今夏の国際移籍金総額は7125億円! 支払い1位は2位に3倍以上差のイングランド、FIFAが発表

2022.09.10 09:25 Sat
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国際サッカー連盟(FIFA)は9日、今夏の移籍市場で動いた金額を報告した。
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今回発表されたのは、2022年6月1日〜9月1日までの移籍金。国境を跨ぐ国際移籍のみの金額となり、国内での移籍金は含まれないこととなる。男子の移籍件数は、過去最高の9717件となり、2021年夏に比べて16.2%増加。また、移籍金総額は50億ドル(約7125億円)となり、38億5000万ドル(約5486億円)だった昨夏よりも29.7%増加した。なお直近5年間では3番目の多さで、2019年夏は58億ドル(約8265億円)だった。
なお、女子のプロ選手の移籍件数は684件で、こちらも過去最高を更新。2021年より14.4%増えている。

国別で見れば、最も多くの移籍金を支払ったのはイングランドで約18億ドル(約2565億円)。2位はイタリアの約5億5000万ドル(約783億円)、スペインの約4億8000万ドル(約684億円)、フランスの約4億7000万ドル(約670億円)、ドイツの約4億6000万ドル(約655億円)と続いている。
圧倒的に移籍金を支払っているイングランドだが、国内移籍でもチェルシーがレスター・シティから獲得したDFヴェスレイ・フォファナ、マンチェスター・シティから獲得したFWラヒーム・スターリング、ブライトン&ホーヴ・アルビオンから獲得したDFマルク・ククレジャなど今夏の移籍金上位にはいる選手はい含まれていないため、実質の金額はさらに増すものと見られる。

また、特筆すべきはポルトガル。2年連続で移籍金の収入が大幅に減少していたが、2021年夏に比べて3倍以上の収入となっている。

一方で、最も移籍金を受け取ったのは1位がフランスで6億1700万ドル(約880億円)、2位はドイツで5億6000万ドル(約798億円)となっている。

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