【ラ・リーガ第12節プレビュー】CLで明暗分かれた4強は格下と対戦! 激震ビジャレアルはセティエンのリーグ初陣
2022.10.28 19:00 Fri
先週末に行われた第11節ではレアル・マドリー、バルセロナ、アトレティコ・マドリーの3強が揃って勝利。一方で、公式戦8連勝中だった絶好調のレアル・ソシエダが格下バジャドリーに敗れた。
UEFAコンペティションのグループリーグが佳境を迎える中、10月最後の一節ではチャンピオンズリーグ(CL)で大きく明暗分かれた4強の戦いに注目したい。
レアル・マドリーは前節、セビージャとの強豪対決を3-1で勝利。MFモドリッチの前半開始早々の先制後はサンパオリ率いる新生セビージャの反撃を受け、後半序盤に追いつかれる。以降も流れは良くなかったが、アンチェロッティ監督の投入した交代カードがものの見事に機能し、FWアセンシオ、MFルーカス・バスケスを起点に2つの連続ゴールを奪い、難敵相手に競り勝った。
ミッドウィークのRBライプツィヒ戦では、すでに決勝トーナメント進出を決めていたという事情、幾つかのポジションでターンオーバーを敢行した影響で2-3のスコアで競り負けて今季17戦目にして公式戦初黒星を喫した。これにより、最終節のセルティック戦での勝利が自力での首位通過の条件となったが、引き続き優位な立場で戦えるはずだ。その一戦を前に戦うホーム開催の今節は昇格組で18位のジローナと対戦。この試合でもターンオーバーが見込まれるが、負傷明けのFWベンゼマ、モドリッチ、MFバルベルデの戦列復帰が濃厚で、今季初黒星からのバウンスバックが期待される。
前大会王者レアル・マドリーが順当に決勝トーナメント進出を決めた一方、バルセロナとアトレティコ、セビージャの3チームは最終節を前にグループリーグが敗退。今節ではその失意からのリバウンドメンタリティが試される。
この敗退によってクラブ財政に大きな打撃を受け、チャビ監督の手腕に対する批判も強まる中、今節は難所メスタージャで9位のバレンシアというタフな相手と対戦。ここに来て調子が下降気味のガットゥーゾのチームだが、FWカバーニは3試合連発中と好調を維持。バルセロナとしてはソリッドさを欠く守備の修正と共に、古巣対戦で輝きを放てなかったFWレヴァンドフスキの奮起に期待したいところだ。
4節終了時点で敗退がほぼ決まっていたバルセロナと異なり、自力での突破の可能性を残していたアトレティコは、その敗退の仕方を含めより多くのショックを受けることになった。ホームでレバークーゼンを迎え撃った一戦では2-2の打ち合いとなった中、押し込んだ試合終盤に大きなドラマ。ラストプレーとなったセットプレーで一度はタイムアップの笛を聞いたが、その直後にオンフィールド・レビューで相手ハンドでのPKを獲得。だが、このPKをMFカラスコがGKに止められ、こぼれ球に詰めたMFサウールのヘディングシュートもポストを叩いて終戦。土壇場で勝ち点3を取り損ねての敗退となった。
その厳しい一戦からのリバウンドメンタリティが試される一戦では、降格圏に沈む19位のカディスと対戦する。実力差を考えれば、アウェイとは言えども勝ち点を取りこぼす可能性は低いが、衝撃の敗退から中2日での一戦でメンタル面が気がかりだ。
バルセロナ、アトレティコと共に敗退が決まったものの、コペンハーゲン相手に3-0の快勝を収めたセビージャは、10位ラージョを相手にリーグ戦では3試合ぶりの白星を目指す。コペンハーゲン戦ではMFイスコの初ゴールに悩めるFWエン=ネシリにもゴールが生まれて久々の快勝となったサンパオリのチームは、徐々に新指揮官の戦術が浸透している気配もあり、攻守両面で堅実且つアグレッシブな曲者を相手に今後の巻き返しに繋がるパフォーマンスを披露したい。
失意のCL組とは対照的にヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で安定した成績を残す3チームでは、4位のソシエダと5位のベティスが2ポイント差での上位対決、7位のビジャレアルが6位のアスレティックとの上位対決に臨む。
