互いに初勝利初ゴールを目指したカメルーンvsセルビアは3-3の打ち合いに《カタール2022》

2022.11.28 21:15 Mon
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カタール・ワールドカップのグループG第2節、カメルーン代表vsセルビア代表が28日に行われ、3-3の引き分けに終わった。

初戦では共に黒星を喫した両チームの対戦。スイスに敗れたカメルーンはエースのチュポ=モティングのほか、スイス戦で存在感を放ったトコ・エカンビ、所属先のナポリで中核を担うザンボ・アンギサが前線に並んだ。GKに関しては絶対的守護神のオナナが懲戒処分を受けたと試合開始直前に協会からアナウンスされ、この一戦はメンバー外に。代わりにサウジアラビアでプレーするエバシがゴールマウスを守ることになった。
一方のセルビアは、今グループ最大の強豪国であるブラジルに0-2で敗戦。前半は互角に戦ったものの、リシャルリソンのスーパーゴールなどに沈んでしまう結果となった。その一戦から先発変更は2名。ムラデノビッチとグデリに代わり、コスティッチとマクシモビッチが起用されている。

先に攻撃の形を作ったのはセルビア。6分、ボックス手前右でボールを持ったマクシモビッチのクロスからミトロビッチがヘディングシュート。枠は捉えられなかったが、幸先よくチャンスを作った。

その後もセルビアの攻勢は続き、10分にはミトロビッチが味方とのワンツーでボックス右に侵入し、鋭い切り返しでDFを躱したところで左足シュート。しかし、これは左ポストに嫌われゴールならず。さらに17分にも、相手のクリアミスからミトロビッチが決定機を迎えたが、ボックス中央からのシュートは左に外れ、三度ビッグチャンスを逃すもったいない序盤戦に。
19分、劣勢のカメルーンも牙を剥く。自陣から右サイドの高い位置へアバウトなロングボールを入れると、クンデがボックス右の距離のある所から迷わずシュート。ここはGKのV・ミリンコビッチ=サビッチに弾かれたが、一発でゴールチャンスを作れるカメルーンの底力を見せつける一連のプレーとなった。

すると29分、カメルーンは少ない攻撃チャンスの中でCKを獲得。左からクンデが右足でクロスを上げ、ゴール前でエンクルが後方へフリック。最後はファーのカステレットが押し込んで先制点を奪った。

してやったりのカメルーン。しかし、バルカン諸国の雄セルビアが前半終了間際に真価を発揮する。アディショナルタイム1分、敵陣中央左寄りの位置でFKを獲得すると、タディッチの左足のクロスにS・パブロビッチが頭で合わせて同点に。さらにその3分後には、攻め込んだ流れから一度奪われたボールを奪い返し、ボックス右を経由してペナルティアーク右でパスを受け直したS・ミリンコビッチ=サビッチが左足でゴール右に流し込み、瞬く間に逆転した。

後半は逆転したセルビアがその勢いを維持する流れとなる。53分、敵陣左サイドでボールを奪い、少ないパス数で小気味よく右へ展開。ボックス右でパスを受けたジブコビッチは、冷静に相手の動きと位置を見てゴール前にラストパス。最後はミトロビッチが丁寧に流し込んで3点目を決めた。

2点差とされたカメルーンはホングラを下げてアブバカル投入。この交代が試合を大きく動かすことになる。

64分、カステレットが自陣からロングボールを前線に放り込むと、相手の最終ラインを抜け出したアブバカルが追いかけるDFも躱してGKと一対一に。ここで見事なループシュートを流し込んだが、副審のフラッグが上がっていたため、オフサイドかに思われた。しかし、VARで確認した結果ゴールが認められ、試合は1点差に。

さらに、その2分後にも同じような形でアブバカルがゴール前まで侵攻すると、チュポ=モティングのゴールをアシスト。これもアブバカルがオフサイドに見えたが、VARはゴールを認め、カメルーンが一気に試合を振り出しに戻した。

以降は一進一退の試合内容が続く中、セルビアはエースのミトロビッチがゴールに迫るも追加点を挙げられず。後半アディショナルタイムにはグルイッチの強烈なミドルシュートが飛び出すが、GKの正面を突いた。

