チェルシー移籍に迫るクリバリがナポリに別れ 「僕にとってすべてだった」

2022.07.16 12:10 Sat
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セネガル代表DFカリドゥ・クリバリ(31)がナポリのサポーターに別れの言葉を送った。

2014年7月にヘンクからナポリ入りしてからというもの、存在感を示し続け、今やセリエA屈指のセンターバックに数えられるクリバリ。移籍市場が開くたびに他クラブからの関心が示されながら、そのたびにナポリに忠誠を誓い続けてきたが、この夏のチェルシー行きが有力視されている。

その背景にナポリの財政事情が指摘され、アドオン込みで4000万ユーロ(約55億8000万円)の移籍金を残して、センターバックの補強が急務のチェルシー行きに迫るクリバリは自身のインスタグラムに惜別のメッセージを綴った。
「2014年6月1日、忘れがたい日:ナポリに到着、純愛の物語が始まりだ」

「内気な少年だったけど、『僕ならできる』と世界に証明したいという野望でいっぱいだった!」
「勝利、敗北、喜び、失望。色々な感情が入り混じって、とてもじゃないけど、まとめられない。でも、すべてを心に刻んでいる」

「2人の子供はナポリで生まれた。そこでは人生の一部となる人々と出会い、僕や家族を最初から最後までくつろがせてくれた」

「ナポリのみんなのおかげで、今の僕がある。クラブ、会長、コーチ、チームメイト、そして長く一緒に働いたすべての方々に感謝する」

「それと、ナポリ、ナポリっ子と分けあった愛にもね。心から尊敬しているし、これからもそう」

「僕にとって、最も大切な感情のひとつである『尊敬』をこれからも育んでいきたい」

「僕にとってすべてだった。今、僕はここを去り、再びゲームに参加しなければならない」

「新たな冒険のときだ」

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「マクトミネイは完璧な選手」首位浮上ナポリのコンテ監督が力説「どこでもできる」「ゴールへの情熱を体現」

ナポリのアントニオ・コンテ監督が、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイを「完璧な選手」だと説明した。 『フットボール・イタリア』やジャンルカ・ディ・マルツィオ氏がレポートする。 少年時代から過ごしたマンチェスター・ユナイテッドを去り、完全移籍でナポリの一員となったマクトミネイ。キャリア初の移籍により、人生初の国外生活となった。 無論、カルチョに適応できるかが大事となったわけだが、割とスムーズにフィットした印象で、若かりし頃のポール・ポグバとも比較されるようなダイナミックさが光っている。 そんなマクトミネイも貢献する形で、ナポリはセリエA首位に。コンテ監督は29日のモンツァ戦後、マクトミネイを絶賛した。 「スコットは完璧な選手だ」 「多才かつ、ストライカーの後ろでトレクァルティスタ(攻撃的MF)としてプレーできる。中盤が3枚ならメッツァーラ(インサイドハーフ)になる。2枚ならその一角でもいい。[5-4-1]で攻撃的なサイドハーフをやらせてもいい」 「ゴールへの情熱が体現された存在だよ。卓越した技術、フィジカルにより、早くもナポリに溶け込んだ。私としては、彼のDNAに『目標設定』が組み込まれていることも評価したい」 ナポリは指揮官が褒めちぎるマクトミネイを、市場価値3200万ユーロ(約51.1億円)を下回る3000万ユーロ(約47.9億円)で獲得。良い買い物となったようだ。 2024.09.30 21:45 Mon
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これぞフェアプレー…ナポリ歓迎に感銘受けたコモがホーム開催リターンマッチでアウェイサポへのビール1杯を奢る約束