MF久保建英を擁するソシエダは、ミッドウィークのオモニア戦をMFロベルト・ナバーロ、MFブライス・メンデスの2ゴールで2-0の快勝。グループリーグ唯一の5連勝を達成した。2位のマンチェスター・ユナイテッドの4連勝によって首位通過決定は持ち越しも、バジャドリー戦からのバウンスバックに成功。その試合で再三のチャンスクリエイトを見せた久保は左肩のケガでハーフタイムにベンチを下がったが、試合直後の初見では大事には至らず、今回の上位対決では少なくともメンバー入りは可能な模様だ。
対するベティスはルドゴレツ相手にFWフェキルのゴールを守り切ってウノセロで勝利。最終節を残してラウンド16ストレートインとなる首位通過を決定した。リーグ戦ではカディス相手のゴールレスドロー、アトレティコ・マドリー相手の1-2の敗戦と2試合未勝利だが、徐々に負傷者が戻ってきてスカッドに厚みが戻ってきており、良い形でラ・レアルとの一戦に臨めるはずだ。
ビジャレアルは、今週に入って大きな動きが起きた。一昨季のEL優勝、昨季のCLベスト4進出に導いたエメリ監督がジェラードを解任したプレミアリーグのアストン・ビラに引き抜かれ、電撃退任。これを受け、クラブはバルセロナ解任以降、2年ぶりの現場復帰となるキケ・セティエン新監督を招へい。その初陣となったECLのハポエル・ベエルシェバ戦では2-2のドローに終わり、グループリーグ連勝がストップしたが、きっちり首位通過を決めている。今回のアスレティック戦では新体制での初白星を狙う。
《ラ・リーガ第12節》
▽10/28(金)
《28:00》
マジョルカ vs エスパニョール
▽10/29(土)
《21:00》
アルメリア vs セルタ
《23:15》
カディス vs アトレティコ・マドリー
《25:30》
セビージャ vs ラージョ
《28:00》
バレンシア vs バルセロナ
▽10/30(日)
《22:00》
オサスナ vs バジャドリー
《24:15》
レアル・マドリー vs ジローナ
《26:30》
アスレティック・ビルバオ vs ビジャレアル
《29:00》
レアル・ソシエダ vs ベティス
▽10/31(月)
《29:00》
エルチェ vs ヘタフェ
UEFAコンペティションのグループリーグが佳境を迎える中、10月最後の一節ではチャンピオンズリーグ(CL)で大きく明暗分かれた4強の戦いに注目したい。
レアル・マドリーは前節、セビージャとの強豪対決を3-1で勝利。MFモドリッチの前半開始早々の先制後はサンパオリ率いる新生セビージャの反撃を受け、後半序盤に追いつかれる。以降も流れは良くなかったが、アンチェロッティ監督の投入した交代カードがものの見事に機能し、FWアセンシオ、MFルーカス・バスケスを起点に2つの連続ゴールを奪い、難敵相手に競り勝った。
前大会王者レアル・マドリーが順当に決勝トーナメント進出を決めた一方、バルセロナとアトレティコ、セビージャの3チームは最終節を前にグループリーグが敗退。今節ではその失意からのリバウンドメンタリティが試される。
バルセロナはビジャレアル、アスレティック・ビルバオ相手の2試合連続の快勝によって良い形で宿敵バイエルンとのホームゲームに臨んだが、その数時間前に行われた試合でインテルがビクトリア・プルゼニを破ったことで、試合前の段階で2年連続での3位敗退が決定。それでも、5連敗中のドイツ王者相手にホームで意地の白星を飾りたかったが、アタッキングサードでの精度、守備の安定度で相手に大きく上回られ、3失点に加えて枠内シュート0という屈辱的な内容での0-3の完敗となった。
この敗退によってクラブ財政に大きな打撃を受け、チャビ監督の手腕に対する批判も強まる中、今節は難所メスタージャで9位のバレンシアというタフな相手と対戦。ここに来て調子が下降気味のガットゥーゾのチームだが、FWカバーニは3試合連発中と好調を維持。バルセロナとしてはソリッドさを欠く守備の修正と共に、古巣対戦で輝きを放てなかったFWレヴァンドフスキの奮起に期待したいところだ。
