たな音声データの流出が確認された。スペイン『El Confidencial』が報じている。 『El Confidencial』は13日、2006年にペレス会長が辞任した直後の発言を収めたと見られる音声データの内容を掲載。その音声データには当時選手としてチームに在籍していた元スペイン代表GKイケル・カシージャス、同FWラウール・ゴンザレスに対して、「マドリーの2大詐欺師はまずラウール、そしてカシージャスだ」など、辛辣な言葉が使われていた。 その後、マドリーは前述の報道を受け、ペレス会長の言葉でこの一件に関する釈明を行った。音声データが本物であることを認めた一方、「長い会話の中で一部を切り取られた」、「私がスーパーリーグのプロモーターの一人だというところに起因している」と、自身を貶めるために婉曲されたものであるとの主張を行った。 しかし、『El Confidencial』はそのマドリーの声明発表の翌日には、2012年にペレス会長の発言を収めたとする新たな音声データを公表。 その音声データにはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)と、ジョゼ・モウリーニョ監督(現ローマ)、2人の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏らへの批判的なコメントが残されていた。 同会長はクラブ歴代最多ゴール記録(451ゴール)を保持し多くのタイトルをもたらすも、2018年には喧嘩別れでクラブを去ったC・ロナウドに対しては、「アイツは狂っている。アイツは間抜けで病気だ」と過激な言葉で批判している。 「アイツが普通だと思うか? 普通でないからこそ、あんなことができる。アイツが最後に行った愚かな行為は、世界中の誰もが目にしている」 また、2010年から2013年までチームを率い、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、スーペルコパ・デ・エスパーニャのタイトルをもたらしたポルトガル人指揮官と、世界屈指の代理人に対してもその辛辣さは変わらない。 「メンデスは彼(ロナウド)に命令しないし、モウリーニョも何も命令しない」 「(指示は)ゼロだ。インタビューのときでさえもね。彼らは巨大なエゴを持っていて、二人とも甘やかされている」 「彼(ロナウド)も(モウリーニョ)監督は現実を見ていない。もし2人が違っていれば、もっと多くの金を稼ぐことができるはずだ。我々は大金を得られる肖像権について話しているが、2人とも異常者だ」 「さらに、あの顔は挑発的で、反抗的な態度だし、誰からも嫌われている。広告のときは全く逆だがね」 現在、クラブで直接顔を合わせる立場にあるカシージャス、ラウールとは異なり、ペレス会長にとってC・ロナウドとモウリーニョはいずれも過去の人間と言えるが、今回の音声データ流出によって更なるイメージダウンは避けられない。 2021.07.16 17:25 Fri4
「男だ」 モウリーニョ、引退シャビ・アロンソとアルベロアに熱いメッセージ
▽マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、2016-17シーズン限りで現役を引退した元スペイン代表MFシャビ・アロンソと同MFアルバロ・アルベロアに労いのメッセージを伝えた。 ▽ソシエダやバイエルン、レアル・マドリーでプレーしたシャビ・アロンソは、2014-15シーズンから所属していたバイエルンで引退。一方、レアル・マドリーやリバプール、でプレーしたアルベロアは、2016-17シーズンに所属していたウェストハムで引退した。 ▽レアル・マドリー時代、シャビ・アロンソとアルベロアを指導したモウリーニョ監督は、2人に対して自身の『インスタグラム』で以下のメッセージを送った。 「1つのキャリアが終わり、新たなキャリアがスタートする」 「同じ成功と誇りを共に。フットボールは男たちを必要としている」 ▽おそらく、モウリーニョ監督は、自身の指示を忠実に遂行し、ピッチ上で“闘える”選手だったとして、2選手を称賛している。シャビ・アロンソとアルベロアのセカンドキャリアも楽しみにしたいところだ。 2017.06.26 17:06 Mon5