結局、試合は3-3で終了。互いに今大会初ゴールを記録しながらも、初勝利を収めることはできなかった。

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U-19日本女子代表は16日から21日にかけ、フランスで行われるSUD Ladies Cup 2023に参加する。大会公式サイトは日本の注目選手にMF谷川萌々子(JFAアカデミー福島)を挙げた。 来年開催予定のFIFA U-20女子ワールドカップ(W杯)を目指すU-19日本女子。同メンバーで迎える初の海外遠征、対外試合には、2020年8月にコスタリカで開催されたU-20女子W杯準優勝メンバーのMF林愛花(MVLA Soccer Club/アメリカ)に加え、WEリーグでも結果を残すMF榊原琴乃(AC長野パルセイロ・レディース)やMF笹井一愛(ノジマステラ神奈川相模原)らが招集された。 現地入り後の11日にはD1 Arkema(フランス女子1部)で現在3位のパリFCとのトレーニングマッチを実施。FW根府桃子(大和シルフィード)の先制点を含め、5-3の勝利で終えた。 開幕に先立って大会公式サイトは注目選手を紹介。「日本のライジングスター」と称されたのが谷川だ。 「(当時)17歳の攻撃的MFは2022年10月にインドで行われたU-17女子W杯で最大の発見だった」と綴られた谷川は、両足遜色ない長短のキックを武器に昨季はなでしこリーグ2部で8得点を挙げ、今季もすでに3ゴールをマーク。同大会では圧巻のロングシュートを含む4試合連続ゴールを記録し、シルバーブーツにも選出された。 準々決勝で対戦したU-17女子スペイン代表メンバーの1人、FWヴィッキー・ロペスはすでにバルセロナでUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)にもメンバー入り。同年代の谷川にも今大会をはじめとした国際舞台でのさらなる活躍が期待される。 なお、今大会におけるU-19日本女子代表の試合日程は以下の通りとなっている。 16日 第1節 vs カメルーン(25:00 KO) 19日 第2節 vs パナマ(24:00 KO) 21日 第3節 vs フランス(25:00 KO) <span class="paragraph-title">【動画】U-17女子W杯4戦連発となったMF谷川萌々子の超ロングシュート</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>Playback GAME<br>66分<br>が先制ゴール<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E8%90%8C%E3%80%85%E5%AD%90?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#谷川萌々子</a> 選手の左脚が炸裂<br>ミドルシュートはゴラッソ!<br><br>準々決勝-3 日本 1-0 スペイン<br>FIFA U-17<br>女子 ワールドカップ インド 2022<br>J SPORTSオンデマンドで全32試合配信中<a href="https://t.co/2yTFCaTLOC">https://t.co/2yTFCaTLOC</a><a href="https://twitter.com/hashtag/U17WWC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#U17WWC</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#女子サッカー</a> <a href="https://t.co/AbBy3PthQV">pic.twitter.com/AbBy3PthQV</a></p>&mdash; J SPORTSフットボール公式 (@jsports_soccer) <a href="https://twitter.com/jsports_soccer/status/1583951272147030016?ref_src=twsrc%5Etfw">October 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.16 22:15 Tue
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カメルーン代表メンバー発表! 守護神オナナら招集もチュポ=モティングやエンベウモが選外【CAN2023】

カメルーンサッカー協会(FECAFOOT)は28日、アフリカ・ネーションズカップ(CAN)に向けた同国代表メンバーを発表した。 リゴベール・ソング監督の下、通算6度目の優勝を目指す“不屈のライオン”は、今大会に向けて守護神アンドレ・オナナ、アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ、ヴァンサン・アブバカル、カール・トコ・エカンビといったメンバーを招集した。 一方、FWエリック・チュポ=モティング(バイエルン)や負傷のFWブライアン・エンベウモ(ブレントフォード)らがメンバー外となった。 今大会でグループCに入ったカメルーンは、来月15日にギニア代表戦、19日にセネガル代表戦、23日にガンビア代表戦を戦う予定だ。 ◆カメルーン代表メンバー27名 GK アンドレ・オナナ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) シモン・エンガパンドゥエタンブ(マルセイユ/フランス) ファブリス・オンドア(ニーム/フランス) デヴィ・エパシ(アブハFC/サウジアラビア) DF ヌフ・トロ(シアトル・サウンダーズ/アメリカ) アロルド・ムクディ(AEKアテネ/ギリシャ) ジャン=シャルル・カステレット(ナント/フランス) クリストファー・ウー(スタッド・レンヌ/フランス) ダルラン・ヨングワ(ロリアン/フランス) ウマル・ゴンザレス(アジャクシオ/フランス) マルコム・ボケレ(ボルドー/フランス) エンゾ・チャート(モンペリエ/フランス) ジュニア・チャマデウ(ストーク・シティ/イングランド) MF アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ(ナポリ/イタリア) ウィルフレッド・ドゥアラ(ヴィクトリア・ユナイテッド) レオネル・アテバ(PWDバメンダ) オリヴィエ・エンチャム(サムスンスポル/トルコ) オリヴィエ・ケメン(カイセリスポル/トルコ) クリントン・エンジエ(スィヴァススポル/トルコ) イヴァン・ネユ(レガネス/スペイン) ベン・エリオット(レディング/ングランド) FW ヴァンサン・アブバカル(ベジクタシュ/トルコ) カール・トコ・エカンビ(アブハFC/サウジアラビア) ジョルジュ=ケヴィン・エンクドゥ(ダマク/サウジアラビア) フランク・マグリ(トゥールーズ/フランス) フランソワ・レジ・ミュゲ(マルセイユ/フランス) ファリス・ムムバニャ(ボデ/グリムト/ノルウェー) 2023.12.28 22:54 Thu
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【カメルーン代表要注意選手②】バルセロナ育ちの若き正守護神、GKアンドレ・オナナ/アヤックス

