新潟が引き分けに終わった横浜FCを抜いて首位浮上、残留争いは快勝の大宮、土壇場勝利の岩手が浮上で群馬が降格圏転落【明治安田J2第35節】

2022.09.10 22:25 Sat
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10日、明治安田生命J2リーグ第35節の11試合が行われた。

首位の横浜FC(勝ち点67)は15位の栃木SC(勝ち点39)と対戦し、0-0のゴールレスドローに終わった。

前節のレノファ山口FC戦は2点差を追いつかれるというまさかの引き分けに終わった中、この試合は5バックを形成。ポゼッションしながら栃木に対して攻め込んでいく。
しかし、栃木のハードワークの前に苦戦。逆にボールを奪うプレスをかけた栃木が何度か決定機を作っていくがゴールは生まれない。

14分には相手CKからカウンターを仕掛けた横浜FCは、中村拓海のパスに伊藤翔が合わせにいくが、届かずゴールを奪えない。
その後も攻め込む一方で、栃木の集中した粘りの守備の前にゴールを奪えず。時間ばかりが経過する中、82分には途中出場の山下諒也のシュートがクロスバーに嫌われゴールならず。0-0で引き分けに終わった。

勝てば首位に浮上できる2位のアルビレックス新潟(勝ち点65)は、最下位のFC琉球(勝ち点29)と対戦した。

“声出し応援”が再開した新潟。およそ3年ぶりのチャントが戻ってきた中、前半は新潟ペースで試合が進む。

立ち上がりこそ落ち着かなかったが、徐々にペースを握ると何本もシュートを浴びせるが、ゴールには繋がらない。

ゴールレスで前半を終えた中、55分に動きが。渡邊泰基のロングスローから最後は高木善朗が蹴り込み、新潟が先制する。

残留のために負けられない琉球は、途中出場のサダム・スレイが活性化。しかしゴールを奪えないでいると、75分に伊藤涼太郎のパスから高木が追加点。さらに85分には途中出場のアレクサンドレ・ゲデスが加入後初ゴールを決めて3-0で勝利。首位に浮上した。

その他、上位では3位のファジアーノ岡山(勝ち点60)、5位のロアッソ熊本(勝ち点54)、6位の大分トリニータ(勝ち点52)が揃って勝利。一方で、監督交代に踏み切った4位のベガルタ仙台(勝ち点55)は大分との昇格争い直接対決で1-0と敗れ、5位に転落した。

また、残留争いも白熱。降格圏の21位・いわてグルージャ盛岡(勝ち点30)は、11位の水戸ホーリーホック(勝ち点46)と対戦。互いに譲らない展開となる中、お互いに決定力を欠いて引き分けに終わるかと思われた。

しかし91分、中村太亮のクロスに宮市剛が飛び込んでゴール。土壇場で6試合ぶりに勝ち点3を獲得し、降格圏を脱出した。

20位の大宮アルディージャ(勝ち点31)は13位のヴァンフォーレ甲府(勝ち点42)と対戦。甲府はクラブ史上初の天皇杯ベスト4入りを果たした一方で、中2日という過密日程での戦いとなった。

するとコンディション的に有利な大宮が立ち上がりに攻め込む。まずは5分、矢島慎也のアウトサイドのスルーパスをボックス内右で富山貴光がダイレクトシュート。これが決まり、大宮が先制する。

さらに25分にも大宮。相手陣内でボールを奪った柴山昌也がスルーパス。これに反応した富山が完全にフリーとなり、GKとの一対一を決め切り追加点を奪った。

その後はゴールがなかなか生まれなかったが、85分にはボックス付近で得たFKから大山啓輔がクロス。これを袴田裕太郎がヘッドで合わせて3点目を奪い、0-3で快勝した。

岩手、大宮が勝った中、19位のザスパクサツ群馬(勝ち点31)は14位の東京ヴェルディ(勝ち点41)と対戦し、1-1のドロー。新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性者が多く出ている中、控えにGKがいないという異例のメンバー構成に。それでも54分に川本梨誉のゴールで先制するも、58分に東京Vが森田晃樹のゴールですぐさま同点に追いつく。その後は互いにゴールを奪えず、引き分けに終わって降格圏に転落した。

◆明治安田生命J2リーグ第35節
▽9/10(土)
いわてグルージャ盛岡 1-0 水戸ホーリーホック
ジェフユナイテッド千葉 1-0 ツエーゲン金沢
東京ヴェルディ 1-1 ザスパクサツ群馬
FC町田ゼルビア 0-1 レノファ山口FC
横浜FC 0-0 栃木SC
ヴァンフォーレ甲府 0-3 大宮アルディージャ
アルビレックス新潟 3-0 FC琉球
ブラウブリッツ秋田 0-0 徳島ヴォルティス
ファジアーノ岡山 2-1 モンテディオ山形
V・ファーレン長崎 1-3 ロアッソ熊本
大分トリニータ 1-0 ベガルタ仙台

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新潟DF早川史哉に第一子誕生!今季も公式戦4試合出場「妻、生まれてきてくれた息子にとても感謝しています」

アルビレックス新潟は19日、18日にDF早川史哉(29)に第一子となる男の子が誕生したことを発表した。 早川は2020年5月に一般女性と結婚。翌シーズン後のオフ期間中に結婚式を行っていた。 新潟の育成組織出身で、U-15、U-18と過ごし、筑波大学を経て2016年に新潟へと入団した早川。プロ1年目のシーズン途中に急性白血病と診断されたが、骨髄移植手術、治療を経て、2018年にトレーニングの再開に至るまで復活を遂げた。 2019年に再び選手登録され、8試合に出場すると、2020年は30試合に出場。2021シーズンにはプロ初ゴールも記録した。今季はJ1で2試合、ルヴァンカップ2試合に先発出場している。 ポジショナルプレーの肝となるサイドバックは、クラブ公式サイトを通じて喜びの声を伝えている。 「このたび、第一子が生まれました」 「これまで、どんな時も自分がサッカーに集中できるようにサポートしてくれながら、お腹の中で大切に息子を育て、元気に産んでくれた妻、そして健康に生まれてきてくれた息子に、とても感謝しています」 「これからも毎日を楽しく幸せに過ごせるように頑張っていきますので、今後も温かく見守っていただけたら幸いです」 「引き続き、大きな応援をよろしくお願いいたします」 「最後に、お産までに携わっていただいた病院や産院の関係者の皆様にも、この場を借りて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました」 <span class="paragraph-title">【写真】早川夫妻をアルビファミリーが囲む幸せショット!結婚式の様子</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%97%A9%E5%B7%9D%E5%8F%B2%E5%93%89?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#早川史哉</a> 選手の結婚式が行われています入籍からしばらく挙式できなかった2人の晴れ姿早川選手も奥様も素敵です<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E6%96%B0%E6%BD%9F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アルビレックス新潟</a> サポーターの皆さんもお祝いしましょう‼️<br><br>入籍当時の動画は<a href="https://t.co/ILiggnGFQ1">https://t.co/ILiggnGFQ1</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/albirex?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#albirex</a> <a href="https://t.co/TDZUS39fi5">pic.twitter.com/TDZUS39fi5</a></p>&mdash; アルビレックス新潟 (@albirex_pr) <a href="https://twitter.com/albirex_pr/status/1478286361870618626?ref_src=twsrc%5Etfw">January 4, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.04.19 14:10 Wed

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