セインツに完敗のシティが枠内シュート0でベスト8敗退…週末ダービーに弾み付けられず《EFLカップ》
2023.01.12 07:05 Thu
EFLカップ(カラバオカップ)準々決勝のサウサンプトンvsマンチェスター・シティが11日にセント・メリーズ・スタジアムで行われ、2-0で勝利したサウサンプトンが準決勝進出を決めた。
プレミアリーグ6連敗で最下位に沈むセインツが勢いを持って試合に入ると、やや受け身な入りとなったシティ。開始6分にはパーマーのお膳立てからギュンドアンがミドルでファーストシュートを放つが、それ以降はなかなかフィニッシュの数が増えていかない。
すると、連動したプレスと球際での強度でアウェイチームに序盤から窮屈なプレーを強いてきたホームチームが一瞬の隙を突いて先制点を奪う。23分、中盤でのルーズボールの奪い合いの流れからセルヒオ・ゴメスの不用意な横パスを果敢にインターセプトしらリャンコがそのまま持ち上がって早いタイミングで高速クロスを供給。これに左から斜めのランニングで走り込んできたマーラが正確な右足ダイレクトシュートでニア下に流し込んだ。
不振の相手に対してまさかの2点ビハインドを負ったシティは、何とか前半の内に点を返そうと、攻勢を強めていく。だが、ロドリ不在や普段と異なる選手の立ち位置も影響してか、ボールの循環のリズムが悪く、ことごとく相手守備網に絡めとられる。また、アタッカー陣も個の局面で優位性をもたらせず、決定機はシュート3本枠内0本という低調な内容で前半を終えることになった。
迎えた後半、グアルディオラ監督はハーフタイムに3枚替えを敢行。セルヒオ・ゴメスとウォーカー、パーマーを下げてアカンジ、アケ、デ・ブライネを投入。この交代でフォーデンが右ウイングにポジションを移した。
主力投入で流れを引き寄せたいアウェイチームは、開始早々にデ・ブライネの見事なスルーパスからアルバレスに早速決定機もボックス右で放ったシュートは枠の左に外れる。
立ち上がり以降は3枚替えの効果がいまひとつ窺えず、57分にはグリーリシュを下げて切り札のロドリ、63分にはフィリップスを下げてロドリと主力を続けて投入。30分近くを残してすべての交代カードを使い切る。
引き続きボールを支配するものの、[5-3-2]に並びを変えたセインツの堅守に手を焼くシティ。デ・ブライネを起点にチャンスの糸口を見いだすが、後半半ばを過ぎても枠内シュートを放てない。
その後は細かい崩しを諦めてハーランドの高さと強さを意識したシンプルなサイドからの攻めでゴールを目指したシティだったが、6分が加えられた後半アディショナルタイムを含め最後まで枠内シュートを放てぬままタイムアップを迎えた。
この結果、シティは今季最初のタイトル逸という厳しい状況で絶好調のユナイテッドとのダービーに臨むことになった。一方、会心の勝利を収めたセインツは4強進出と共に今後のリーグ戦の巻き返しのキッカケを掴む形となった。
また、同日行われたノッティンガム・フォレストvsウォルバーハンプトンは、1-1のスコアで終了。その後、PK戦を4-3で制したフォレストが準決勝進出を決めている。
共にリーグ戦で残留争いに巻き込まれている両者の一戦は、古巣対戦のベテランDFが主役に。前半の18分にフォレストは左CKの流れからボリがゴール前の混戦を制して先制点を奪った。
ホームチームの1点リードで折り返した後半はボリが足を痛めて交代した直後にスコアが動く。64分、途中出場のクーニャがボックス右に持ち込んで折り返したグラウンダーのボールを、ファーに走り込んだヒメネスがワンタッチで押し込んだ。
その後はアウェイチーム優勢の状況が続いたが、試合は1-1のままタイムアップ。PK戦では互いに1人目が失敗した中、以降は共に3人連続で成功。5人目では先攻のフォレストのキッカーのコールバックが決めた一方、後攻のウルブスはホッジが左を狙ったシュートがGKヘンダーソンに阻まれ、ホームチームが激闘を制した。
