ミラン指揮官ピオリがGS突破で決意新たに 「次の相手がどこだろうと…」

2022.11.03 11:25 Thu
©︎J.LEAGUE
ミランステファノ・ピオリ監督がコメントした。
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ミランはチャンピオンズリーグ(CL)グループE最終節でレッドブル・ザルツブルクをホームに迎え撃ち、4-0と快勝。勝ち点1差のザルツブルクを直接叩き、首位確定済みのチェルシーに次ぐ2位で決勝トーナメント行きを決めた。実に9季節ぶりの突破に導いたピオリ監督はイタリア『スカイ』で「どこと対戦するとなっても、チャレンジングで難しいものになる。だが、我々はイタリア王者であり、できる限り上を目指さないといけない」と話した。
「CLでは昨季よりも成長した姿を披露したかったし、このラウンドを突破するのは非常に重要だった。相手がどこだろうと、高い目標に向かうのを恐れず、野心的であるのは大切だ」

そんなミランだが、直近のセリエAではトリノに屈して、3ポイント差だった首位ナポリの背中が遠ざかる結果に。CLで第一関門突破から間もないが、カタール・ワールドカップ(CL)中断前のセリエA3試合に早くも目を向けた。
「今日は前半にたくさんのチャンスを作ったが、外しすぎた。いつだって危険な存在でありたいし、これからはセリエAのことを考える必要がある」

「目標はトリノでの敗北からリスタートを切り、ナポリを追いかけるために中断前のラスト3試合で良い結果を残すこと」

「CLでは(次に)どことあたっても、意欲と確信を持つミランを見せられるだろう。私にはまだもっとやれる強力な選手がいる」

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