韓国王者に輝いた天野純、横浜FMに戻らず新シーズンは全北現代へ期限付き移籍「もう1年、韓国での挑戦を続けます」

2023.01.05 13:12 Thu
Getty Images
横浜F・マリノスは5日、元日本代表MF天野純(31)がKリーグ1(韓国1部)の全北現代モータースへ期限付き移籍することを発表した。移籍期間は2023年12月31日までとなる。
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天野は横浜FMアカデミー出身のレフティ。順天堂大学を経由して2014年に横浜FMでプロキャリアをスタートさせ、2019年から背番号「10」を着用したが、同年7月からベルギーのロケレンにレンタル移籍した。その欧州初挑戦はクラブの破産もあり、長続きせず、2019年夏から横浜FMに復帰。2022シーズンはKリーグ1の蔚山現代へと期限付き移籍していた。
初の韓国挑戦となった中、Kリーグ1では28試合に出場し8ゴール1アシストを記録。チームのリーグ優勝に見事貢献していた。

再び韓国でのプレーとなるが、新天地へと向かう天野はクラブを通じてコメントしている。
「マリノスファン・サポーターの皆様へ」

「昨シーズン、Kリーグでタイトルこそ取りましたが、まだ自分自身のパフォーマンスに納得する事ができませんでした。もっとできたし、まだまだやるべき事があるのではないかと」

「もう一段階厳しい環境に身を置き、さらに熾烈な競争を勝ち抜く事で、自分が理想とする姿に到達できるのではないかと思い決断しました」

「すべての経験をいつかF・マリノスに還元できるように、もう1年、韓国での挑戦を続けます」



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日本最高位は浦和もアジアで5位、韓国勢が上位占める…クラブランキングのアジアトップ30にはJリーグ4クラブ

IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)は25日、2022年のアジアサッカー連盟(AFC)所属クラブのランキングを発表した。 様々な統計を行うIFFHS。2022年1月1日から12月31日までの試合結果を基に作成され、勝利数や勝ち点数などからポイントを算出。ランキングを作成している。 Jリーグクラブで最上位は浦和レッズ。98ポイントを獲得し、アジアで5位となった。なお、世界では150位となっている。 アジア1位は天野純が所属する全北現代モータース(韓国)で165ポイント。世界全体でも42位に位置している。また、2位は江坂任が所属する蔚山現代(韓国)で121ポイント。こちらも世界で99位と100位内に入り、韓国の2クラブが上位に並んだ。 3位はアル・ヒラル(サウジアラビア)で112ポイント。4位は大邱FC(韓国)で104.75ポイントとなっている。 なお、6位には川崎フロンターレで93.5ポイント(世界161位)、昨年のJ1王者の横浜F・マリノスは88.5ポイントで8位(世界179位)となっている。 ちなみに、トップ30では日本は4クラブで2位、韓国が8クラブで1位となっている。日本の残り1クラブはヴィッセル神戸で69.5ポイントの16位(世界267位)だった。 <span class="paragraph-subtitle">◆IFFHSクラブランキング(アジア)</span> 順位/世界順位/クラブ名/ポイント 1(42):全北現代モータース(韓国)/165pt 2(99):蔚山現代(韓国)/121pt 3(115):アル・ヒラル(サウジアラビア)/112pt 4(133):大邱FC(韓国)/104.75pt 5(150):浦和レッズ/98pt 6(161):川崎フロンターレ/93.5pt 7(167):アル・シャーブ(サウジアラビア)/91.5pt 8(172):BGパトゥム・ユナイテッド(タイ)/90.5pt 9(179):横浜F・マリノス/88.5pt 10(183):ナサフ・カルシ(ウズベキスタン)/87pt 11(188):アル・ドゥハイル(カタール)/86pt 12(213):フーラード(イラン)/77.5pt 13(242):シャールジャ(アラブ首長国連邦)/72.75pt 14(249):PFCソグディアナ・ジザフ(ウズベキスタン)/71.5pt 15(250):ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)/71pt 16(267):ヴィッセル神戸/69.5pt 17(271):FCソウル(韓国)/68.5pt 17(271):アル・アハリ・ドバイ(アラブ首長国連邦)/68.5pt 19(296):浦項スティーラース(韓国)/66pt 20(308):セパハン(イラン)/65.5pt 21(310):山東泰山(中国)/64.5pt 22(320):メルボルン・シth(オーストラリア)/63.75pt 23(321):アル・シーブ(オマーン)/63.5pt 24(339):仁川ユナイテッド(韓国)/61.5pt 25(370):アル・タアーウン(サウジアラビア)/58.75pt 26(372):アル・ジャジーラ(アラブ首長国連邦)/58.5pt 27(390):済州ユナイテッド(韓国)/57pt 27(390):パフタコール(ウズベキスタン)/57pt 29(407):アル・サッド(カタール)/55.5pt 29(407):江原FC(韓国)/55.5pt 2023.01.27 17:55 Fri
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元チェルシー指揮官ディ・マッテオ氏が全北現代のテクニカルアドバイザーに就任

