トッテナムが支配株主からの増資を発表、約240億円の資金調達で大型補強を決行か
2022.05.25 15:07 Wed
トッテナムは24日、支配株主と最大1億5000万ポンド(約240億円)の増資で合意したと発表した。
今季のプレミアリーグでトップ4フィニッシュを果たしたトッテナム。昨年11月に就任したアントニオ・コンテ監督に導かれ、3シーズンぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。
そうした中、クラブは株式の85.6%を所有していた『ENICグループ』による増資が合意に至ったと発表。最大1億5000万ポンドの資本金が新たに追加され、所有率も87.5%まで増加する可能性がある。
イギリスの投資会社である同グループは2001年にトッテナムの所有権を獲得。当時代表取締役を務めていたダニエル・レヴィ氏は、クラブの会長に就任した。
その後、トレーニングセンターであるホットスパー・ウェイの開設や、2019年から使用されているトッテナム・ホットスパー・スタジアムといった、主にインフラ面の投資を実行。買収当時は中位が定位置だったクラブは、“ビッグ6”に数えられるまでの成長を見せている。
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レヴィ氏は今回の増資を受けて、クラブ公式サイトでコメント。「ENICからの追加資金により、重要な時期にクラブへのさらなる投資が可能になる」と、この資金調達による新たなチーム強化を示唆している。
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