4節終了時点で敗退がほぼ決まっていたバルセロナと異なり、自力での突破の可能性を残していたアトレティコは、その敗退の仕方を含めより多くのショックを受けることになった。ホームでレバークーゼンを迎え撃った一戦では2-2の打ち合いとなった中、押し込んだ試合終盤に大きなドラマ。ラストプレーとなったセットプレーで一度はタイムアップの笛を聞いたが、その直後にオンフィールド・レビューで相手ハンドでのPKを獲得。だが、このPKをMFカラスコがGKに止められ、こぼれ球に詰めたMFサウールのヘディングシュートもポストを叩いて終戦。土壇場で勝ち点3を取り損ねての敗退となった。
その厳しい一戦からのリバウンドメンタリティが試される一戦では、降格圏に沈む19位のカディスと対戦する。実力差を考えれば、アウェイとは言えども勝ち点を取りこぼす可能性は低いが、衝撃の敗退から中2日での一戦でメンタル面が気がかりだ。
バルセロナ、アトレティコと共に敗退が決まったものの、コペンハーゲン相手に3-0の快勝を収めたセビージャは、10位ラージョを相手にリーグ戦では3試合ぶりの白星を目指す。コペンハーゲン戦ではMFイスコの初ゴールに悩めるFWエン=ネシリにもゴールが生まれて久々の快勝となったサンパオリのチームは、徐々に新指揮官の戦術が浸透している気配もあり、攻守両面で堅実且つアグレッシブな曲者を相手に今後の巻き返しに繋がるパフォーマンスを披露したい。
失意のCL組とは対照的にヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で安定した成績を残す3チームでは、4位のソシエダと5位のベティスが2ポイント差での上位対決、7位のビジャレアルが6位のアスレティックとの上位対決に臨む。
MF久保建英を擁するソシエダは、ミッドウィークのオモニア戦をMFロベルト・ナバーロ、MFブライス・メンデスの2ゴールで2-0の快勝。グループリーグ唯一の5連勝を達成した。2位のマンチェスター・ユナイテッドの4連勝によって首位通過決定は持ち越しも、バジャドリー戦からのバウンスバックに成功。その試合で再三のチャンスクリエイトを見せた久保は左肩のケガでハーフタイムにベンチを下がったが、試合直後の初見では大事には至らず、今回の上位対決では少なくともメンバー入りは可能な模様だ。
対するベティスはルドゴレツ相手にFWフェキルのゴールを守り切ってウノセロで勝利。最終節を残してラウンド16ストレートインとなる首位通過を決定した。リーグ戦ではカディス相手のゴールレスドロー、アトレティコ・マドリー相手の1-2の敗戦と2試合未勝利だが、徐々に負傷者が戻ってきてスカッドに厚みが戻ってきており、良い形でラ・レアルとの一戦に臨めるはずだ。
ビジャレアルは、今週に入って大きな動きが起きた。一昨季のEL優勝、昨季のCLベスト4進出に導いたエメリ監督がジェラードを解任したプレミアリーグのアストン・ビラに引き抜かれ、電撃退任。これを受け、クラブはバルセロナ解任以降、2年ぶりの現場復帰となるキケ・セティエン新監督を招へい。その初陣となったECLのハポエル・ベエルシェバ戦では2-2のドローに終わり、グループリーグ連勝がストップしたが、きっちり首位通過を決めている。今回のアスレティック戦では新体制での初白星を狙う。
《ラ・リーガ第12節》
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▽10/30(日)
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《26:30》
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