ホッフェンハイム主将ヒュブナーが33歳で現役引退…負傷に悩まされ「続けられない…」

2022.12.07 00:34 Wed
Getty Images
ホッフェンハイムは6日、キャプテンを務めるドイツ人DFベンジャミン・ヒュブナー(33)の現役引退を発表した。
PR
卓越した対人能力、安定した守備に加え、リーダーシップに優れるセンターバックは、ホッフェンハイムでキャプテンを担っていたが、2018年夏の頭部負傷以降、多くの負傷に苦しんできた。とりわけ、2020年夏に負った左足の負傷で1シーズンを棒に振ってからは過去2年半で478分間しかプレータイムを得ていなかった。
そして、自身のことをあまり深く言及することがなかった寡黙なリーダーは、「続けられない」と短い言葉でシーズン途中のこのタイミングでの現役引退を表明した。

その寡黙なヒュブナーに代わってフットボールディレクターのアレクサンダー・ローゼン氏は、「ベニは模範的なファイターであり、ピッチ上で強い個性を持ったリーダーであっただけでなく、チームの問題に関しても、私にとって一貫して重要で明確な連絡先だった。彼のプロ引退後にどのように彼をクラブに組み込むことができるかについて、最初の具体的な話し合いがすでに行われている」と、同選手の今後について説明した。

また、ヒュブナー不在時にゲームキャプテンを担ってきたドイツ代表GKオリバー・バウマンは、「もちろん、キャプテンとしてチームをフィールドに導くことは、僕にとって常に光栄なことだ。だけど、ベニがまだプレーすることができれば、この特権がなくても喜んでやっていたはずだ。ここ数年、ストレスの多い状況に対処してきた彼のやり方は、彼がいかに素晴らしい人物であるかを示している」と前任者を称賛している。
ヒュブナーは過去にフランクフルトで長らくスポーツディレクターを務めたブルーノ・ヒュブナーを父親に持ち、兄のクリストファー(現役引退)、弟のフロリアン(ニュルンベルク)もプロフットボーラーとして活躍するフットボール一家で育った。

ヴェーエン、VfRアーレンを経て2014年に加入したインゴルシュタットでクラブ史上初のブンデスリーガ昇格に貢献した193cmのセンターバックは、2016年にホッフェンハイム入り。ここまで公式戦103試合9ゴール11アシストの数字を残した。

なお、来年1月24日に行われるシュツットガルトとのホームゲームの前に、ヒュブナーとファンとの別れの場が設けられるという。

PR
関連ニュース

ブレーメンが198㎝大型FWウォルトメイドの今季限りでの退団を発表

ブレーメンは2日、U-21ドイツ代表FWニック・ウォルトメイド(22)が今季限りで退団することを発表した。 8歳でブレーメンの下部組織に入団したウォルトメイドは、2020年2月1日に行われたブンデスリーガ第20節のアウグスブルク戦で当時クラブ最年少記録となる17歳11カ月16日でブンデスリーガデビューを飾った。 しかし、トップチームでは出場機会に恵まれず、2022-23シーズンはドイツ3部のSVエルフェアスベルクへレンタル移籍。ブレーメンに復帰した今季は準主力としてここまでブンデスリーガ23試合に出場していた。 ウォルトメイドの退団について、クラブのプロサッカー部門責任者であるクレメンス・フリッツ氏は以下のようにコメントしている。 「ニックがブレーメンから離れることを決めたのはとても残念だ。我々は彼に非常に良いオファーを出し、ブレーメンの今後の展望も伝えた。それが彼の決断の重要な要因となった。彼がヴェルダーを去るのはとても残念だが、もちろんニックの決断を受け入れるしかない」 なお、ドイツ『キッカー』によれば、今夏にフリーとなる198㎝大型FWウォルトメイドには、シュツットガルトやホッフェンハイム、ボルシアMGが獲得に動いているとのことだ。 2024.04.03 07:00 Wed

AZのオランダ1部最強ストライカーがトルコへ? 今季24得点のパウリディス

AZのギリシャ代表FWヴァンゲリス・パウリディス(25)に、トルコ行きの可能性があるようだ。トルコ『Fanatik』が伝えている。 菅原由勢が所属するAZのエース・パウリディス。若手時代をボーフム、ドルトムントB、ヴィレムⅡで過ごし、2021-22シーズンにAZ入りすると、加入1年目にエールディビジ16ゴール、昨季は12ゴール、今季はここまで24ゴールを叩き出す。 27試合24ゴールで得点ランキング首位にも立つなか、昨秋ごろはブレントフォードにウェストハムと、イングランド・プレミアリーグの中堅勢力が視察に訪れたことも報じられていた。 そんなパウリディスに対し、トルコ1部の強豪ベシクタシュもリストアップ。市場価値2200万ユーロ(約35億9000万円)の点取り屋は、その活躍から日増しに関心を寄せるクラブが増えているようだが、ベシクタシュはたとえ争奪戦でも獲得に本腰を入れる可能性があるとみられている。 ちなみに、ベシクタシュはパウリディス以外にも点取り屋を複数リストアップ。21-22シーズンにブンデスリーガ24ゴールの実績を持つレバークーゼンのチェコ代表FWパトリック・シック(28)はパウリディスと並ぶ獲得候補の1人。 22-23シーズン前半戦にレンタル移籍で在籍したバーンリー(ホッフェンハイムへレンタル移籍中)のオランダ代表FWワウト・ヴェグホルスト(31)の2度目となる獲得も考慮しているとのこと。こちらは選手本人に復帰の意志があることが判明している。 2024.04.01 16:00 Mon

