ユベントス相手にセリエA初勝利達成のモンツァ、デビュー戦の指揮官明かす「ベルルスコーニはすぐ電話を、ガッリアーニは涙を流していた」
2022.09.19 14:11 Mon
モンツァのラッファエレ・パッラディーノ監督が、ユベントス戦の勝利を喜んだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
終盤には相手にゴールを脅かされたが守備陣が集中した対応を見せ、1-0のまま試合終了。創設110年の歴史を持つクラブが、本拠地U-POWERスタジアムで記念すべきセリエA初勝利を手にした。
チームを歴史的勝利に導いたのは13日にジョヴァンニ・ストロッパ前監督の解任を受けて就任したパッラディーノ監督。試合後の会見では、準備期間がほとんどなかったのにもかかわらず、決意を持ってこの一戦に臨んだ選手たちのメンタリティを称賛した。
「夢が実現した。勝って自分のデビュー戦を飾れるとは思っていなかったが、選手たちが魂を込めて試合に臨んでくれると信じていたし、週の間にもそれは感じていていた」
また、シルヴィオ・ベルルスコーニ会長と最高経営責任者(CEO)を務めるアドリアーノ・ガッリアーニ氏からも連絡があったと明かした指揮官。元ミランコンビの重役たちもこの勝利を喜んでいるようだ。
「ベルルスコーニはすぐに私に電話をかけてきて、信じられないと言った。とても興奮していながらも、私とチームの両方を祝福してくれた」
「ガッリアーニは涙を流し、とても感動していた。彼は我々をとても気にかけてくれて、昨日も一緒に食事をしたし、まもなく合流する予定だ」
「私の就任には懐疑的な意見が多く、大きな動きを見せた移籍市場を経てプリマヴェーラ出身の私にトップチームを任せることに、戸惑いがあったことは理解している。私はこのような大きな責任を与えてくれた2人に感謝しなければならないし、とても幸せだ。今日、彼らは私の夢を叶えてくれた。感謝しかない」
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開幕から勝利のない昇格組のモンツァは、18日に行われたセリエA第7節でユベントスと対戦。今季不調に陥る強豪を相手に前半から押し込む展開が続く。40分には相手FWアンヘル・ディ・マリアがヒジ打ちによって退場処分を受け、数的有利となると流れはさらにホームチームへ。74分にはFWパトリック・チュリッアの右サイドからのクロスに、ゴール前のFWクリスティアン・ギトケアーが右足で合わせて、先制点を決めた。終盤には相手にゴールを脅かされたが守備陣が集中した対応を見せ、1-0のまま試合終了。創設110年の歴史を持つクラブが、本拠地U-POWERスタジアムで記念すべきセリエA初勝利を手にした。
「夢が実現した。勝って自分のデビュー戦を飾れるとは思っていなかったが、選手たちが魂を込めて試合に臨んでくれると信じていたし、週の間にもそれは感じていていた」
「彼らの顔からは決意が感じられ、私の話に耳を傾けてくれたから、私は何もしなかった。5日間ではほとんど何もできなかったのだ。彼らは勝ちたいと思っていたし、多くの意志があり、毎週トレーニングに素晴らしい姿勢で取り組んでいた。自分たちは強いんだ、勇気が必要なんだと理解させ、彼らの勝ちたいと思う心を刺激した」
また、シルヴィオ・ベルルスコーニ会長と最高経営責任者(CEO)を務めるアドリアーノ・ガッリアーニ氏からも連絡があったと明かした指揮官。元ミランコンビの重役たちもこの勝利を喜んでいるようだ。
「ベルルスコーニはすぐに私に電話をかけてきて、信じられないと言った。とても興奮していながらも、私とチームの両方を祝福してくれた」
「ガッリアーニは涙を流し、とても感動していた。彼は我々をとても気にかけてくれて、昨日も一緒に食事をしたし、まもなく合流する予定だ」
「私の就任には懐疑的な意見が多く、大きな動きを見せた移籍市場を経てプリマヴェーラ出身の私にトップチームを任せることに、戸惑いがあったことは理解している。私はこのような大きな責任を与えてくれた2人に感謝しなければならないし、とても幸せだ。今日、彼らは私の夢を叶えてくれた。感謝しかない」
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