「100%ハンド」ELで後半ATのVARが物議…ハンドを取らず逆にファウル、識者たちは軒並み批判

2023.02.17 20:05 Fri
Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)で起きたVARの判定について議論が加熱している。
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事件は16日に行われたEL決勝トーナメントプレーオフ・1stレグのナント戦で起こった。1-1で迎えた後半アディショナルタイム、ナントのDFセバスティアン・コルシアユベントスのDFグレイソン・ブレーメルと競り合った。
この際にコルシアが上げた手にボールが当たっていた中、VARチェック。主審はオンフィールド・レビューを行ったが、なんとPKを与えずにブレーメルのファウルを取った。

土壇場での勝ち越しチャンスを奪われたユベントスは激怒。しかし、試合後の会見でマッシミリアーノ・アッレグリ監督は「文句を言っても無駄だ」とコメント。不満がありながらも判定が覆るわけではないとした。
明らかにコルシアの手にボールは当たり、しかも不自然な形ではある状況。『DAZN』の審判評論家であるルカ・マレリ氏は審判の判定は間違っていたと主張。「明白」なハンドであるとした。

また、『CBS Sports』もこの件を分析。ユベントスにPKを与えるべきだとの見解を示した。

「これはハンドだ。100%であり、ブースのVAR関係者も同じことを考えていただろう」

最終的には主審の判定が最優先されるため、全て決めたのは主審。ただ、なかなか納得がいく判定とは言えないこととなった。

先日はプレミアリーグで人為的ミスで2つのゴールが誤った判定となり、勝ち点に影響していた。ユベントスも2ndレグでの勝利が必要となり、審判員の判定に多くの問題が生まれ始めている。



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