「素晴らしい1年にするために」 セビージャで輝き取り戻したラメラ、新シーズンへ意気込む

セビージャの元アルゼンチン代表エリック・ラメラが新シーズンの活躍を誓った。

トッテナムでは年々パフォーマンスに陰りが見えてきていた中で、昨夏にセビージャへと移籍したラメラ。デビュー戦となったラ・リーガ開幕節のラージョ戦で2得点を記録すると、第2節のヘタフェ戦では試合終了間際に2試合連続となる劇的決勝点を挙げた。

昨年11月に肩を負傷してからは長期離脱するも、今年3月下旬に復帰。以降もレギュラーとしてプレーし、シーズンを通して公式戦24試合の出場で5ゴール3アシストの数字を残した。
チームの韓国遠征に帯同しているラメラはクラブメディアのインタビューに応対。プレシーズンへの意気込みを語りつつ、16日に水原で行われる古巣トッテナム戦への想いを明かした。

「気分は良いし、モチベーションも高い。長旅だったけど、今年も期待に胸を膨らませながら、ここに来ることができたんだ」「昨シーズンははケガをしてしまったから、今はゼロからのスタートだけど、ベストを尽くせるように頑張っている。休暇中の時間は、プレシーズンに向けて最高のコンディションで臨むために重要だったけど、いつも以上に充実していたよ」

「チームは良い気持ちで、非常に良く団結して、リーグ開幕に向けて良いコンディションで臨もうという気持ちで取り組んでいるんだ」

「トッテナムとの試合は特別なものであり、とてもいい経験になるだろう。チームとして向上するために役立つはずだよ」

また、ワールドカップイヤーではあるものの、まずはクラブでベストを尽くすと誓った。

「競争はあるけど、チームに対して全力を注ぎ、より多くのチャンスを掴めるようトレーニングに臨みたいね」

「代表チームも良いものだし、個人的にはベストを尽くしたい。だけど、主にはセビージャを助けるための準備をしなければならないと考えているよ。ファンのみんなに対しては、素晴らしい1年にするために僕らは全力を尽くすと誓いたいね」