vol.2/エクアドル代表【カタールW杯出場国ガイド】組織力に優れた南米の実力国
2022.11.17 18:10 Thu
11月20日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップがカタールの地で遂に開幕する。約1カ月の激闘をより深く、より楽しむべく、超ワールドサッカー編集部が出場国32カ国ガイドを作成。2カ国目は、エクアドル代表を紹介する。◆エクアドル代表
監督:グスタボ・アルファロ
主将エネル・バレンシア
予選成績:7勝5分6敗
W杯出場数:2大会ぶり4回目
W杯最高位:ベスト16
FIFAランク:44位
◆日本と互角以上に渡り合った実力国

2年前に就任したアルゼンチン人指揮官のアルファロ監督の下、厳しい南米予選をブラジル、アルゼンチン、ウルグアイに続く4位で通過したことからも、その実力に疑いの余地はない。そして記憶に新しい9月に行われた日本代表との親善試合では優勢の末、0-0の引き分けで終えていた。世界的なスーパースターは擁していないものの、隙のない実力国だ。
[4-3-3]を採用するエクアドルは堅守からのカウンターが特徴。ただ、日本戦でも示したようにボールを保持する能力もしっかり有しており、相手によって戦い分けている印象だ。堅守の軸はレバークーゼンでレギュラーを張るDFインカピエ。20歳と若いものの、狡猾かつ冷静な守備が光る左利きのセンターバックだ。申し分ない対人能力を有し、エクアドルの堅守を支える。
そして左サイドバックにはMF三苫の同僚であるDFエストゥピニャンが務める。昨季ビジャレアルのCLベスト4に貢献した攻撃センスの光るレフティーは、今季ブライトンに加入。すぐさまプレミアリーグに順応したことからも能力の高さが窺える。
ストライカーにはカウンターを完結できるスピードを有するFWバレンシアが構える。2大会前のブラジルW杯を経験している数少ないメンバーの一人である33歳だ。ベテランの域に差し掛かってるとはいえその得点力は衰えておらず、今季はフェネルバフチェでリーグ戦12試合出場13ゴールと大暴れしており、若いエクアドルを主将としても牽引する存在になる。
◆超WS的注目プレーヤー
MFモイセス・カイセド(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン)

エクアドルのキーマン。インサイドMFの位置で攻守に関わる仕事を任せられているカイセドは、このチームの心臓だ。ブライトンでMFビスマが抜けた穴を完璧に埋めているカイセドは、7位と躍進している同クラブの中心選手。エクアドルでも代えの利かない存在で、彼のパフォーマンスが命運を握る。21歳と若いが、ベテランのような落ち着きがあり、今やビッグクラブ注目の存在となっている。
◆登録メンバー
GK
1.エルナン・ガリンデス(アウカス)
12.モイセス・ラミレス(インディペンディエンテ・デル・バジェ)
22.アレクサンデル・ドミンゲス(リガ・デ・キト/コロンビア)
DF
2.フェリックス・トーレス(サントス・ラグーナ/メキシコ)
3.ピエロ・インカピエ(レバークーゼン/ドイツ)
4.ロベルト・アルボレダ(サンパウロ/ブラジル)
6.ウィリアム・パチョ(ロイヤル・アントワープ/ベルギー)
7.ペルビス・エストゥピニャン(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)
14.シャビエル・アレアガ(シアトル・サウンダーズ/アメリカ)
17.アンジェロ・プレシアード(ヘンク/ベルギー)
18.ディエゴ・パラシオス(ロサンゼルスFC/アメリカ)
25.ジャクソン・ポロソ(トロワ/フランス)
MF
5.ホセ・シフエンテス(ロサンゼルスFC/アメリカ)
8.カルロス・グルエソ(アウグスブルク/ドイツ)
9.アイルトン・プレシアード(サントス・ラグーナ/メキシコ)
10.ロマリオ・イバーラ(パチューカ/メキシコ)
15.アンヘル・メナ(クラブ・レオン/メキシコ)
16.ジェレミー・サルミエント(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)
19.ゴンサロ・プラタ(レアル・バジャドリー/スペイン)
20.ジェヘクソン・メンデス(ロサンゼルスFC/アメリカ)
21.アラン・フランコ(タジェレス/アルゼンチン)
23.モイセス・カイセド(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)
