W杯で日本代表コーチを務めた上野優作氏がJ3岐阜で監督初挑戦「新たな歴史を作る覚悟」

2022.12.15 14:22 Thu
©超ワールドサッカー
FC岐阜は15日、新監督に上野優作氏(49)が就任することを発表した。

岐阜は今シーズン、三浦俊也監督が率いてスタート。しかし、成績不振から5月で三浦監督との契約を解除し、ヘッドコーチの横山雄次氏が監督に就任。それでもチームは立て直せず、12位でシーズンを終了していた。

横山監督もシーズン終了と共に退任が決定。後任人事が注目されていた。
上野氏はアビスパ福岡、サンフレッチェ広島、京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)、アルビレックス新潟、栃木SCでプレー。引退後は栃木でコーチを歴任した後、浦和レッズのコーチやユースの監督、ヘッドコーチを務め、2021年から日本代表のコーチに就任していた。

カタール・ワールドカップ(W杯)でも日本代表のスタッフとしてベスト16進出に貢献した上野氏。自身初のトップチームでの監督に意気込みを語った。
「FC岐阜に関わる全ての皆さん、はじめまして。2023シーズンより、FC岐阜の監督として指揮を執らせていただく上野優作です。監督初挑戦となる私にチャンスを与えてくださった小松社長をはじめクラブ関係者の方々に感謝しています。同時に身の引き締まる思いが日々強まっています」

「これまでのクラブの歩みを受け継ぎつつ、新たな歴史を作る覚悟を持って臨みます。ホームの長良川競技場で、『躍動感のあるフットボールを展開し、アグレッシブにゴールを目指すチーム』を作っていきたいと思います」

「目標であるJ2復帰に向かって、選手、スタッフ一丸となって戦っていきます。共に闘いましょう!」

また代表取締役社長の小松裕志氏もコメントを寄せている。

「いつもFC岐阜へご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございます。来シーズンの新監督として上野優作氏をお迎えすることとなりました」

「上野氏は栃木SC、浦和レッズでトップチームからアカデミー、また皆様のご記憶にも新しいFIFAワールドカップカタール2022において、日本代表のコーチとしてベスト16の成績を収めたチームを支えるなどの幅広い指導実績がございます」

「上野新監督には豊富な指導力とリーダーシップにより、攻守においてアグレッシブで、応援してくださるすべての皆様の心を動かすようなサッカーを期待しています」

「クラブとしても来シーズンは目の前の試合の勝敗に一喜一憂することなく、FC岐阜のサッカースタイルを確立していくためにしっかりチームをサポートしていきます」

「これからもクラブとひとつになって共に闘っていただきたく、引き続き熱いサポートをよろしくお願い申し上げます」


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