浅野の今季初ゴールなどで3発快勝のボーフムが2回戦へ!レバークーゼンが4部相手に金星献上《DFBポカール》

2022.07.31 03:20 Sun
Getty Images
DFBポカール1回戦の11試合が、30日にドイツ各地で行われた。
PR
浅野拓磨の所属するボーフムは、4部に所属する1889ベルリンとアウェイで対戦し3-0で勝利した。試合は18分にシモン・ツォラーのゴールでボーフムが先制すると、22分にはボックス左から侵入したホルンの折り返しを中央でホフマンがトラップ。浮いたボールを走りこんだ浅野が左足で流し込んだ。
ハーフタイムで浅野を下げたボーフムは、後半にもホフマンが追加点を挙げるなど危なげない試合運びで順当に2回戦へ駒を進めた。

また、田中碧の所属するデュッセルドルフは、アウェイで4部に所属するオッフェンバッハと対戦し4-1で勝利した。前半にA・ホフマンのゴールで先制したデュッセルドルフは、後半立ち上がりにもペテルソンが追加点を奪取。

その後、71分と79分にギンチェクがゴールネットを揺らすなど、4発完勝で2回戦進出を決めた。なお、田中はフル出場している。
そのほかではエルフェアスベルク(4部)が今ラウンド最大の番狂わせを起こし、ドイツ国内で大きな話題を集めることに。昨季ブンデス3位のレバークーゼンと対峙したエルフェアスベルクは、開始早々のゴールで先制すると、その後の壮絶な打ち合いを制し、4-3でレバークーゼンから大金星を挙げた。

なお、30日に開催された結果および1回戦の日程一覧は以下の通り。

◆DFBポカール1回戦 日程&結果
▽7/30(土)
1889ベルリン(4部) 0-3 ボーフム
19シュトラーレン(4部) 3-4 ザンクトパウリ(2部)
バイロイト(4部) 1-3 ハンブルガーSV
レーゲンスブルク(2部) 0-0(PK:4-3) ケルン
リューベック(4部) 1-0 ハンザ・ロストック(2部)
イラーティッセン(4部) 0-2 ハイデンハイム(2部)
エルフェアスベルク(4部) 4-3 レーバークーゼン
ヴェルニゲローデ(4部) 0-10 パーダーボルン(2部)
シュツットガルト・キッカーズ(4部) 2-0 グロイター・フェルト(2部)
オッフェンバッハ(4部) 1-4 デュッセルドルフ(2部)
イェーナ(4部) 0-1 ヴォルフスブルク

▽7/31(日)
SWレーデン(4部) vs ザントハウゼン(2部)
ブレーマーSV(4部) vs シャルケ
ショット・マインツ(4部) vs ハノーファー(2部)
レーディングハウゼン(4部) vs ホッフェンハイム
オーバーアハーン(4部) vs ボルシアMG
ローネ(4部) vs アウクスブルク
カイザースラウテルン(2部) vs フライブルク
エンガース(4部) vs ビーレフェルト
マンハイム(4部) vs ホルシュタイン・キール(2部)
エルツゲビルゲ(2部) vs マインツ
ブラウンシュヴァイク(3部) vs ヘルタ・ベルリン

▽8/1(月)
コットブス(4部) vs ブレーメン(2部)
ケムニッツ(4部) vs ウニオン・ベルリン
マクデブルク(3部) vs フランクフルト
インゴルシュタット(2部) vs ダルムシュタット(2部)

▽8/30(火)
オッテンセン1905(4部) vs ライプツィヒ

▽8/31(水)
ヴィクトリア・ケルン(4部) vs バイエルン

▽7/29(金)
ディナモ・ドレスデン(2部) 0-1 シュツットガルト
ノイシュトレーリッツ(4部) 0-8 カールスルーエ(2部)
カーン=マリエンボルン(4部) 0-2 ニュルンベルク(2部)
1860ミュンヘン(3部) 0-3 ドルトムント

