会心スパーズがシティに見事なリベンジ達成! ケインがクラブ歴代最多得点&PL200ゴールに到達《プレミアリーグ》
2023.02.06 03:32 Mon
プレミアリーグ第22節、トッテナムvsマンチェスター・シティが5日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが1-0で勝利した。
現在、5位のトッテナム(勝ち点36)は前節、好調フルアムを相手にケインのクラブ歴代最多得点に並ぶメモリアルゴールを守り抜いて連敗をストップ。また、FAカップ4回戦ではチャンピオンシップのプレストンを相手にソン・フンミンの2ゴール、ダンジュマのデビュー弾で3-0の快勝を収め、実りある公式戦連勝となった。逆転でのトップ4フィニッシュへこれ以上の取りこぼしが許されない中、前回対戦で2-4の敗戦を喫した昨季王者へのリベンジを狙った。この大一番に向けては胆嚢炎が発覚し、1日に摘出手術を受けたコンテ監督が不在となり、副官ステッリーニ氏を暫定指揮官に据える形での戦いに。直近のフルアム戦と全く同じスタメンを採用した一方、ダンジュマとペドロ・ポロの新戦力2人がベンチに入った。
一方、2位のシティ(勝ち点45)は前節、復調気配見せるウォルバーハンプトンに3-0の快勝を収めると、FAカップではアーセナルを相手にアケのゴールを守り切って1-0の勝利。リーグ前哨戦を制して公式戦3連勝とした。今節先に試合を戦ったアーセナルが低迷するエバートンにまさかの敗戦を喫した中、勝利で暫定ポイント差を「2」に縮めたいペップのチームはアーセナル戦から先発4人を変更。守護神エデルソンを復帰させたほか、負傷のストーンズやギュンドアン、デ・ブライネに代えてウォーカー、ベルナルド・シウバ、アルバレスを起用。さらに、アルゼンチンの逸材MFペローネが加入後初のベンチ入りとなった。
ホームのトッテナムが不動の[3-4-2-1]で臨んだのに対して、シティはリコ・ルイスを左サイドバックに配置した可変式の[4-2-3-1]でスタート。互いに立ち上がりは前から激しく圧力をかけあって主導権争いを繰り広げるが、時間の経過と共にボールを握るシティとカウンターで応戦するトッテナムというお馴染みの構図に落ち着く。
シティが自陣で構える相手の守備ブロック攻略へ揺さぶりをかけ続ける状況がしばらく続くが、前回対戦同様に相手の一瞬の隙を突いたトッテナムが先手を奪う。
エースの2つの金字塔達成に沸くホームチームは、引き続きシティにボールを握られながらも要所で狙いとする鋭いカウンターで相手を引っくり返しかける際どいシーンを幾度も創出。これにより、ビハインドを追うシティも前線と後ろの選手の間でリスク管理の部分で迷いが生じ、序盤のように攻撃に厚みを出せなくなる。
以降も3トップを起点とするトッテナムのカウンターが猛威を振るったが、シティもグリーリッシュら前線の選手の献身的な守備サポートによって水際の好対応をみせ、前回対戦のように2失点目を許さない。
前半終盤にかけては徐々にシティがリズムを取り戻していく。だが、ボックス内でのロドリ、グリーリッシュのシュートチャンスはいずれも最後のフィーリングが合わず、GKロリスらに難なく対応された。前半アディショナルタイムには相手のミスを突いたショートカウンターからボックス右でクリアボールに反応したマフレズにビッグチャンスも、抑えの利いた左足ボレーシュートは惜しくもクロスバーを叩いた。
トッテナムの1点リードで折り返した後半、前回対戦で4ゴールを奪って見事な逆転劇を演じたペップのチームの出方に注目が集まった立ち上がりは、2週間前の苦い記憶によってアラートな姿勢を徹底するホームチームが相手の修正力を上回る。56分にはペリシッチの正確な右CKからニアに飛び込んだベン・デイビスのヘディングシュートで決定機も作り出す。