「また彼らに感謝を…」シャビ・アロンソ監督がファンを称える、初黒星目前も土壇場の2ゴールで逆転勝利「タフで激しい試合だった」

レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督が、劇的な無敗キープを喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 30日、ブンデスリーガ第27節でレバークーゼンはホームにホッフェンハイムを迎えた。 ここまでリーグ戦無敗をキープし首位を走っているレバークーゼン。引くて数多で今季限りで退任の可能性も浮上していたアロンソ監督は、試合前に残留することを明言していた。 そんな中迎えた試合は、33分に失点。この日はホッフェンハイムの前にゴールを奪えず、苦しい戦いが続く。 ついに初黒星の可能性も見えた88分、ロバート・アンドリッヒがゴールを奪い土壇場で同点に。無敗がキープされるかと思われた中、アディショナルタイム1分にはパトリック・シックが劇的な逆転ゴール。終盤の2発で2-1と勝利し、無敗継続だけでなくリーグ戦8連勝を達成した。 難しい試合を勝ち切ったレバークーゼン。アロンソ監督は、選手たちのパフォーマンスを称えるとともに、ホームに集まったファンに感謝した。 「我々にとって非常にタフで激しい試合だった。ロブ(ロバート・アンドリッヒ)のゴールが重要な瞬間だったが、その後は最後まで戦い続けた。チームをとても誇りに思う」 「ファンのことを嬉しく思う。彼らは信じられないほど素晴らしかったし、素晴らしいサポートをしてくれた。今日はまた彼らに感謝しなければならない。勝利の大きな部分を占めた」 <span class="paragraph-title">【動画】この強さは本物!土壇場2ゴールで逆転したレバークーゼンが無敗キープ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yOCpFcW_vtA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.31 21:40 Sun

終盤に劇的2ゴール、レバークーゼンが逆転勝利で初優勝へまた一歩近づく【ブンデスリーガ】

レバークーゼンは30日、ブンデスリーガ第27節でホッフェンハイムをホームに迎え、2-1で逆転勝利した。 代表ウィーク前の前節フライブルク戦を3-2の逃げ切り勝利として7連勝とし、2位バイエルンとの10ポイント差を維持した首位レバークーゼンは(勝ち点70)は、シャビ・アロンソ監督が来季も指揮を執ることが明言された中、ドイツ代表帰りのヴィルツがシック、ホフマンと3トップを形成した。 自陣に引く8位ホッフェンハイム(勝ち点33)に対し、押し込む入りとしたレバークーゼンは11分、ヴィルツのパスを受けたジャカが枠内シュートをマーク。 さらに18分、ヴィルツがカットインシュートで牽制し、ハーフコートゲームとしていたレバークーゼンだったが、33分に失点する。ヴェグホルストとのワンツーでバイアーにボックス内に侵入され、初シュートを決められた。 攻めあぐねていたレバークーゼンだったが、前半終盤に攻勢に転じる。42分にジャカが意表を突いたコントロールシュートでゴールに迫ると、追加タイムにはCKの流れからアンドリッヒが決定的なヘディングシュートを放つも枠を捉えきれず、1点ビハインドで前半を終えた。 迎えた後半も押し込む流れとしたレバークーゼンだったが、崩しきれないことを受けて58分にアドリを投入。すると63分にチャンス。フリンポンがボックス内から際どいシュートを浴びせた。 さらに76分にも決定機。シック、アドリが立て続けにGK強襲のシュートを放ったが、バウマンの好守に阻まれる。攻勢のレバークゼンは87分、イグレシアスのシュートがバーに直撃し、運にも見放されたかに思われた。 それでも1分後、ショートコーナーの流れからアンドリッヒのボレーが決まって同点とすると、追加タイム1分に一気に逆転。テラの右クロスにシックがボレーで合わせた。 これが決勝点となって39試合無敗を維持。リーグ戦8連勝とし、初優勝へまた一歩近づいている。 <span class="paragraph-title">【動画】この強さは本物!土壇場2ゴールで逆転したレバークーゼンが無敗キープ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yOCpFcW_vtA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.31 01:36 Sun

ヴェグホルストがユナイテッド加入前に躍動したトルコへ? 今季はホッフェンハイムへレンタル移籍中

オランダ代表FWワウト・ヴェグホルスト(31)がトルコ移籍の可能性もあるようだ。 昨季後半戦にバーンリーからマンチェスター・ユナイテッドへレンタル移籍し、“ゴール以外の部分”で大きく貢献、EFLカップ優勝メンバーとなったヴェグホルスト。しかし、買い取ってはもらえず、保有元バーンリーに戻ることとなった。 今季はホッフェンハイムへ1年レンタルし、ここまでブンデス21試合5得点。そんなヴェグホルスト、ユナイテッド加入前の昨季前半戦で貸し出されていたのがトルコ1部ベシクタシュであり、ここでは公式戦18試合9得点を叩き出していた。 トルコ『Fatatik』によると、どうやらトルコ1部の第二勢力トラブゾンスポルが、来季の目玉補強としてヴェグホルスト獲得へ邁進中。1月にも獲得を目指したが、この時はうまくいかなかったとのことだ。 トラブゾンスポルの現エースは、サウサンプトンからレンタル加入中のナイジェリア代表FWポール・オヌアチュ(29)だが、アフリカ杯から帰還直後に腕を骨折で離脱…今季終了後の退団が既定路線だ。 また、他には前アーセナルのコートジボワール代表FWニコラス・ぺぺ、北マケドニア代表MFエニス・バルディ、1月にドルトムントから完全移籍のベルギー代表DFトーマス・ムニエらが所属している。 2024.03.29 17:10 Fri
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly