レーティング:フランクフルト 1-1(PK:5-4) レンジャーズ《EL》

2022.05.19 07:10 Thu
Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)決勝、フランクフルトvsレンジャーズが18日にセビージャのエスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンで行われ、1-1のまま120分間の戦いが終了。その後、PK戦を5-4で制したフランクフルトが1979-80シーズン以来、2度目の優勝を果たした。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

▽フランクフルト採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 トラップ 7.0
チームをタイトルに導くまさに守護神という活躍を披露

DF
18 トゥーレ 6.5
本来であればセンターバックの4番手だが、この試合では最終ラインで最も安定したパフォーマンスを披露。ほぼノーミスの対応と共に強さを見せた
35 トゥタ 5.0
ヒンテレッガーの不在を受け、3バックの中央でプレー。ややマイボール時に雑さが否めなかったが、守備では交代するまで奮闘。ただ、失点時は痛恨のスリップでアリボに抜け出しを許した

(→長谷部誠 6.5)
失点直後にスクランブル投入され、3バックの中央でプレー。抜群のプレーリードで再三の好守を見せ、投入前まではやや安定感を欠いたチームのビルドアップも安定させた
2 エンディカ 6.0
コンディションが万全ではない中でも要所で身体を張って最少失点に貢献

(→レンツ 5.5)
うまく試合に入ってPK成功を含めタイトル獲得にきっちり貢献

MF
36 クナウフ 5.5
運動量が求められるポジションで120分間プレーしたところは評価できるが、決勝の緊張もあったか攻守に細かいミスが散見

17 ローデ 6.0
立ち上がりに額に裂傷を負うアクシデントに見舞われたが、後半終盤に交代するまで主将としてチームを鼓舞するプレーを継続。時おり見せる高い位置での潰しが非常に効果的だった

(→ヤキッチ 6.0)
際どいミドルシュートを放つなど、球際の勝負を含めてチームに活力を与えた

8 ソウ 5.5
試合の入りは良かったが、時間の経過と共に中盤のバトルで苦戦。それでも、バランサーとして交代まで守備を締めた

(→フルスティッチ 5.5)
難しい時間帯での投入となったが、攻守両面で危なげなかった

10 コスティッチ 6.5
圧巻のクロスから同点ゴールをお膳立て。タベルニエと好勝負を演じながら、機能不全だった右サイドを補って余りある攻撃面での活躍を見せた

FW
29 リンドストローム 5.5
要所で巧さや気の利くプレーは見せたが、負傷明けということもあり普段に比べてキレやパワーを出せず

(→ハウゲ 5.5)
最低限の仕事はこなしたが、途中出場としてはややインパクトが足りなかった

19 ボレ 6.5
ストライカーとしての嗅覚を発揮し、チームを救う見事な同点ゴールを奪取。タイトルをもたらすPKを含め、EL決勝トーナメントの終盤戦に入って圧巻の勝負強さを発揮した

15 鎌田大地 6.0
後半の決定機逸はあったが、気迫のPK成功。120分を通じて攻撃面で良いアクセントを付け、守備でもよく戦った

監督
グラスナー 6.5
リーグ戦では苦しんだものの、ELの舞台では延長戦に持ち込まれたベティスとの2ndレグでの敗戦を除き無敗で優勝。クラブに42年ぶりのタイトルをもたらした

▽レンジャーズ採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 マクレガー 6.0
40歳と107日でEL決勝の最年長出場記録を樹立。PK戦ではヒーローになれなかったが、クナウフの決定機を阻止するなど、的確なポジショニングと判断が光った

DF
2 タベルニエ 6.0
コスティッチと鎌田のコンビを警戒してか、前半は思うように高い位置を取ることができず。それでも、守備で我慢しながらウイングバックに移ってからは幾度か良い突破を見せた

6 ゴールドソン 6.0
ビルドアップではストレスを感じる場面もあったが、守備では冷静な判断で相手の仕掛けやクロスに応対。的確な潰しでボレを苦しめた

3 バッシー 6.5
機動力を生かした守備で相手の速い攻めに対応。失点場面のややアラートを欠いた対応や際どいロストはあったが、それを補って余りある再三の好守を見せた

31 バリシッチ 6.0
クナウフへの警戒から得意の攻撃参加はやや自重。左足の正確なクロスで惜しい場面を創出。延長終盤に無念の負傷交代…

(→ルーフェ 5.5)
投入直後に決定機を演出し、PK戦も成功

MF
8 ジャック 5.5
中盤のダイナモとして積極的にプレーに関与。守備では相手の屈強な中盤とよく戦ったが、攻撃ではなかなか良い形でチャンスメークには至らず

(→スティーブン・デイビス 5.5)
ベテランらしい堅実なプレーで状況に応じた対応を見せた

4 ランドストラム 6.0
3バックではなく本職のアンカーでプレー。守備では鎌田を徹底監視しつつ、マイボール時は2センターバックと共にビルドアップの起点を担った

18 グレン・カマラ 5.5
持ち味のフィジカル能力を発揮。ソウらとの肉弾戦で堂々と渡り合ったが、攻撃ではもう少し精度、アイデアがほしかった

(→アルフィールド 5.5)
本職ではない最前線でプレー。守備は堅実に役目をこなしたが、チャンスメークでは物足りず

FW
23 ライト 5.5
幾度か身体を張ったプレーでチャンスメークをしたが、局面を変えるような仕掛けはなかなか出せず。ただ、評価に値するハードワークだった

(→サカラ 5.5)
後半途中からの投入となったが、PK戦の直前に下げられてINOUTの形に。ただ、悲観するほど悪いパフォーマンスではなかった

(→ラムジー 5.0)
恐らくPK戦を意識しての投入となったが、やや中途半端なシュートを止められてPK戦唯一の失敗に…

17 アリボ 6.5
本職ではない最前線でのプレーだったが、抜け目ない先制点に加えて、ボールキープや仕掛けでも存在感を放った

(→サンズ 5.5)
3バックの一角でプレー。難しい状況ながらもうまく試合に馴染んだ

14 ケント 6.0
延長後半の決定機を決められずにヒーローになり損ねたが、120分間を通して攻守両面で素晴らしいパフォーマンスを見せた。試合終盤の個での打開は見事だった

監督
ファン・ブロンクホルスト 5.5
結果的にPK戦を意識して投入したラムジーが失敗する形に。それでも、序盤の劣勢からうまく立て直して延長戦では勝つチャンスも十分にあった見事な戦いぶりだった

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
トラップ(フランクフルト)
延長後半終盤のビッグセーブでPK戦に持ち込む原動力となった上、そのPK戦ではラムジーのシュートを見事に止めて文句なしのMOM。PSG時代にも多くのタイトルに輝いたが、今回は主役として堂々とトロフィーを掲げられたはずだ。

フランクフルト 1-1(PK:5-4) レンジャーズ
【フランクフルト】
ボレ(後24)
【レンジャーズ】
アリボ(後12)

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