バイエルンが17歳のマティス・テル獲得を発表! サリハミジッチSD「ヨーロッパで最も優れたポテンシャル」

2022.07.26 21:11 Tue
Getty Images
ブンデスリーガのバイエルンは26日、スタッド・レンヌからU-18フランス代表FWマティス・テル(17)を獲得したと発表した。

詳細は公表されていないが、フランス『レキップ』によると、バイエルンは移籍金1500万ユーロ(約20億8000万円)にアドオン1500万ユーロを加えた金額でレンヌと合意。選手とは5年間の契約を締結したとみられている。

テルは2005年生まれの17歳。レンヌの下部組織を経て、2021-22シーズンからファーストチームの一員に。リーグ・アン7試合に出場し、公式戦通算では10試合でピッチに立った。
バイエルンのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるハサン・サリハミジッチ氏は、前途有望な若武者の獲得に喜びを顕にしている。

「彼はヨーロッパで最も優れたポテンシャルの持ち主だ。非常に速く、技術面で優れ、オールマイティなストライカーだ。長い期間、彼のことを注視してきたが、わたしたちと共に次のステップを踏み出すよう説得できて嬉しい。誇りに思っている」
テル本人も公式サイトにコメントを寄せている。

「バイエルンは世界最高のクラブの1つだね。僕はこの大きな挑戦を心から楽しみにしているよ。僕の持てる全てをバイエルンのために提供したい。サリハミジッチやクラブの責任者たちとの会談は、僕を感動させた。必ずミュンヘンに行くべきだと気づいたよ」

レンヌでは、現レアル・マドリー所属のMFエドゥアルド・カマヴィンガの記録を抜き、クラブ史上最年少出場記録(16歳と110日)を更新したテル。ドイツの絶対王者でどのような成長を見せるのか。大きな期待が集まっている。

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