かつてチェルシーやシャルケを率いたロベルト・ディ・マッテオ氏(52)が、全北現代モータースのテクニカルアドバイザーに就任した。 現役時代にラツィオやチェルシーで活躍した元イタリア代表MFは、MKドンズで指導者キャリアをスタート。WBAを経て2011年に古巣チェルシーのアシスタントコーチに就任すると、アンドレ・ビラス=ボアス監督の解任に伴い、2012年3月から暫定指揮官に就任。 すると、同シーズンにクラブ史上初のチャンピオンズリーグ制覇、FAカップ制覇を成し遂げた。しかし、その翌シーズンは正指揮官に昇格も、成績不振を理由に解任された。 以降はシャルケ、アストン・ビラを指揮したが、2016年のビラ解任を最後に監督業から距離を置いていた。 なお、ディ・マッテオ氏がテクニカルアドバイザーに就任した全北現代は、Kリーグ1制覇9回、AFCチャンピオンズリーグ制覇2回を誇る韓国屈指の名門。直近はKリーグ1を5連覇中だったが、昨シーズンは蔚山現代に王座を明け渡し、2位フィニッシュとなっていた。 2023.01.05 00:10 Thu
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プレミア移籍噂の韓国代表DFキム・ミンジェが北京国安入り! 今季ACLで古巣・全北現代と同グループ

北京国安は29日、全北現代モータースから韓国代表DFキム・ミンジェ(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「2」に決定している。なお、契約年数については明かされていない。 慶州韓国水力原子力蹴球団でプロキャリアをスタートしたキム・ミンジェは、2017年に全北現代に加入。190cmの恵まれた体躯と圧倒的な身体能力を生かしたダイナミックなプレーで、すぐさま韓国屈指の名門の若きディフェンスリーダーに。昨シーズンも公式戦30試合1ゴール1アシストで、Kリーグ連覇に貢献した。 また、韓国代表ではケガの影響で昨夏に行われたロシア・ワールドカップ出場を逃したものの、ここまで通算15キャップを記録。現在、開催中のアジアカップ2019では準々決勝敗退に終わったが、グループステージでは2ゴールを記録し、首位通過の立役者となった。 キム・ミンジェはワトフォードからも公式オファーが届いていた模様。しかし、最終的に中国移籍を決断したようだ。ちなみに、北京国安は今シーズンのAFCチャンピオンズリーグ・グループGで、全北現代と同居。早ければ3月6日に行われるグループステージ初戦で古巣と激突する。 2019.01.29 13:50 Tue
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「家族も代理人も…」誰も浦和行きに賛成しなかった酒井宏樹、ACL制覇で成功へ「僕自身が証明するしかない」

浦和レッズの日本代表DF酒井宏樹が、全北現代モータース(韓国)戦を振り返った。 25日、浦和はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)東地区準決勝で全北現代と対戦。3大会ぶりの決勝進出を目指す浦和は準々決勝でヴィッセル神戸を破った全北現代と対戦した中、11分に酒井のクロスを松尾佑介が合わせて先制する。 その後は主導権を握り、浦和のペースで進みながらも、全北現代の集中した守備の前に決定機を作れないでいると、55分にはPKを与えてしまい同点に。試合終盤は猛攻を見せるが、GKのセーブやポストに嫌われるなどしてゴールを奪えず、延長戦に突入する。 すると116分に一瞬の隙を突かれて失点。万事休すかと思われたが、120分に酒井が決死のスライディングタックルでボールを奪うと、最後はキャスパー・ユンカーがこぼれ球を詰めて土壇場で同点に。そのまま突入したPK戦ではGK西川周作が2本のセーブを見せるなどして1-3で勝利し決勝に駒を進めた。 試合後の記者会見に出席した酒井は「試合前から、タフな試合になることは予想できました。実際、日韓対決としてすごく熱い試合だったと思います」と、熱量の高い試合だったとし、「僕らはホームの試合でしたけど、そのアドバンテージを十分に生かすことができたかは分かりません。非常に難しい試合だったと思います」と、ホームの埼玉スタジアム2002で多くのサポーターがいた中でも難しさを感じたようだ。 「ただ、勝利を諦めることなく一丸となって120分闘った上で、次のステージに進むことができたことに対し、今はすごくチームを誇らしく思っています」」とコメント。決勝への切符を掴んだことを喜んだ。 その酒井は延長後半15分の奇跡の同点ゴールを生み出すスライディングタックル、そしてオーバーラップからのクロスを見せていた。 「正直、そのシーンはあまり覚えていません。ただただ負けたくない気持ちだけで走っていましたし、おそらくフィールド上の僕ら11人はその思いを共有できていたからこそ、ゴールが生まれたと思います。本当に、決まって良かったなという気持ちです」とコメント。必死すぎてあまり覚えていないという。 それだけ全てをかけ、クロスの後には足もつっていた酒井。浦和に加入した際にACLについて口にしていたが、タイトルまでは決勝を残すのみとなった。 酒井は移籍について反対を多くされていたことを明かしながらも、移籍を成功とするためには結果を残すしかないと、改めて気持ちを強く語った。 「昨年の夏にマルセイユからレッズに移籍してきて、当時は家族も代理人も含めて誰一人、この移籍に賛成の人はいませんでした。ただ、この移籍が成功だったかどうかは僕自身が証明するしかないと思っていましたし、そのためにはこの大会を獲ることがとても必要だと思っています」 「まだ何も成し遂げていませんが、東地区で優勝でき、ACL全体の決勝に進めたことは、僕にとって非常に大きなことです。それを成し遂げられたことについて、本当にチームメート、スタッフに感謝したいと思います」 <span class="paragraph-title">【動画】奇跡の同点弾を呼び込んだワールドクラスの酒井宏樹のタックル</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="a4_wbseUYtE";var video_start = 362;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.08.26 12:43 Fri

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