インテルの下部組織出身である新星ニョント、古巣復帰は「いつか起こるかもしれない」

2022.06.20 16:38 Mon
Getty Images
チューリッヒのイタリア代表FWウィルフレッド・ニョント(18)が、将来的なインテル復帰の可能性について語った。
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インテルの下部組織出身であるニョントは、出場機会を求めて2020年夏にチューリッヒへ移籍。今季は公式戦36試合で10ゴール5アシストの活躍を披露し、5日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)のドイツ代表戦でイタリア代表デビューを果たした。その一戦で途中出場から5分後にアシストを記録するなど上々のパフォーマンスを見せると、14日に行われたドイツとのリターンマッチでは初ゴールも記録。強豪相手に目覚ましい活躍を続けたことで一躍注目銘柄となったニョントには、ローマやリヨン、アヤックス、ホッフェンハイムなど複数クラブからの関心が伝えられている。
ビッグクラブ注目の存在となったニョントは、イタリア『Qui Stadio a Voi Studio』に出演した際、代表での活躍を喜びつつ古巣であるインテルにも言及。今でも変わらずインテルのファンであるとし、将来的な復帰の可能性も残した。

「代表初ゴールはずっと覚えているものさ。デビュー戦で決めたアシストにも興奮したよ。チームは多くの若い選手がいて、クオリティも高く、とにかく意欲もある。代表が再スタートの時期にあるのは確かだけど、僕たちには良いスタートを切れる強さがあると思う。経験豊富な選手もいるから安心できるしね」
「インテルにいるときはいつも幸せだった。でも、移籍するときは家族も僕も、ここを去ることがキャリアにとって最良の選択だと思ったんだ。スイスでは別の国、新しい言語、新しいチームだったから、最初は大変だったよ。でも、ここにいたままなら、代表にはなれなかっただろうね」

「人生は何が起こるかわからない。僕がインテルのファンであることは、誰もが知っていると思う。ただ、今は自分のキャリアについて考えて、正しい選択をする必要があるんだ。いつかそれが起こるかもしれないけど、今のところはあまり考えないようにしている」


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