後半立ち上がりで追いつけなかったシティは58分、前回対戦の勝利の立役者のマフレズを諦めて切り札のデ・ブライネを投入。この交代でベルナルド・シウバが右ウイングにポジションを移した。その百戦錬磨の司令塔は投入直後から流れの中、プレースキックで早速存在感を示し、続けてフィニッシュの局面を演出する。
デ・ブライネの投入でシティの攻撃に俄然迫力が増してきたが、受け身になり過ぎた前回対戦を教訓にトッテナムも前半同様の鋭いカウンターで応戦。波状攻撃を仕掛けたい相手の前がかりなプレスをベンタンクールらを起点にうまくいなすと、そこから一気に攻撃をスピードアップ。相手守備陣の好守がなければ、追加点というビッグチャンスを創出。69分にはソン・フンミンのラストパスに抜け出したケインに決定機も、ここはGKエデルソンの勇敢な飛び出しに阻まれる。
後半半ばから終盤にかけても上位対決に相応しいハイレベルの攻防が繰り広げられるが、ホームチームの気迫みなぎるパフォーマンスが王者の巧さと賢さを凌駕。しかし、なかなかチャンスを作れなかったシティも土壇場でアドバンテージを手にする。87分、ショートカウンターの形からグリーリッシュがボックス手前で鮮やかな仕掛けを見せると、DFロメロが我慢し切れずにファウルで突破を阻止。このファウルでロメロに2枚目のカードが掲示され、トッテナムに退場者が出た。
この退場を受けて前線のクルゼフスキを下げてダビンソン・サンチェスを投入し、残り時間で専守防衛の構えを見せるホームチームに対して、ここからアウェイチームはリスクを冒して前に出る。だが、大エースのハーランドが最後まで沈黙させられたシチズンズは勝ち点1を持ち帰ることも叶わず。
昨季後半戦を彷彿とさせるエナジー漲る会心のパフォーマンスでリベンジを果たしたトッテナムが、今季対ビッグ6待望の初勝利を手にした。一方、敗れたシティはアーセナルとお付き合いの形で勝ち点5差を維持する形となった。
現在、5位のトッテナム(勝ち点36)は前節、好調フルアムを相手にケインのクラブ歴代最多得点に並ぶメモリアルゴールを守り抜いて連敗をストップ。また、FAカップ4回戦ではチャンピオンシップのプレストンを相手にソン・フンミンの2ゴール、ダンジュマのデビュー弾で3-0の快勝を収め、実りある公式戦連勝となった。逆転でのトップ4フィニッシュへこれ以上の取りこぼしが許されない中、前回対戦で2-4の敗戦を喫した昨季王者へのリベンジを狙った。この大一番に向けては胆嚢炎が発覚し、1日に摘出手術を受けたコンテ監督が不在となり、副官ステッリーニ氏を暫定指揮官に据える形での戦いに。直近のフルアム戦と全く同じスタメンを採用した一方、ダンジュマとペドロ・ポロの新戦力2人がベンチに入った。
一方、2位のシティ(勝ち点45)は前節、復調気配見せるウォルバーハンプトンに3-0の快勝を収めると、FAカップではアーセナルを相手にアケのゴールを守り切って1-0の勝利。リーグ前哨戦を制して公式戦3連勝とした。今節先に試合を戦ったアーセナルが低迷するエバートンにまさかの敗戦を喫した中、勝利で暫定ポイント差を「2」に縮めたいペップのチームはアーセナル戦から先発4人を変更。守護神エデルソンを復帰させたほか、負傷のストーンズやギュンドアン、デ・ブライネに代えてウォーカー、ベルナルド・シウバ、アルバレスを起用。さらに、アルゼンチンの逸材MFペローネが加入後初のベンチ入りとなった。
シティが自陣で構える相手の守備ブロック攻略へ揺さぶりをかけ続ける状況がしばらく続くが、前回対戦同様に相手の一瞬の隙を突いたトッテナムが先手を奪う。
15分、後方からのビルドアップに対して強く圧力をかけると、ペリシッチの深追いから窮屈なボール回しを強いる。そして、ロドリから中央で後ろ向きのリコ・ルイスを追ったホイビュアが見事に奪い切ってショートカウンターを発動。そのままボックス内に運んだデンマーク代表のラストパスにボックス右で反応したケインが右足のシュートをゴール左隅に流し込んだ。なお、このゴールによってケインはジミー・グリーブスを抜きスパーズ歴代最多得点者(267点)となると共に、プレミアリーグ史上3人目の200ゴール到達者となった。
エースの2つの金字塔達成に沸くホームチームは、引き続きシティにボールを握られながらも要所で狙いとする鋭いカウンターで相手を引っくり返しかける際どいシーンを幾度も創出。これにより、ビハインドを追うシティも前線と後ろの選手の間でリスク管理の部分で迷いが生じ、序盤のように攻撃に厚みを出せなくなる。
以降も3トップを起点とするトッテナムのカウンターが猛威を振るったが、シティもグリーリッシュら前線の選手の献身的な守備サポートによって水際の好対応をみせ、前回対戦のように2失点目を許さない。
前半終盤にかけては徐々にシティがリズムを取り戻していく。だが、ボックス内でのロドリ、グリーリッシュのシュートチャンスはいずれも最後のフィーリングが合わず、GKロリスらに難なく対応された。前半アディショナルタイムには相手のミスを突いたショートカウンターからボックス右でクリアボールに反応したマフレズにビッグチャンスも、抑えの利いた左足ボレーシュートは惜しくもクロスバーを叩いた。
トッテナムの1点リードで折り返した後半、前回対戦で4ゴールを奪って見事な逆転劇を演じたペップのチームの出方に注目が集まった立ち上がりは、2週間前の苦い記憶によってアラートな姿勢を徹底するホームチームが相手の修正力を上回る。56分にはペリシッチの正確な右CKからニアに飛び込んだベン・デイビスのヘディングシュートで決定機も作り出す。
後半立ち上がりで追いつけなかったシティは58分、前回対戦の勝利の立役者のマフレズを諦めて切り札のデ・ブライネを投入。この交代でベルナルド・シウバが右ウイングにポジションを移した。その百戦錬磨の司令塔は投入直後から流れの中、プレースキックで早速存在感を示し、続けてフィニッシュの局面を演出する。
デ・ブライネの投入でシティの攻撃に俄然迫力が増してきたが、受け身になり過ぎた前回対戦を教訓にトッテナムも前半同様の鋭いカウンターで応戦。波状攻撃を仕掛けたい相手の前がかりなプレスをベンタンクールらを起点にうまくいなすと、そこから一気に攻撃をスピードアップ。相手守備陣の好守がなければ、追加点というビッグチャンスを創出。69分にはソン・フンミンのラストパスに抜け出したケインに決定機も、ここはGKエデルソンの勇敢な飛び出しに阻まれる。
後半半ばから終盤にかけても上位対決に相応しいハイレベルの攻防が繰り広げられるが、ホームチームの気迫みなぎるパフォーマンスが王者の巧さと賢さを凌駕。しかし、なかなかチャンスを作れなかったシティも土壇場でアドバンテージを手にする。87分、ショートカウンターの形からグリーリッシュがボックス手前で鮮やかな仕掛けを見せると、DFロメロが我慢し切れずにファウルで突破を阻止。このファウルでロメロに2枚目のカードが掲示され、トッテナムに退場者が出た。
この退場を受けて前線のクルゼフスキを下げてダビンソン・サンチェスを投入し、残り時間で専守防衛の構えを見せるホームチームに対して、ここからアウェイチームはリスクを冒して前に出る。だが、大エースのハーランドが最後まで沈黙させられたシチズンズは勝ち点1を持ち帰ることも叶わず。
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