21年ぶりとなるセリエAの舞台を満喫するコモは、直近で対戦したナポリの心温まる歓迎を受けて恩返しを決断した。 セスク・ファブレガス監督の下でセリエA昇格を果たしたコモは、セリエA仕様へ指揮官の伝手を使いながら積極補強。開幕7試合では2勝2分け3敗の14位とまずまずの滑り出しを見せている。 その昇格組は4日に行われたセリエA第7節で首位のナポリとアウェイで対戦。前半を1-1のイーブンで終えるなど奮闘は見せたが、最終的に1-3の敗戦を喫していた。 しかし、同試合では試合前、試合中、試合後も含めてホームチームやファン・サポーターが試合会場、SNSなどを通じてフェアプレー精神、リスペクトを示していたようで、これに感銘を受けたクラブは公式SNSを通じた感謝と共に来年2月に予定される自分たちのホームゲームにおいて遠出するパルテノペイサポーターへの恩返しを約束した。 「コモ1907は、金曜夜の試合後に素晴らしいスポーツマンシップを見せてくれたナポリとそのファンに心から感謝します」 「マラドーナ・スタジアムの雰囲気と試合後の両チームのファンの反応は、他に類を見ないものでした」 「だからこそ、コモ1907は2025年2月にスタディオ・ジュゼッペ・シニガーリャで行われる第2戦で、遠征するナポリファン全員にビールを1本ずつ奢らせていただくつもりです」 通常、熱狂的なサポーターが集うナポリのホームゲームではアウェイチーム、アウェイサポーターに敵対的な態度で接する場合が多いが、首位の余裕や21年ぶり昇格の対戦相手へのリスペクトもあってか、素晴らしい形での受け入れとなったようだ。 来年2月に行われるリターンマッチでも素晴らしい内容の試合と共に、ピッチ内外で両チームのサポーターが友好的な交流を図ることを期待したい。 <span class="paragraph-title">【写真】コモがナポリファンへの感謝伝える</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Como 1907 would like to extend sincere thanks to <a href="https://twitter.com/sscnapoli?ref_src=twsrc%5Etfw">@sscnapoli</a> and its fans for the beautiful display of sportsmanship following the match on Friday evening.<br><br>The atmosphere at the Maradona stadium and reaction of both fans after the game was second to none.<br><br>This is why Como 1907… <a href="https://t.co/y8SArwDSI6">pic.twitter.com/y8SArwDSI6</a></p>&mdash; Como1907 (@Como_1907) <a href="https://twitter.com/Como_1907/status/1843338066586419464?ref_src=twsrc%5Etfw">October 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.08 18:02 Tue
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敵将セスクに「私にくれ」と言わしめた輝き…ますます脂が乗ってきた29歳ロボツカに集まる称賛「バルサが欲しがるのも当然」

ナポリのスロバキア代表MFスタニスラブ・ロボツカ(29)が正真正銘特別なプレーヤーに。『カルチョメルカート』などイタリア各紙、また敵将から称賛が寄せられている。 東欧スロバキアが輩出した近年の最高傑作であり、ナポリでは在籍6年目を迎えたロボツカ。端的に表すなら、「アジリティに長けた小柄(168cm)なセントラルハーフ」である。 22-23シーズンのスクデットへの貢献はもちろん、今季から発足したアントニオ・コンテ政権ではアタマから先発出場を続け、直近のコモ戦では敵将セスク・ファブレガスから絶賛が。 「ロボツカを私にくれ。マンマミーア、なんて素晴らしい選手なのだろう。私は先発11人全員がロボツカでも文句を言わない。彼は違いを生み出す究極なのか? ワールドクラスだ」 詰まるところ、ロボツカは前方への持ち出しを始めとする「相手を揺さぶる」プレーが並外れており、守備での貢献もピカイチ。今夏はバルセロナが獲得に動いていたとされる。 コンテ監督がそれを許すはずもなく、すぐに撤退したようだが、イタリア紙は「バルセロナが欲しがるのも当然か。ロボツカはバルサに合わせて作られたような選手だ」と称賛する。 また、「バルサは1月の移籍市場でもロボツカに来るのでは?」とも。この点の実現性はともかく、いまカルチョで燦然たる輝きを放っているのが、29歳ロボツカである。 2024.10.07 21:40 Mon
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ルカクのベルギー代表選外は本人の希望、来年3月までプレーしない意向

ナポリのFWロメル・ルカクがベルギー代表から漏れているのは本人の意向のようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。 ルカクは先月の代表戦に続き、今月行われるUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むメンバーからも漏れていた。 その理由について『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は新天地のナポリに馴染む時間を優先するためとし、2025年3月まで代表招集は見送って欲しいとベルギーサッカー協会(KBVB)に伝えているのだという。 ルカク不在のベルギーはUNLリーグAグループ2で2試合を消化し、1勝1敗スタート。今月はイタリア代表、フランス代表と対戦し、来月はイタリア代表とのリターンマッチ、イスラエル代表と対戦する。グループステージを突破すれば3月に行われる準々決勝でルカクが復帰することになる。 ナポリに専念する決断を下したルカクは加入後セリエA4試合に出場して2ゴール2アシストと上々のスタートを切っており、チームは第6節終了時点で首位に浮上している。 2024.10.05 00:30 Sat
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ナイジェリアが代表メンバー発表!オシムヘンやボニフェイス、イウォビなど豪華な攻撃陣が名を連ねる【CAN2023】

ナイジェリアサッカー協会(NFF)は29日、アフリカ・ネーションズカップ(CAN)に向けた同国代表メンバー25人を発表した。 2013年以来、4度目の優勝を目指す“スーパーイーグルス”。今大会ではグループAに入り、開催国のコートジボワール代表、赤道ギニア代表、ギニアビサウ代表と同居した。 ジョゼ・ぺセイロ監督は今大会に向けて、FWビクター・オシムヘン(ナポリ)やFWビクター・ボニフェイス(レバークーゼン)、MFアレックス・イウォビ(フルアム)、DFケネス・オメルオ(カスムパシャ)ら主力を順当に選出した。 ナイジェリアは初戦で赤道ギニア(1/14)、第2戦でコートジボワール(1/18)、最終戦でギニアビサウ(1/22)と対戦する。 今回発表されたメンバーは以下の通り。 ◆ナイジェリア代表メンバー25名 GK フランシス・ウゾホ(オモニア/キプロス) スタンリー・ヌワビリ(チッパ・ユナイテッド/南アフリカ) オロルンケレ・オジョ(エニンバ) DF ウィリアム・トルースト=エコング(PAOK/ギリシャ) ブライト・オサイ=サミュエル(フェネルバフチェ/トルコ) ケネス・オメルオ(カスムパシャ/トルコ) ソプルチュク・オニェマチ(ボアヴィスタ/ポルトガル) チドズィエ・アワズェム(ボアヴィスタ/ポルトガル) ザイドゥ・サヌシ(ポルト/ポルトガル) カルヴァン・バッシー(フルアム/イングランド) セミ・アジャイ(WBA/イングランド) オラ・アイナ(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) MF ラファエル・オニェディカ(クラブ・ブルージュ/ベルギー) ジョー・アリボ(サウサンプトン/イングランド) ウィルフレッド・エンディディ(レスター・シティ/イングランド) フランク・オニェカ(ブレントフォード/イングランド) アレックス・イウォビ(フルアム/イングランド) FW ビクター・オシムヘン(ナポリ/イタリア) サミュエル・チュクウェゼ(ミラン/イタリア) アデモラ・ルックマン(アタランタ/イタリア) ケレチ・イヘアナチョ(レスター・シティ/イタリア) ビクター・ボニフェイス(レバークーゼン/ドイツ) ウマル・サディク(レアル・ソシエダ/スペイン) モーゼス・サイモン(ナント/フランス) アーメド・ムサ(スィヴァススポル/トルコ) 2023.12.30 07:00 Sat

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