バルセロナ主将ブスケッツ、電撃引退のピケに「歴史の一部が去った」
2022.11.04 23:15 Fri
バルセロナの主将を務めるスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツが電撃引退を発表した元スペイン代表DFジェラール・ピケへ向け『バルサTV』でコメントした。
ピケと共にバルセロナで30ものタイトル獲得に貢献してきたブスケッツは彼への想いを以下のように述べた。
「歴史の一部が去ることはバルサファンにとっても自分にとっても大きな意味がある。ジェラールの存在はチームにとって、自分にとって大きな意味を持っていたので悲しい。約15年前から共にプレーし、忘れられない瞬間をたくさん共有してきた。そんな彼が居なくなるのは寂しいね」
「彼は勝者のメンタリティをチームにもたらし、クラブの歴史に大きな変化を与えた。ロッカールームでもクラブに与えた貢献は計り知れない。彼は生まれながらのバルサファンであり、選手でもあるんだ」
ピケと共にバルセロナで30ものタイトル獲得に貢献してきたブスケッツは彼への想いを以下のように述べた。
「歴史の一部が去ることはバルサファンにとっても自分にとっても大きな意味がある。ジェラールの存在はチームにとって、自分にとって大きな意味を持っていたので悲しい。約15年前から共にプレーし、忘れられない瞬間をたくさん共有してきた。そんな彼が居なくなるのは寂しいね」
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