PL仕様の補強もついに最下位のフォレスト、オーナーが新監督探しを開始か

2022.10.04 13:40 Tue
Getty Images
ノッティンガム・フォレストで監督交代が起こるかもしれない。
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24季ぶりにプレミアリーグでのシーズンを迎えたフォレスト。今季を迎えるにあたり、20選手以上もの選手補強でプレミアリーグ仕様のチームを作り上げたが、早くも残留争いの一角に名乗りを上げるほどの低調な出だしを余儀なくされている。ウェストハムとの第2節で初勝利を手にしたのも束の間、引き分けの第3節を挟み、泥沼の4連敗。3日に敵地で行われた第9節のレスター・シティ戦も前半の3失点が大きく響き、泥沼の5連敗となる0-4の敗北でついに最下位に転落してしまった。
この状況が進退問題に拍車をかけるスティーブ・クーパー監督(42)は現職を維持しようと戦っているが、イギリス『デイリー・メール』が報じたところによると、オーナーのエヴァンジェロス・マリナキス氏が後任候補の選定を始めたという。

なお、まだ後任探しを始めたに過ぎないようだが、昨季途中にエバートンで監督の座を追われてフリーのラファエル・ベニテス氏(62)と、同じく昨季途中にバーンリーで解任され、無所属のショーン・ダイチ氏(51)が候補に挙がっている模様だ。

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連敗ストップのフォレストが3位浮上! スパーズは厳しい連敗で16位に転落…【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第33節、トッテナムvsノッティンガム・フォレストが21日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのフォレストが1-2で勝利した。 スパーズは前節、ウォルバーハンプトンに2-4の惨敗。降格の心配はないものの、屈辱の15位に転落。それでも、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでは敵地でフランクフルトを1-0で撃破しベスト4進出。その勢いに乗って臨んだ中3日のホームゲームでは先発5人を変更。ウドジェとマディソン、ベリヴァル、、ブレナン・ジョンソン、ソランケに代えてスペンス、クルゼフスキ、サール、オドベール、リシャルリソンを起用した。 対して直近連敗で急失速の4位フォレストは、難敵相手に連敗ストップを狙った。前々節はアストン・ビラ相手の敗戦も前節はエバートンに敗戦。ここにきてチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いの重圧を感じ始めている。今回の一戦では志向するスタイル的に相性がいいスパーズ相手にバウンスバックを図った。 拮抗した入りとなったが、早い時間帯にスコアが動く。5分、直前にギブス=ホワイトの鋭いミドルシュートでGKヴィカーリオにファインセーブを強いたフォレスト。このプレーで得た右CKの流れからペナルティアーク左にこぼれたボールをアンダーソンが右足ダイレクトシュート。ゴール前でベンタンクールにディフレクトした強烈なシュートがヴィカーリオの手をはじいてゴールネットに突き刺さった。 序盤の先制点で勢いづくアウェイチームはロングカウンターを軸に攻勢を継続。すると16分、相手陣内で得たFKの場面で左のエランガに展開。右足の正確なインスウィングのクロスに反応したウッドがDFとGKヴィカーリオに競り勝ってヘディングシュートを右隅に叩き込んだ。 いずれもセットプレー流れでの連続失点となったホームチームはここから反撃。右のペドロ・ポロとオドベール、左のスペンスとテルの両サイドからドリブル突破、コンビネーション、クロスとチャンスを創出。 20分にはオドベールの右隅を捉えたミドルシュートでGKセルスに好守を強いると、以降はオドベールの高速クロスなどでゴールへ迫る。そして、完全に押し込んで波状攻撃を仕掛ける展開のなかで前半終盤にはリシャルリソンやテルにボックス内でのビッグチャンスが舞い込んだが、いずれも最後の精度を欠いて前半のうちに1点も返すことはできなかった。 迎えた後半、スパーズは今後の戦いを睨んでかロメロ、ファン・デ・フェンを下げてダンソ、ベン・デイビスを同時投入。センターバック2枚を入れ替えた。これに対してフォレストはエランガを下げてモラトを投入し、より守備的な5バックに布陣を変更した。 後半も試合展開に大きな変化はなし。引き続きボールを握ったスパーズが押し込むが、専守防衛の構えを見せるアウェイチームの堅守に苦戦。63分には右CKでポロのクロスをニアに飛び込んだクルゼフスキが頭で合わせるが、ファーポストに向かったボールはDFトフォロの見事なゴールカバーにかき出された。 66分にも相手のクリアミスを奪ってボックス右に抜け出したリシャルリソンにビッグチャンスも、勇敢に間合いを詰めたGKセルスのビッグセーブに阻まれたスパーズ。直後の67分にはオドベール、クルゼフスキを下げてジョンソン、ソランケを同時投入。2トップ気味の布陣で変化を加えていくと、以降もダンソの意表を突くミドルシュート、80分にはポロのピンポイントクロスにリシャルリソンが頭で合わせるが、セルスのビッグセーブを前にゴールが遠い。 試合終盤にかけてメンバーを入れ替えながら逃げ切りを図るフォレストに対して、スパーズが猛攻を仕掛けていく。87分には前半から機能していたポロとのホットラインがようやく開通したリシャルリソンのヘディングシュートがゴール左隅に決まり、ホームチームがようやく1点を返す。 これで俄然試合の緊張感が高まるなか、フォレストはカードを辞さずに時計を進めるプレーで泥臭く逃げ切りを図る。これに対してリスクを冒して最後までゴールを目指したスパーズだったが、再びゴ―ルをこじ開けるには至らなかった。 この結果、スパーズ相手のシーズンダブルで連敗を止めたフォレストが3位浮上。CL出場権争いで大きな勝ち点3を奪取した。一方、EL優先を窺わせる戦いとなったスパーズは内容面で若干の改善も厳しいリーグ連敗で16位に転落した。 トッテナム 1-2 ノッティンガム・フォレスト 【トッテナム】 リシャルリソン(後42) 【フォレスト】 エリオット・アンダーソン(前5) クリス・ウッド(前16) 2025.04.22 06:09 Tue
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「負けるべき試合ではなかった」押し込みながらも敗れ16位転落のトッテナム、ポステコグルー監督はファンを理解「結果に満足していないのは明らか」

