チェルシーDFフォファナがハムストリング手術…今季中の復帰絶望的に
2025.04.06 18:30 Sun
今季絶望となったフォファナ
チェルシーのフランス代表DFヴェスレイ・フォファナの今シーズンが一足早く終了することになった。
今シーズンはセンターバックと右サイドバックを主戦場に、開幕からディフェンスラインの主力として活躍。サスペンションで欠場となった1試合を除き、開幕からのリーグ戦12試合に出場していたが、昨年12月に行われたアストン・ビラ戦でハムストリングを痛め、戦線離脱。
その後、先月初旬に行われた第28節レスター・シティ戦で戦列に復帰し、直後のアーセナル戦にも出場。しかし、インターナショナルマッチウィークの期間にケガが再発し、直近のトッテナム戦は欠場していた。
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チェルシーは5日、フォファナがハムストリングの手術を受けたことを明かした。離脱期間に関しては「今後数週間にわたりコブハムでクラブのメディカルスタッフとともにリハビリを受ける予定」とのみ伝えているが、今季中の復帰は絶望的となった。また、6月に控えるFIFAクラブ・ワールドカップ2025に関しても欠場の可能性が高そうだ。その後、先月初旬に行われた第28節レスター・シティ戦で戦列に復帰し、直後のアーセナル戦にも出場。しかし、インターナショナルマッチウィークの期間にケガが再発し、直近のトッテナム戦は欠場していた。
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チェルシーがファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の違反に直面したことで、欧州サッカー連盟(UEFA)との交渉を行っているようだ。 UEFAは、ヨーロッパの大会に出場するクラブに対し3年間で総額2億ユーロ(約322億4000万円)の損失を許容している。 2023-24シーズンに関しては、UEFAは過去2シーズンを評価し、チェルシーに最大6790万ポンド(約129億円)の損失を許容。ただ、チェルシーは2年間で2億3700万ポンド(約450億3000万円)の損失となり、制限を遥かに上回ってしまっている状況だ。 そんな中、チェルシーは2022-23シーズンに姉妹会社でもあるブルーこ22プロパティーズに対して7650万ポンド(約145億4000万円)で売却したコプソーンとミレニアムの2つのホテルに加え、2023-24シーズンに男子チームとは別事業として再編された女子チームの2億ポンド(約380億円)の評価も加えて、UEFAに認めてもらおうとしている。 UEFAは、女子チームの売却で得た利益はFFPの数字には含めることを許可しておらず、プレミアリーグでは認めれているホテルの売却に関しても認めていない。 正式な発表は今後なされると見られているが、UEFAとの間に発生しそうなことは罰金の支払いと見られている。 健全経営がどこでも求められている中で、抜け道を使おうとした結果、規定に引っかかりそうなチェルシー。どんな結末を迎えるのか、5月にも発表があるとされている。 2025.04.05 23:40 Sat5