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2シーズンぶりの優勝を目指すシティは、ここまでチェルシー、リバプールという強力なライバルを連破。ベスト4進出を懸けたこの一戦ではサウサンプトンと対戦した。チェルシーとの公式戦連戦を連勝して勢いに乗るペップのチームは、週末にマンチェスター・ユナイテッドとのダービーを控える中、直近の試合から先発4人を変更。アカンジとロドリ、ベルナルド・シウバ、マフレズに代えてカンセロ、ギュンドアン、グリーリッシュ、加入後初先発のフィリップスを起用。ウォーカーが2センターバックの一角に入り、前線はパーマー。アルバレス、グリーリッシュという並びとなった。すると、連動したプレスと球際での強度でアウェイチームに序盤から窮屈なプレーを強いてきたホームチームが一瞬の隙を突いて先制点を奪う。23分、中盤でのルーズボールの奪い合いの流れからセルヒオ・ゴメスの不用意な横パスを果敢にインターセプトしらリャンコがそのまま持ち上がって早いタイミングで高速クロスを供給。これに左から斜めのランニングで走り込んできたマーラが正確な右足ダイレクトシュートでニア下に流し込んだ。
さらに、畳みかけるセインツは28分、相手陣内中央でうまくラヴィアの縦パスを引き出したジェネポが中央突破からGKオルテガの前目のポジションを見極めてミドルループを選択。これがものの見事にドイツ人GKの頭上を越えてゴールネットに吸い込まれた。
不振の相手に対してまさかの2点ビハインドを負ったシティは、何とか前半の内に点を返そうと、攻勢を強めていく。だが、ロドリ不在や普段と異なる選手の立ち位置も影響してか、ボールの循環のリズムが悪く、ことごとく相手守備網に絡めとられる。また、アタッカー陣も個の局面で優位性をもたらせず、決定機はシュート3本枠内0本という低調な内容で前半を終えることになった。
迎えた後半、グアルディオラ監督はハーフタイムに3枚替えを敢行。セルヒオ・ゴメスとウォーカー、パーマーを下げてアカンジ、アケ、デ・ブライネを投入。この交代でフォーデンが右ウイングにポジションを移した。
主力投入で流れを引き寄せたいアウェイチームは、開始早々にデ・ブライネの見事なスルーパスからアルバレスに早速決定機もボックス右で放ったシュートは枠の左に外れる。
立ち上がり以降は3枚替えの効果がいまひとつ窺えず、57分にはグリーリシュを下げて切り札のロドリ、63分にはフィリップスを下げてロドリと主力を続けて投入。30分近くを残してすべての交代カードを使い切る。
引き続きボールを支配するものの、[5-3-2]に並びを変えたセインツの堅守に手を焼くシティ。デ・ブライネを起点にチャンスの糸口を見いだすが、後半半ばを過ぎても枠内シュートを放てない。
その後は細かい崩しを諦めてハーランドの高さと強さを意識したシンプルなサイドからの攻めでゴールを目指したシティだったが、6分が加えられた後半アディショナルタイムを含め最後まで枠内シュートを放てぬままタイムアップを迎えた。
この結果、シティは今季最初のタイトル逸という厳しい状況で絶好調のユナイテッドとのダービーに臨むことになった。一方、会心の勝利を収めたセインツは4強進出と共に今後のリーグ戦の巻き返しのキッカケを掴む形となった。
また、同日行われたノッティンガム・フォレストvsウォルバーハンプトンは、1-1のスコアで終了。その後、PK戦を4-3で制したフォレストが準決勝進出を決めている。
共にリーグ戦で残留争いに巻き込まれている両者の一戦は、古巣対戦のベテランDFが主役に。前半の18分にフォレストは左CKの流れからボリがゴール前の混戦を制して先制点を奪った。
ホームチームの1点リードで折り返した後半はボリが足を痛めて交代した直後にスコアが動く。64分、途中出場のクーニャがボックス右に持ち込んで折り返したグラウンダーのボールを、ファーに走り込んだヒメネスがワンタッチで押し込んだ。
その後はアウェイチーム優勢の状況が続いたが、試合は1-1のままタイムアップ。PK戦では互いに1人目が失敗した中、以降は共に3人連続で成功。5人目では先攻のフォレストのキッカーのコールバックが決めた一方、後攻のウルブスはホッジが左を狙ったシュートがGKヘンダーソンに阻まれ、ホームチームが激闘を制した。
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