指揮官への風当たり強まる中、バイエルンCEOは選手に檄「自分たちがバイエルンであると示さなければ」

2023.02.23 18:03 Thu
Getty Images
バイエルンのCEO(最高経営責任者)であるオリバー・カーン氏は、チームに奮起を求めた。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えている。

チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・1stレグでパリ・サンジェルマン(PSG)相手に勝利し、ベスト8進出に近づいたバイエルン。一方で、ブンデスリーガでは21試合を消化して首位に立つものの、18日に行われた第21節のボルシアMG戦で敗れると、2位ドルトムントと3位ウニオン・ベルリンに勝ち点で並ばれる状況となった。

このボルシアMG戦では、審判がDFダヨ・ウパメカノを退場させたことにユリアン・ナーゲルスマン監督が激高。周囲に多くのメディアがいる状況で審判団に暴言を吐き、強い批判を浴びている。
チームに不協和音が鳴り始める中、カーンCEOは声明を発表。特にリーグ戦で怠慢なプレー、低調なパフォーマンスが目立つ選手たちに対して、奮起を強く求めた。

「我々の仕事は全体の構成に目を配ることだ。パリで行われたCLでは力強いパフォーマンスを見せたが、ボルシアMG相手には敗れた。1つだけはっきりしているのは、明らかにブンデスリーガで勝ち点を落とし過ぎていることだ。今の我々は、得失点差のおかげで首位に立っているに過ぎない」
「今、選手たちは自分たちがバイエルンであると示さなければならない。そして、今週末に控えたウニオン・ベルリンとの首位攻防戦は、それを証明する絶好の舞台となるだろう。このような状況で何をすべきかについて、バイエルン以上に知っている者はいないはずだ!」

なお、批判を浴びるナーゲルスマン監督について、スポーツ・ディレクター(SD)のハサン・サリハミジッチ氏は「議論など必要ない。我々の監督に平穏に仕事をさせるべきだ」と述べており、クラブとして指揮官をサポートする姿勢を明確にしている。

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