FW
11.ミカエル・エストラーダ(クルス・アスル/メキシコ)
13.エネル・バレンシア(フェネルバフチェ/トルコ)
24.ジョルカエフ・レアスコ(ニューウェルス・オールド・ボーイズ/アルゼンチン)
26.ケビン・ロドリゲス(インバブラ)
◆グループステージ日程
▽11/20
《25:00》
vsカタール代表
@アル・ベイト・スタジアム
▽11/25
《25:00》
vsオランダ代表
@ハリファ国際スタジアム
▽11/29
《24:00》
vsセネガル代表
@ハリファ国際スタジアム
監督:グスタボ・アルファロ
主将エネル・バレンシア
予選成績:7勝5分6敗
W杯出場数:2大会ぶり4回目
W杯最高位:ベスト16
FIFAランク:44位
◆日本と互角以上に渡り合った実力国

Getty Images
2年前に就任したアルゼンチン人指揮官のアルファロ監督の下、厳しい南米予選をブラジル、アルゼンチン、ウルグアイに続く4位で通過したことからも、その実力に疑いの余地はない。そして記憶に新しい9月に行われた日本代表との親善試合では優勢の末、0-0の引き分けで終えていた。世界的なスーパースターは擁していないものの、隙のない実力国だ。
そして左サイドバックにはMF三苫の同僚であるDFエストゥピニャンが務める。昨季ビジャレアルのCLベスト4に貢献した攻撃センスの光るレフティーは、今季ブライトンに加入。すぐさまプレミアリーグに順応したことからも能力の高さが窺える。
そのエストゥピニャンのチームメートであるMFカイセドが中盤の要だ。ブライトンでレギュラーを張るカイセドはダイナモ的存在でボール奪取に優れ、広範囲をカバーできる掃除屋だ。
ストライカーにはカウンターを完結できるスピードを有するFWバレンシアが構える。2大会前のブラジルW杯を経験している数少ないメンバーの一人である33歳だ。ベテランの域に差し掛かってるとはいえその得点力は衰えておらず、今季はフェネルバフチェでリーグ戦12試合出場13ゴールと大暴れしており、若いエクアドルを主将としても牽引する存在になる。
◆超WS的注目プレーヤー
MFモイセス・カイセド(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン)

Getty Images
エクアドルのキーマン。インサイドMFの位置で攻守に関わる仕事を任せられているカイセドは、このチームの心臓だ。ブライトンでMFビスマが抜けた穴を完璧に埋めているカイセドは、7位と躍進している同クラブの中心選手。エクアドルでも代えの利かない存在で、彼のパフォーマンスが命運を握る。21歳と若いが、ベテランのような落ち着きがあり、今やビッグクラブ注目の存在となっている。
◆登録メンバー
GK
1.エルナン・ガリンデス(アウカス)
12.モイセス・ラミレス(インディペンディエンテ・デル・バジェ)
22.アレクサンデル・ドミンゲス(リガ・デ・キト/コロンビア)
DF
2.フェリックス・トーレス(サントス・ラグーナ/メキシコ)
3.ピエロ・インカピエ(レバークーゼン/ドイツ)
4.ロベルト・アルボレダ(サンパウロ/ブラジル)
6.ウィリアム・パチョ(ロイヤル・アントワープ/ベルギー)
7.ペルビス・エストゥピニャン(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)
14.シャビエル・アレアガ(シアトル・サウンダーズ/アメリカ)
17.アンジェロ・プレシアード(ヘンク/ベルギー)
18.ディエゴ・パラシオス(ロサンゼルスFC/アメリカ)
25.ジャクソン・ポロソ(トロワ/フランス)
MF
5.ホセ・シフエンテス(ロサンゼルスFC/アメリカ)
8.カルロス・グルエソ(アウグスブルク/ドイツ)
9.アイルトン・プレシアード(サントス・ラグーナ/メキシコ)
10.ロマリオ・イバーラ(パチューカ/メキシコ)
15.アンヘル・メナ(クラブ・レオン/メキシコ)
16.ジェレミー・サルミエント(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)
19.ゴンサロ・プラタ(レアル・バジャドリー/スペイン)
20.ジェヘクソン・メンデス(ロサンゼルスFC/アメリカ)
21.アラン・フランコ(タジェレス/アルゼンチン)
23.モイセス・カイセド(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)
FW
