「ペラペラなんかい!」「通訳なしすげー」カナダ移籍のGK高丘陽平が流暢な英語で対応、プレシーズン最終戦でクリーンシートデビュー!

2023.02.19 21:30 Sun
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横浜F・マリノスからメジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスへ移籍したGK高丘陽平が早速デビューを果たした。17日、バンクーバー・ホワイトキャップスは高丘の加入を発表。2024年までの契約に1年間の延長オプションが付く契約となった。

2022シーズンは横浜F・マリノスの守護神として明治安田生命J1リーグの優勝に貢献。自身もベストイレブンに選ばれるなど飛躍のシーズンとなった。
その高丘は今シーズンも横浜FMでプレーすると思われた中、キャンプ後に海外移籍が進展。MLSへの挑戦が決定した。

高丘は18日にすぐさま練習試合に出場。プレシーズン最後の試合となった、ミネソタ・ユナイテッド戦に先発フル出場。2-0の勝利に貢献し、早速クリーンシートを達成した。

試合中には何度か良いセーブを見せ、しっかりとアピール。選手登録がまだ完了はしていないが、25日に開幕する新シーズンでも正守護神を任される可能性も出てきた。

その試合後、高丘は取材を受け全て英語で応対。デビュー戦については「良いスタートだったと思いますし、チームも上手くやっていました」とコメントした。

日本とアメリカの守備の差について問われると「JリーグとMLSは守備の面が少し違います。僕はなるべく早く、少しずつアジャストしていかなければいけません」とコメント。「色々な情報が僕を助けて、より良くなれると思います。続けていかなければいけません」と、この先のブラッシュアップを語った。

GKとしては「落ち着いて試合に臨むこと。それがGKとして重要なことだと思います。僕は良い気分です」とこの試合を振り返り、自身の特徴としては「僕はボールを持った時やチームのためにプレーできます。GKとしてのプレーだけではありません。他の選手との連携が僕の強みです」と、横浜FM時代から見せるビルドアップやフィールドプレーヤーとの関わり合いを特徴に挙げた。

いきなり無失点の活躍を見せたが「素晴らしい気分ですし、クリーンシーンは全ての試合でやりたいです。難しいですが毎試合挑戦して、それをチームで続けていきたいです」と意気込みをコメント。初めて来たというバンクーバーの良いところについては「すべてです」と、充実した日々を送れそうだ。

ファンは英語でのインタビュー対応に「ペラペラやん」、「相当勉強したのね」、「英語ペラペラなんかい!」、「陽平が英語を喋ってる」、「英語すごい」、「しっかり努力してたんだ」、「通訳なしすげー」と驚きを隠せないでいる。

25日のMLS開幕戦では、レアル・ソルトレイクとホームのBCプレイスで対戦する。


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