日本代表は9日、カメルーン代表と国際親善試合で対戦する。昨年12月のEAFF E-1サッカー選手権以来の代表活動となり、久々の実戦を勝利で飾りたいところだ。 一方のカメルーン代表は、昨年11月のアフリカ・ネーションズカップ予選のルワンダ代表戦を最後に代表活動を行なえていない状況。さらには6日に現地で受けたPCR検査の結果、2選手が新型コロナウイルスの陽性反応を示し、さらに濃厚接触者が1名いたため、日本戦は18名で臨むこととなる。 少数精鋭での戦いとなるカメルーン代表だが、その中でも最も実績があるのが、守護神を務めるアヤックスのGKアンドレ・オナナ(24)だろう。 <div id="cws_ad">◆カメルーン代表の守護神アンドレ・オナナのプレーを動画でチェック<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJqNnM5TGJlciIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> オナナは、カメルーンのレジェンドであるサミュエル・エトー氏が設立したアカデミーで育ち、13歳でバルセロナのカンテラに入団している。 バルセロナではファーストチームデビューが叶わなかったオナナだが、2015年にオランダのアヤックスへと移籍すると、2016-17シーズンから絶対的守護神に君臨。同シーズンのヨーロッパリーグ(EL)でチームを決勝に導く活躍を見せると、その後もエールディビジやチャンピオンズリーグ(CL)で活躍。2018-19シーズンにはCLベスト4へ導く活躍を見せていた。 アヤックスでの活躍を受けて、古巣のバルセロナやチェルシーなどビッグクラブからの関心も伝えられたが、今シーズンは残留。ここまでエールディビジ4試合にフル出場している。 2016年にデビューを飾ったカメルーン代表では、2018年頃から守護神に抜擢。以降はほとんどの試合でゴールマウスを守っている。 オナナの特徴としては、バルセロナの下部組織出身の選手らしいキック精度の高さが挙げられる。最後方からチームのビルドアップに貢献することができる現代型のGKの一人だ。 何よりも素晴らしいのは左右両足を遜色なく使える点だ。さらに、アフリカ人選手らしい抜群の身体能力を持ち、驚異的な反射神経でスーパーセーブを披露する。 ちなみに、カメルーン代表の控えGKであるファブリス・オンドア(オーステンデ/ベルギー)は、オナナのいとこだ。 2020.10.09 12:10 Fri
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ブレントフォードに大きな痛手…今季11ゴール関与のエンベウモが数週間の離脱へ

ブレントフォードのカメルーン代表FWブライアン・エンベウモが数週間の離脱を強いられる見込みだ。 賭博違反による長期のサスペンションによってイングランド代表FWイヴァン・トニーを欠くなか、今シーズンここまでのリーグ戦で15試合7ゴール4アシストとエースとして攻撃を牽引するエンベウモ。 しかし、6日に行われたプレミアリーグ第15節のブライトン戦では前半半ば過ぎにPKによる先制点を挙げたのちに右足首を捻ってしまい、無念の負傷交代を強いられた。 同試合後、チームを率いるトーマス・フランク監督は、エンベウモの負傷が少なくとも数週間単位のものであることを認めた。 「それはまずいものだ。彼は今後検査を受ける予定で、現時点では正確な日数は分からない」 「ただ、彼は間違いなく土曜(シェフィールド・ユナイテッド戦)には間に合わないだろうし、数週間離脱することになるだろう。今後数日で詳細が分かるはずだ」 今回の負傷は年末年始の過密日程を抱えるブレントフォードにとって痛恨のアクシデントとなったが、エンベウモは来月開幕するアフリカ・ネーションズリーグに招集される可能性が非常に高く、カメルーン代表にとっても主力アタッカーの状態は大きな懸念材料だ。 2023.12.08 07:30 Fri

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