PR
関連ニュース

「完璧なキャプテン」ザッケローニ元日本代表監督が引退発表の長谷部誠を労う「羽田空港に見送りに来てくれたことを忘れたことはない」

元日本代表監督であるアルベルト・ザッケローニ氏が、17日に現役引退を発表したフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠を労った。 17日、長谷部は記者会見を開き、今シーズン限りで22年間の現役生活に幕を下ろすことを発表。引退後は、フランクフルトで指導者としての道を歩むこととなる。 その長谷部は、日本代表として2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)から2018年のロシアW杯まで3大会に出場し、その間キャプテンを務めるなど活躍。114試合に出場していた。 ザッケローニ監督が率いた、2010年から2014年はまさにキャプテンとして活躍し、2011年にはアジアカップを制覇。ブラジルW杯では悔しい結果に終わったが、ザッケローニ監督の日本代表キャリアでは常に長谷部と共にあった。 ザッケローニ氏は日本サッカー協会(JFA)を通じてコメントを寄せ、選手として、キャプテンとしての長谷部を称えた。 「長谷部は私にとって“完璧なキャプテン”です」 「彼の豊かな人間性、優雅な立ち居振る舞い、常に正しい判断力は、まさにリーダーたるもので、30年間にわたる私の監督のキャリアの中でも比類なきものでした」 「彼と一緒に仕事をすれば、私のメッセージは正確に適切な形で選手たちに伝えられ、チーム内でのコミュニケーションが建設的なものになりました」 「SAMURAI BLLUE(日本代表)の挑戦は彼がいなければ達成できなかったと断言することができます。誠、あなたの献身的な仕事、そして、私やサッカーに対して与えてくれた全てのことに感謝します」 「日本での素晴らしい日々が終わる日、内田篤人と共に羽田空港に見送りに来てくれたことを忘れたことはありません。誠、あなたは私の息子のようでもありました。イタリアの我が家はいつでもあなたを歓迎します。近いうちにお会いしましょう。セカンドキャリアでの成功も祈っています」 2024.04.18 22:25 Thu

去就注目の鎌田大地、1万6000円払えばラツィオと2027年6月まで契約延長か

今夏の去就が注目を集めているラツィオの日本代表MF鎌田大地(27)だが、今後数週間がポイントになるようだ。 フランクフルトを退団し今シーズンからラツィオに加入した鎌田。セリエA初挑戦となった今シーズンは、開幕からスタメン起用され、第3節で初ゴールを記録するなど、順調なスタートを切ったかに思われた。 しかし、徐々に出番が減り、ベンチスタートが増えた中、マウリツィオ・サッリ監督の下ではチャンスに恵まれない状況に。1月には移籍の話もあったが残留するなどした中、そのサッリ監督が成績不振でチームを離れ、イゴール・トゥドール監督が就任した。 すると、トゥドール監督は鎌田を評価。リーグ戦では3試合連続で先発起用され、80分、90分、90分と多くの時間を与えられている。 退団するという話も浮上している中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が鎌田の状況をレポート。クラブとの契約について伝えた。 鎌田は1年契約を結び、2年間の延長オプションがついているとされていたが、どうやらその契約延長の条項発動には期限があるという。 ロマーノ氏によれば、5月末までがオプション行使の期限とのこと。その金額は100ユーロ(約1万6000円)とのことで、鎌田がクラブに支払うことで、契約が2027年6月まで延長することになるという。 その金額を支払わなければ、鎌田はフリーとなり、他クラブへの移籍が可能となるという。 ポジションを掴み始め、監督からの信頼も得ている鎌田。1年で新天地に行くのかどうか、注目を集めることになる。 2024.04.18 14:35 Thu

120年越しの初優勝へ…NECナイメヘン小川航基&佐野航大が挑むアドレナリン全開のKNVBベーカー決勝戦

NECナイメヘンのロジャー・マイヤー監督が、「クラブ史上最大の一戦」に向けて意欲だ。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 今季から日本代表FW小川航基、そしてMF佐野航大が所属するオランダ1部・エールディビジのNECナイメヘン。 加入後すぐにセンターフォワードの定位置を掴んだ小川は、エールディビジで27試合10得点を記録し、直近の第30節ズウォレ戦では2得点。KNVBベーカー(国内カップ戦)は4戦連発の4試合4得点により、同大会得点ランキング2位タイだ。 J2ファジアーノ岡山から渡欧の若武者佐野は、序盤戦こそバックアッパー要員も1月中旬より定位置を奪取し、公式戦16試合連続で先発出場中。エールディビジ6試合連続フル出場中のなか、第27節PSV戦では1得点で勝利に貢献…今季リーグ戦で唯一、首位PSVに黒星をつけたのがNECだ。 さて、そんなNECは、過去に2部リーグを2度、3部リーグを1度制覇した以外にタイトル獲得経験のない、いわば中堅以下のクラブ。そんな彼らは今季、リーグ戦でPSVから金星を挙げただけでなく、KNVBベーカー決勝戦まで駒を進めている。 21日に、対戦相手は日本代表FW上田綺世も所属の昨季エールディビジ王者・フェイエノールト。19世紀ラストの1900年11月に創立されたNECは、勝てばオランダ・トップディビジョンでの初タイトルとなる。 会場はフェイエノールトの本拠地デ・カイプとあって、完全アウェイが待ち受けているNEC。 とは言え、クラブ史に残る“初タイトル”を目指す彼らがエネルギーに満ち溢れているのは想像に難くなく、就任4季目のマイヤー監督も17日、「クラブがこれほど注目された過去を私は知らない。少なくとも私にとってはサッカー人生最大のゲームだ」と、アドレナリンの放出を抑えられない。 NECは17日、21日のフェイエノールト戦に先立ち、前日20日に行われる本拠地でのチーム練習をファンに完全公開すると発表。ドイツとの国境にも近い人口18万人のオランダ東部ナイメヘンから、西部の世界都市ロッテルダムへ遠征に向かうチーム一行へのサポートを呼びかけた格好だ。 小川と佐野は渡欧1年目でいきなりタイトル獲得なるか…もしもフェイエノールトに勝つようなら、主軸として活躍する2人はクラブ史に刻まれる「Koki Ogawa」「Kodai Sano」となる。 ◆NECのvsフェイエノールト(直近3シーズン) ---23-24--- 2024.1 リーグ戦 2-2(引き分け) ---22-23--- 2023.2 KNVBベーカー 4-4&PK7-8(敗戦) 2023.1 リーグ戦 0-2(敗戦) 2022.10 リーグ戦 1-1(引き分け) ---21-22--- 2022.1 リーグ戦 1-4(敗戦) 2021.9 リーグ戦 3-5(敗戦) 2024.04.18 14:10 Thu

なでしこFW浜野まいかがチェルシー初ゴール! 初先発での一撃にチームメイトも喜び爆発「素晴らしい笑顔」

チェルシーのなでしこジャパンFW浜野まいかが初ゴールを記録した。 INAC神戸レオネッサから2023年にチェルシーへと完全移籍し、そのままスウェーデンのハンマルビーでプレーした浜野。17試合7ゴールを記録した中、今シーズンからチェルシーへと復帰した。 その浜野は、なでしこジャパンの一員として2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)に出場。W杯後には肩の手術を受けて長期離脱となっていた。 ケガも癒えて復帰した浜野は、2023年12月17日にチェルシーの選手としてFA女子スーパーリーグ(FAWSL)のブリストル・シティ戦でデビュー。その後しばらくプレーしていなかったが、3月3日のレスター・シティ戦にも出場していた。 なでしこジャパンにも復帰した浜野は、先日行われていたSheBelieves Cupに参加。アメリカ女子代表戦、ブラジル女子代表戦と2試合とも45分間プレーしていた。 代表活動から復帰した浜野は、17日に行われたFAWSLのアストン・ビラ戦で初先発。開始早々に相手GKが退場する中、1-0で迎えた38分に待望のゴールを記録した。 ボックス右で相手からボールを奪ったアシュリー・ローレンスがグラウンダーのクロス。これをニアサイドでカタリナ・マカリオがフリックすると、ファーサイドに詰めた浜野が体を投げ出しながら押し込み、嬉しい初ゴールとなった。 浜野のゴールにはスタンドも沸いたほか、チームメイトも祝福。ファンは「素晴らしい笑顔だ」、「みんなも嬉しそう」、「ナイスゴールだ」とコメントを寄せている。 チェルシーは3-0で勝利し、勝ち点でマンチェスター・シティと並んだ中、得失点差で首位に浮上している。 <span class="paragraph-title">【動画】笑顔爆発、浜野まいかが嬉しいチェルシー初ゴール! チームメイトも祝福</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="XbXkIAdv6II";var video_start = 285;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.18 13:30 Thu

引退発表の長谷部誠、元日本代表キャプテンの宮本恒靖会長がメッセージ「分かり合えるものがあった」

日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が、現役引退を発表したフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠へメッセージを送った。 17日、長谷部はドイツで緊急記者会見を実施。ドイツ語で行われた会見では、今シーズン限りで22年間の現役生活を終えることを発表した。 藤枝東高校から浦和レッズに加入してプロキャリアをスタートさせた長谷部は、その後ドイツへと渡りヴォルフスブルク、ニュルンベルク、そしてフランクフルトでプレー。ブンデスリーガでは通算383試合に出場し、外国人選手として歴代3位、アジア人選手としては歴代1位の記録を持っている。 今シーズンはベンチ入りを続けながらも出番は減少。ブンデスリーガでの先発はわずか2試合となっており、公式戦13試合の出場に留まっていた。 日本代表としても2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)から2018年のロシアW杯まで3大会に出場し、その間キャプテンを務めるなどし、114試合に出場していた。 その長谷部の引退を受け、日本代表でも共にプレーし、かつてキャプテンも務めていた宮本会長がJFAを通じてコメントしている。 「浦和レッズでプレーしていた頃、中盤からドリブルで持ち上がって前線で得点に絡むプレーを数多くしていたことが強く印象に残っています。そこから22年にわたり、プロサッカー選手としてのキャリアを積み重ねていく中で、監督が求める戦術などに応じて、自身のプレースタイルを変えながら昇華させてきた稀有(けう)な選手だと思います」 「ブラジルで行われたワールドカップの前、テレビ番組の収録で日本代表のキャプテンについて話したことを覚えています。実際に体験した同士だからこそ分かり合えるものがあったと感じています」 「今後は指導者としてキャリアを極めていくと聞いていますので、ピッチで培ってきたさまざまな経験を生かしつつドイツでの成功につなげてもらいたいと期待していますし、日本のサッカーの発展にもぜひ貢献して欲しいと思っています。長い間お疲れさまでした」 2024.04.18 12:58 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly