初代女王・INC神戸の新監督は元韓国代表の朴康造氏、京都が神戸でもプレー

2022.06.28 16:40 Tue
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INAC神戸レオネッサは27日、元韓国代表MF朴康造(パク・カンジョ)氏(42)が監督にに就任すると発表した。

朴康造は1998年に京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)へ加入し、城南一和(現:城南FC)を経て2003年にヴィッセル神戸へと加わった。元日本代表FW三浦知良(鈴鹿ポイントゲッターズ)を尊敬し、ゴール後には“カズダンス”を披露したこともある。
韓国代表にも選出経験があり、2012年の現役引退まで、JリーグではJ1通算209試合20得点、J2通算43試合10得点、韓国代表としては5試合1得点という記録を残している。

引退後はボートレーサーへの転身を目指し、養成学校へも入学したが、訓練中のケガにより断念。以降はヴィッセル神戸のスクールコーチに就任。今年4月からはINAC神戸レオネッサのアシスタントコーチ、アカデミー・スクールのテクニカルコーチに就任していた。

INAC神戸はWEリーグの初年度で見事に優勝。しかし、優勝に導いた星川敬監督がシーズン終了後に明治安田生命J3リーグのY .S.C.C.横浜の監督に就任し、監督の席が開いた状態だった。
朴康造監督はクラブを通じてコメントしている。

「このたび、INAC神戸監督に就任いたしました朴康造です。歴史あるINAC神戸の監督に就任する事ができ、大変光栄に感じております。WEリーグ初年度に優勝したチームを引き継ぐ事になり、プレッシャーもありますが楽しみでもあります。目指すサッカーは主導権を握り、攻守共に選手が躍動できるサッカーです」

「観に来ていただくファン、サポーター、スポンサーの方々、INAC神戸に関わる全ての方がまた試合を観に来たいと思っていただけるサッカーができるように頑張りたいと思っております。今季のINAC神戸へのご声援の程、宜しくお願いいたします」
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