11.ミカエル・エストラーダ(クルス・アスル/メキシコ)
13.エネル・バレンシア(フェネルバフチェ/トルコ)
24.ジョルカエフ・レアスコ(ニューウェルス・オールド・ボーイズ/アルゼンチン)
26.ケビン・ロドリゲス(インバブラ)
◆グループステージ日程
▽11/20
《25:00》
vsカタール代表
@アル・ベイト・スタジアム
▽11/25
《25:00》
vsオランダ代表
@ハリファ国際スタジアム
▽11/29
《24:00》
vsセネガル代表
@ハリファ国際スタジアム
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国際サッカー連盟(FIFA)は13日、アルゼンチンサッカー協会(AFA)への処分を行うことを発表した。 昨年行われたカタール・ワールドカップ(W杯)。史上初の冬開催となった大会では、アルゼンチン代表がフランス代表をPK戦の末に下し、36年ぶり3度目の優勝を果たしていた。 英雄でもあるFWリオネル・メッシにとって最後のW杯での悲願達成に沸き、優勝パレードでは400万人が集まったとされる中、FIFA規律委員会は処分を下すことを決めた。 FIFAによれば、FIFA規律規程の第11条(攻撃的行為およびフェアプレーの原則の違反)および第12条(選手および役員の不正行為)に違反する可能性があるとのこと。AFAを処分することに決めたという。 また、AFAはカタールW杯でのメディアおよびマーケティングに関する規程にも違反しているという。なお、FIFAは処分の対象となる事象についての詳細は明かしていない。 アルゼンチン代表は、決勝戦でもPKストップの活躍を見せたアストン・ビラのGKエミリアーノ・マルティネスが侮辱行為をしたことが問題に。ゴールデングローブ(最優秀GK)を受賞したときには、トロフィーを股間に当てるパフォーマンスを見せたほか、試合後にはフランス代表FWキリアン・ムバッペを嘲笑する行為がドレッシングルームでも確認されていた。 また、優勝パレード時には赤ちゃんの人形にムバッペの写真を貼り付けて嘲笑するなど、その行き過ぎた行為にはアルゼンチン国民やアストン・ビラのウナイ・エメリ監督からも苦言が呈されていた。 なお、FIFAはアルゼンチン以外にも、エクアドル、メキシコ、セルビア、クロアチアへも処分を下すことを発表している。 3位に終わったクロアチアは、モロッコ代表との3位決定戦の試合中にFIFA規律規程の第13条(差別)および第16条(試合の秩序と安全)に違反した可能性があるとされている。 セルビアには、罰金5万スイスフラン(約690万円)と、男子A代表の次のFIFA公式試合でスタジアムの25%が閉鎖される処分が下された。 セルビアは、カタールW杯のグループステージのスイス代表戦での出来事が問題視され、サポーターによるチャントとチームの不正行為(7人の選手に対する個々の制裁)に関して、FIFA懲戒規程の第13条(差別)および第12条(選手と役員の不正行為)の違反があったという。 エクアドルには、罰金2万スイスフラン(約276万円)と男子A代表の次のFIFA公式試合でのゴール裏の閉鎖という処分が下された。 エクアドルは、カタールW杯のカタール代表戦で、サポーターのチャントがFIFA規律規程の第13条(差別)の違反に該当するという。 メキシコには、罰金10万スイスフラン(約1380万円)と1試合の無観客試合(執行猶予付き)の処分が下された。 メキシコは、カタールW杯のポーランド代表戦とサウジアラビア代表戦でサポーターが歌ったチャントがFIFA規律規程の第13条(差別)の違反に該当した。 <span class="paragraph-title">【写真】問題視されたトロフィーを股間に当て侮辱的な態度を取るマルティネス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="da" dir="ltr">Emi Martínez after winning the <a href="https://t.co/N5WspWTibf">pic.twitter.com/N5WspWTibf</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1604550414648631303?ref_src=twsrc%5Etfw">December 18, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.14 13:05 Sat5