「監督の解任は求めてない」ゴタゴタのスペイン女子代表、監督解任要求と協会が発表もキャプテンが反対声明「気まぐれや脅迫ですると思う?」

2022.09.24 17:40 Sat
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Getty Images
バルセロナに所属し、昨年の女子バロンドールを受賞したスペイン女子代表MFアレクシア・プテジャスが、スペインサッカー連盟(RFEF)の声明に対して反論した。事の発端は23日、RFEFが15名の選手から、スペイン女子代表への招集を求めないというメッセージを受け取ったことを公開したことで明るみに出た。

RFEFによれば、スペイン女子代表としての活動に15名の選手が招集を辞退する旨のメッセージをプライベートなやり取りで送っていたが、その内容を問題視して公開。さらに、ホルヘ・ヴィルダ監督の解任を要求するという内容があるとしていた。
近年大きな成長を遂げ、黄金世代とも言われる現在のスペイン女子代表。そのチームを仕切るのがヴィルダ監督だ。

1981年にマドリードで誕生したヴィルダ監督は、2015年からスペイン女子代表を指揮している。父も指導者であり、ヨハン・クライフ監督時代のバルセロナではフィジカルトレーナーを務めていた。ヴィルダ監督もバルセロナのカンテラに所属し、ラージョ・バジェカーノ、レアル・マドリーとユースキャリアを積んでいた。

指導者としては、スペイン女子のU-17、U-19でアシスタントコーチを務め、2009年からU-17スペイン女子代表監督に就任していた。

RFEFによれば、15選手が脅迫のために招集を拒否していると発表している中、プテジャスが事実とは異なるとして反論の声明を発表。招集を辞退する旨を伝えたことは事実としながらも、それには理由があるとし、ヴィルダ監督の解任を求めたことなどはないと徹底抗戦に出ている。

「選手たちはまず第一に、RFEFが部分的かつ興味本位で、プライベートな通信を公開したことを残念に思います。それは、プライバシーの一部である私たちの健康に影響する情報を、RFEFが「誰が招集されることを望まないか」を知りたいという要求に応じて送られました。ちなみに、この連絡に対する正式な回答はもらっていません」

「第二に、RFEFが公式声明で指摘しているように、スペイン代表チームを引退したいわけではありません。プライベートなやり取りで述べたように、私たちはスペイン代表への揺るぎないコミットメントを継続しています」

「このような理由から、私たちはRFEFに送った文書で、感情や個人の状態、パフォーマンス、ひいては代表の結果に影響を与え、望ましくないケガにつながる可能性がある状況が変わるまで、招集されないように要請しています。これが今回の決断に至った理由です」

「私たちは、より多くの、より良い目標を達成できると信じている選手たちから、最高のパフォーマンスを引き出すために、あらゆる面で配慮されたプロフェッショナルなプロジェクトにしっかりと取り組みたいと考えています」

「RFEFのため、女子代表のため、そして特に私たちのために、公の戦争に巻き込まれることなく、最善を尽くしてほしいと思っています」

「言われているような監督の解任を求めたこともありません。私たちは、決してそのポジションを選ぶことが仕事でないことを理解しています。グループのパフォーマンスを向上させることができると考えることを、建設的かつ誠実に表現することが大切です」

「ワールドカップの8カ月前に、トップレベルの選手のグループが、公に暗示されているように、気まぐれや脅迫としてこの決定をすると誰が考えますか?」

「招集されないことを望むことは、プロとしてのキャリアや経済的な負担、そしてもちろん、女子サッカー界で重要なものを築き続けることへのペナルティになります。なぜなら、今に至るまでには、多くの人の長年の努力があったからです。そして、最近実証されたように、まだまだ改善すべき点があります」

「選手として、ファイターとして、勝者としての私たちの野心から、プロとして、そして個人として最大の成功を収めるために戻って来られることを願うだけです。最後になりましたが、RFEFが声明の最後に述べている幼稚化したトーンは、決して許されるものではありません」

「私たちは、他の代表チームや歴史的に世界中の他のスポーツで起こったように、現在および将来の世代のための強力で野心的なプロのプロジェクトを前進させるため、女子スポーツの文脈では、極端なことを行わなければならないことを残念に思います」


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