トッテナム・ホットスパーのアンジェ・ポステコグルー監督が、ノッティンガム・フォレスト戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 21日、プレミアリーグ第33節でスパーズはホームにフォレストを迎えた。 下位に低迷するスパーズがチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争うフォレストを迎えた中、試合は開始5分にエリオット・アンダーソンにゴールを奪われると、16分にはクリス・ウッドが追加点。2点を追いかける展開となった中、試合を支配し、多くのチャンスを作るもゴールにつながらず。87分にリシャルリソンが1点を返したが、1-2で敗戦となった。 これで16位に転落したスパーズ。降格の心配はないものの、またしても勝つべき試合で勝てなかった中、ポステコグルー監督も悔しさを露わにした。 「負けるべきではない試合でまたも負けてしまった。重要な局面で自分たちを苦しめてしまったことが、今シーズンの大きな痛手となった」 「集中力が少し途切れただけで、ひどい失点を許してしまった。我々のサッカーは素晴らしく、試合を完全に支配していただけに本当に残念だ」 「2失点したとはいえ、勝利に値したと思っている。同時に、またしても敗戦であり、またしても受け入れ難い敗戦だ。我々にとって、これまで、そして今日も課題に直面したが、チームに変化を余儀なくされるシーズンだった。我々のサッカーは本当に素晴らしかったので、本当に悔しい。またも敗戦を喫してしまった」 また、ホームのファンの反応についても言及。ファンの気持ちは十分に理解するとし、パフォーマンスと結果が伴っていないと悔しさを滲ませた。 「ファンに言うべきことは何もない。ファンも我々と同じように失望し、怒っている。負けが多すぎるのは分かっている。ファンに何も言う必要は無い」 「ファンが我々の結果に満足していないのは明らかだ。私も選手たちもそう思っていない。我々としては、求められる基準に達しなかったことは責任として受け入れるべきだ」 「その一方で、悔しいのは、今日の我々のサッカーは、ホームでのフランクフルト戦と非常に似ていたと言うことだ。フランクフルト戦もまた、我々が勝つべき試合だった」 <span class="paragraph-title">【動画】トッテナムは押し込みながらも敗戦…16位に転落</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="N0kvEff_w5E";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.22 16:05 Tue

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